ウォッカの原料・味は産地によって変わる?4大スピリッツとの違いも解説!

ウォッカの原料を知っていますか?ウォッカは蒸留酒の一つですが、今回は、ウォッカと4大スピリッツの違いを原料・産地・製造方法別に紹介します。ウォッカは産地によって原料や味が変わるのかも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ウォッカとは?
  2. ウォッカは蒸留酒
  3. ウォッカの原料
  4. ウォッカと4大スピリッツの違いは?
  5. ①原料
  6. ②産地
  7. ③度数
  8. ④製造方法
  9. ⑤味
  10. ウォッカは産地によって原料・味が変わる?銘柄のおすすめは?
  11. ①ロシア(スミノフ・ストリチナヤ)
  12. ②韓国(ギルビー)
  13. ③スウェーデン(アブソルート)
  14. ④フィンランド(フィンランディア)
  15. ⑤ウクライナ(ミールナ)
  16. ⑥ポーランド(ズブロッカ)
  17. ウォッカをうまく飲もう

ウォッカとは?

ウォッカは、ロシアやヨーロッパなど比較的寒い地域で造られているお酒です。アルコール度数が高いイメージのお酒ですが、ウォッカとはどのような特徴があるお酒なのでしょうか?

ウォッカは蒸留酒

ウォッカは穀物を濾過して造った醸造酒を、更に濾過することでアルコール濃度を高めた蒸留酒です。アルコール度数は40度前後のもの一般的ですが、高いアルコール度数のものもあります。

ウォッカは蒸留の際にアルコールを90度近くまで高めるため原料の成分はほとんど消され、アルコールの香り以外はほぼ無味無臭に仕上がります。白樺の炭を使用して濾過する為、クリアな味に仕上がることもウォッカの特徴です。

ウォッカの原料

ウォッカは以下の原料で造られています。

・トウモロコシ
・じゃがいも
・大麦
・小麦
・ライ麦


ウォッカの主な原料は穀物ですが、ブドウやミルクから取れた乳糖やサトウダイコンが使われているものもあります。ウォッカにはレギュラータイプとフレーバータイプがあり、フレーバードウォッカには果実やハーブのフレーバーも加えられ香り豊かに仕上がります。

ウォッカと4大スピリッツの違いは?

蒸留酒の総称であるスピリッツには色々な種類がありますが、純度が高いものを4大スピリッツと呼びます。4大スピリッツはウォッカの他に、ジン、テキーラ、ラムがあります。ウォッカとの違いやそれぞれどのような特徴があるのか紹介します。

①原料

4大スピリッツの原料です。

・ウォッカ:大麦・小麦・ライ麦・ジャガイモ・トウモロコシ
・ジン:大麦・小麦・ライ麦・ジャガイモ
・テキーラ:竜舌蘭
・ラム:さとうきび


4大スピリッツの中でもウォッカとジンの原料はほぼ同じで、主に穀物から造られています。テキーラは、アロエの形をしている竜舌蘭と呼ばれる植物の樹液が原料として使われているのが特徴です。ラムは原料にさとうきびの搾り汁や、廃糖密を使われているのが他のスピリッツとの大きな違いです。

②産地

4大スピリッツの産地の違いをみてみます。

・ウォッカ:ロシア、ポーランド
・ジン:ドイツ、イギリス、オランダ
・テキーラ:メキシコ
・ラム:西インド諸島


4大スピリッツは世界中の様々な場所で、地域に適したスピリッツが造られています。高いアルコール度数のウォッカは体を温める効果があるので、多くが寒い地域で生産されています。テキーラの産地はメキシコで、原料である竜舌蘭の自生地です。ラムは原料に暖かい場所で育つさとうきびを使っているので、温暖な気候の西インド諸島で造られています。

③度数

4大スピリッツのアルコール度数の違いです。

・ウォッカ:40~60度
・ジン:40~50度
・テキーラ:40~50度
・ラム:40~50度


アルコール度数はどれもほぼ同じですが、その中でもウォッカは寒い地域が原産の蒸留酒なので高いアルコール度数を誇ります。銘柄によっては、90度近い度数のウォッカもあります。ラムも同じように、75度近くまでアルコール度数を高めたものもあります。

④製造方法

4大スピリッツの製造方法の違いをみてみます。

・ウォッカ:原料を蒸留し、白樺の炭を使って濾過
・ジン:原料を蒸留し、薬草を使って香り付け
・テキーラ:原料の竜舌蘭から出た樹液を酵母で醗酵させて、エタノールに変え蒸留
・ラム:原料をアルコールで醗酵させて、エタノールに変え蒸留


ウォッカが他のスピリッツと違う最大の特徴は、白樺の炭を使って濾過する点です。また、ウォッカとジンは原料はほぼ同じですが、ジンは製造工程で薬草成分を使って香りをつけている点がウォッカとの大きな違いです。

⑤味

それぞれのスピリッツの味の違いを紹介します。

・ウォッカ:クセがないクリアでスッキリした味わい
・ジン:薬草の独特な香りと鋭い切れ味
・テキーラ:独特の香りを持つクセのあるものや、まろやかで飲みやすいものなど様々
・ラム:さとうきびによるカラメルのような甘味。お菓子や料理にも使われる

ウォッカの味の特徴は水のようなくせのないところで、ジンは味よりも個性的な香りが特徴です。テキーラは焼酎にも似た味わいで、独特の香りや甘味を持っています。ラムはさとうきびの甘さをしっかり感じることが出来てとても飲みやすいので、スピリッツ初心者にもお勧めのお酒です。

(*ジンとウォッカの違いや、ラム酒について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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ウォッカは産地によって原料・味が変わる?銘柄のおすすめは?

4大スピリッツの一つであるウォッカは、多くが穀物を原料として寒い地域で生産されていますが、産地による原料や味に違いはあるのでしょうか?おすすめの銘柄とともに解説します。

①ロシア(スミノフ・ストリチナヤ)

ロシアは世界最大のウォッカ生産国で、多くの銘柄が流通しています。大麦や小麦等の穀物を原料にしており濾過の工程が他の地域よりも多いので、純度が高くスッキリした味わいに仕上がります。特にスミノフは3回の蒸留と10回の濾過の工程を経て造られる為、軽い口当たりで飲みやすい味になります。スミノフの他、ストリチナヤなどが代表的な銘柄です。

②韓国(ギルビー)

韓国の代表的なウォッカに、元々はイギリスの発祥であるギルビーがあります。白樺活性炭で濾過されたクリアな味わいで香りがないので、カクテルの割り材としてもお勧めです。他にも、ロシア原産であるスミノフは、日本で販売されているものの多くが韓国産です。

③スウェーデン(アブソルート)

スウェーデンのウォッカは、厳選された原料を使っていることが特徴です。中でもアブソルートは秋まきの小麦が主原料で、小麦独特の甘い香りを感じることが出来ます。天然の井戸水を使用しているので、クセのない自然な口当たりに仕上がります。ドライフルーツの香り等のフレーバードウォッカのラインナップが多いのもアブソルートの特徴で、カクテルに使われることも多い銘柄です。

④フィンランド(フィンランディア)

フィンランドのウォッカは天然の氷河水で造られているので、雑味のないクリアな味わいを感じることができます。世界的にも有名な銘柄のフィンランディアは、原料に六条大麦100%と氷河水から自然に濾過された天然の湧き水を使っている為すっきりとした味に仕上がります。フレーバーのバリエーションが豊かな点も、フィンランディアの特徴的の一つです。

⑤ウクライナ(ミールナ)

ウクライナは以前は旧ソ連の一部だった為、ウォッカの製造も強く影響を受けています。原料には小麦等の穀物が使われており、スッキリとして飲みやすい味わいが特徴です。代表銘柄のミールナは、厳選されたという意味を持ち様々な製造方法の製品があります。比較的安価で品質も良いとされ、最も国民に親しまれている銘柄です。他にも、チェリーやナッツの風味を生かしたフレーバーウォッカも造られています。

⑥ポーランド(ズブロッカ)

ポーランドはロシアに次ぐウォッカの生産地で、伝統的な製法を元に造られています。ポーランドの代表銘柄であるズブロッカは、ライ麦を中心とした穀物が原料のフレーバードウォッカです。他にも原料にパイソングラスと呼ばれる薬草を使用することで、桜餅のような香り豊かな味わいになります。女性からの人気が高く、ウォッカが苦手な人でも飲み易い為世界中で愛されている銘柄です。

ウォッカをうまく飲もう

ウォッカの持つ魅力や、様々な特徴を紹介してきました。ウォッカは産地や銘柄による味の違いを楽しんだり、ウォッカを使った美味しいカクテルを見つけたりと色々な楽しみ方ができるお酒です。是非、お好みのウォッカを見付けて下さい。

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