ウォッカのアルコール度数は高い?平均は?種類・飲み方別に比較して紹介!
ウォッカのアルコール度数はどれぐらい高いか知っていますか?平均はどれぐらいなのでしょうか?今回は、ウォッカのアルコール度数が低いのか・高いのかを〈スミノフ・スピリタス〉など種類別や〈ショット・ロック・カクテル〉など飲み方別に比較してショット1杯のアルコール量を何杯で酔うのかとともに紹介します。ウォッカなどアルコール度数の高いお酒の飲み方や度数別のおすすめ商品を紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
- ウォッカのアルコール度数は高い?平均は?種類によって違う?
- ウォッカのアルコール度数は「平均40度」と高い
- ウォッカの度数をテキーラ・ビールなど他のお酒と比較すると?
- ウォッカ(40度)の飲み方別の度数は?ショット・ロックはどれぐらいで酔う?
- ウォッカのショット1杯(30ml)のアルコール量は「約10g」
- ウォッカのショット杯数別のアルコール量と酔い具合の目安
- ウォッカをカクテルにした場合のアルコール度数の目安
- ウォッカなどアルコール度数の高いお酒を飲む際の注意点は?
- ①大量に一気飲みをしない
- ②チェイサー・水を忘れずに飲む
- ③空腹状態で飲まない
- ④カクテルの組み合わせにも注意する
- ⑤自分の限界値を知っておく
- ウォッカの度数が低いおすすめ商品を紹介
- ①ペルツォフカ35(35度/1,155円)
- ②ブラックデスウォッカ37.5(37.5度/1,470円)
- ③ギルビーウォッカ37.5(37.5度/858円)
- ウォッカの度数が高いおすすめ商品を紹介
- ①スピリタス(96度/1,690円)
- ②ドーバースピリッツ(88度/2,084円)
- ③奥飛騨ウォッカ(55度/2,175円)
- ウォッカを飲む際は度数・飲み方に注意!
ウォッカのアルコール度数は高い?平均は?種類によって違う?
世界四大スピリッツに名前を連ねるウォッカは、穀物を原料とする蒸留酒です。発祥地はロシアとポーランドの2つの説があり、蒸留する際に白樺の活性炭でろ過するのが一般的です。ここでは、ウォッカのアルコール度数について説明します。
ウォッカのアルコール度数は「平均40度」と高い
ウォッカのアルコール度数は高く40度が一般的で、以下のように度数が異なる様々な商品があります。
【40度未満】
・ペルツォフカ35
・ブラックデスウォッカ37.5
・ギルビーウォッカ37.5
【40度〜60度】
・スカイウォッカ
・ズブロッカ
・ボルスカヤウォッカ
・スミノフブルー50
・クレプカヤ
【60度以上】
・スピリタス
・ドーバースピリッツ
・バルカン176
メーカーによって蒸留手法が異なるため、香りや味にも違いがあります。そのまま飲むだけでなく、カクテルベースとして使用することも多いです。近年はアルコール度数が低いウォッカのほか、お酒としてではなく消毒剤として入荷されるウォッカも増えおり、アルコール度数の幅も広がっているようです。
ウォッカの度数をテキーラ・ビールなど他のお酒と比較すると?
お酒 | アルコール度数 |
ウォッカ | 40% |
ビール | 5% |
日本酒 | 15% |
ワイン | 15% |
焼酎 | 25% |
テキーラ | 40% |
ウイスキー | 40% |
ラム酒 | 40% |
上記の表は、ウォッカと他のお酒の平均的なアルコール度数を示したものです。ウォッカのアルコール度数を他のお酒と比較すると、ビールやワインよりもかなり高い数字になっています。ウォッカの中にはアルコール度数が90度を超えるポーランド産のスピリタスや、80度を超える日本産のドーバースピリッツ、70度近い日本産の金龍などがあります。
また近年は歴史が浅いアメリカ産のスカイウォッカも人気ですが、アルコール度数は45度と低めです。ウォッカをベルモットと合わせてマティーニなどのカクテルにすることで、アルコール度数を低くして飲むのもよいでしょう。
ウォッカ(40度)の飲み方別の度数は?ショット・ロックはどれぐらいで酔う?
蒸留酒であるウォッカは味にクセがなく、飲みやすいお酒の1つですが、どのくらい飲むと酔うのでしょうか。ここでは、40度のアルコール度数のウォッカのアルコール量と、飲み方別の酔い具合を説明します。
ウォッカのショット1杯(30ml)のアルコール量は「約10g」
40度のウォッカをショット1杯である30ml飲む場合のアルコール量は、約10gです。ロックは少し低くなるが、飲み過ぎるとアルコールの過剰摂取に繋がるため注意してください。スピリタスのアルコール度数は96%と高いので、この場合はショット1杯でも24gのアルコールを摂取することになります。
(*ウォッカのショットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ウォッカのショット杯数別のアルコール量と酔い具合の目安
酔い具合 | ショット何杯(40度) | アルコール量 | ビール瓶(相当量) |
そう快期 | 2.5杯 | 30g | 1本 |
ほろ酔い期 | 5杯 | 60g | 1〜2本 |
酩酊初期 | 7.5杯 | 90g | 3本 |
酩酊期 | 12杯 | 150g | 4〜6本 |
泥酔期 | 20杯 | 250g | 7〜10本 |
昏睡期 | 25杯 | 300g | 10本以上 |
上記のビールは中瓶500mlの本数となっており、お酒に酔う段階の名称には以下の特徴があります。
・そう快期/さわやかな気分になり皮膚に赤みが見られ、判断力が少し落ちる
・ほろ酔い期/ほろ酔い状態となり体温が上昇し、脈も速くなる
・酩酊初期/気が大きくなるうえ大声を出しやすく、立つとふらつく
・酩酊期/呼吸が早くなったり千鳥足になったりするとともに、吐き気や嘔吐を伴う
・泥酔期/まともに立てないうえ言葉も支離滅裂で、意識が混濁する
・昏睡期/体をゆすっても目覚めず、深くゆっくりとした呼吸になったり大小便を垂れ流したりすることもある
上記はウォッカをショットで飲んだ杯数による酔い方の目安を示したものです。一般的に、ウォッカは5杯前後でほろ酔い気分になると言われており、ロックにすると酔いにくくなります。しかし、スピリタスなどは少量でも酔いやすく、昏睡期の状態で放置すると死亡するリスクが高くなります。
アルコールの分解速度には個人差があるため、誰もが上記の表の通りに当てはまるとは言い切れません。また、飲みやすいカクテルなどを飲むうちに、酔いつぶれるケースもあるため、注意が必要です。
ウォッカをカクテルにした場合のアルコール度数の目安
ウォッカ(40度):割り材 | 度数 |
1:1 | 20% |
1:2 | 13.3% |
1:3 | 10% |
1:4 | 8% |