ジンの定義とは?原料・製造方法は?種類・国別の特徴も紹介!

ジンの原料を知っていますか?製造方法が気になりますね。この記事を読めば、ジンのことを詳しく知ることができます。今回は、ジンの原料や製造方法を、ジンの定義・どんなお酒なのかとともに紹介します。ジンの種類や国ごとの特徴も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ジンの原料は?そもそもどんなお酒?定義は?
  2. ジンの定義
  3. 原料①穀物
  4. 原料②ボタニカル
  5. ジンの製造方法は?
  6. ①スピリッツの製造
  7. ②ボタニカルで香り・風味を付ける
  8. ③ジンに加水などして完成
  9. ジンの種類・国ごとの特徴も知っておこう
  10. ①イギリス
  11. ②オランダ
  12. ③ドイツ
  13. ④日本
  14. ⑤その他・クラフトジン
  15. ジンの原料・製造方法を知っておこう

ジンの原料は?そもそもどんなお酒?定義は?

ジンはハーブのような複雑で華やかな香りが特徴のお酒で、カクテルのベースとしても良く使われます。ジンとは、そもそもどのようなお酒なのでしょうか。ここでは、ジンの定義や原料を詳しく説明します。

ジンの定義

ジンには、以下のような定義が定められています。

・ジュニパーベリーの香りが主体
・瓶詰め後のアルコール度数が37.5%以上である


ジンには上記の定義がEUで定められており、これよりも厳格な規定を満たしたものを蒸留ジン、さらに厳格な規定を満たしたジンがロンドン・ドライジンとして認められます。また、ジュニパーベリーを主体にして、様々なボタニカルで風味付けをするのがジンの特徴の1つです。

原料①穀物

ジンの原料として使われる穀物は、以下の通りです。

・じゃがいも
・大麦
・ライ麦

ジンはどの穀物を使用するかによって味が変化するお酒ですが、ジンの味はボタニカルの影響が大きく、穀物はあまり表に出てこない原料です。しかしジンの透明感を作り出すためには、じゃがいもや穀物類を蒸留発酵することが大切で、ジンの核となる主原料ともいえます。

原料②ボタニカル

ジンに使われるボタニカルは、以下のようなものがあります。

・ジュニパーベリー
・コリアンダーシード
・オレンジピール
・リコリス


定義の通り、ジンはジュニパーベリーを香りの主体とすることが必須のお酒です。上記のボタニカルはよく使用されているもので、それ以外は各ジンの特徴を左右する原料のため非公表のことが多いです。ジンはボタニカルの香りが強く残っているため、ハーブのようなすっきりとした爽やかな味わいを楽しむことができます。

ジンの製造方法は?

ジンの定義や原料はわかりましたが、ジンはどのような製造方法で作られるのでしょうか。ここからは、ジンの製造方法を工程ごとに詳しく説明します。

①スピリッツの製造

ジンのスピリッツは、以下のような製造方法で出来上がります。

①糖化
②発酵
③蒸留


糖化とは大麦やライ麦の主成分であるでんぷんを糖分に分解し、発酵可能な状態にすることです。次に糖化した原料に酵母を加え、適切な温度管理のもとで発酵させます。発酵後に連続式蒸留機などにより、アルコールと水を分離しながらアルコール度数を高めていく工程が蒸留です。

②ボタニカルで香り・風味を付ける

浸漬法とバスケット法(ヴェイパーインヒュージョン法)の、それぞれの製造方法の過程は以下の通りです。

【浸漬法】
①ジンのスピリッツを入れた蒸留器の中にボタニカルを入れる
②数日間漬け込む
③漬け込んだまま2度目の蒸留を行う

【バスケット法(ヴェイパーインヒュージョン法)】
①蒸留器のバスケット部分にボタニカルを詰める
②ジンのスピリッツを入れ2度目の蒸留を行う
③蒸気がバスケットを通過することで香りが付く


浸漬法はジンのスピリッツに直接ボタニカルを漬け込むので、材料の香りをより強く抽出することが可能です。しかし使用後の掃除や手入れの手間がかかるほか、蒸留する際に強く熱するためお酒に焦げた香りが付きやすい点がデメリットです。

バスケット法は、浸漬法に比べると軽い仕上がりですが、雑味がなく繊細な味わいのジンが楽しめます。ボタニカルの風味や香りがはっきりと出る方法ではないため、ジンにしっかりと香り付けしたい場合には不向きです。

③ジンに加水などして完成

ジンのマルチショット蒸留とワンショット蒸留の製造方法の過程や、それぞれのジンの有名な銘柄は以下の通りです。

【マルチショット蒸留の過程】
①留液にアルコールを加えて抽出したエキス分を希釈する
②加水してジンの完成形にする

【マルチショット蒸留のジン】
・ビーフィーター
・ゴードン
・翠

【ワンショット蒸留の過程】
①蒸留で得た留液に加水する
②そのままジンの完成形にする

【ワンショット蒸留のジン】
・タンカレー
・シップスミス


マルチショット蒸留は、小さい蒸留器でも生産量を増やすことができるのでコストを低く抑えられます。しかし添加するアルコールによって、不純物が多くなることがあります。ワンショット蒸留は、数種の原酒を混ぜることなく1回の蒸留のみです。また、蒸留の際に酒質の留液を抽出するミドルカットを行うので、不純物が少ない製造方法です。

ジンの種類・国ごとの特徴も知っておこう

4大スピリッツの1つとして、世界中で愛飲されているジンには様々な種類があります。製造方法や使用するボタニカル、製造国によっても特徴が異なるのがジンです。ここからは、ジンの種類や国ごとの特徴を紹介します。

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