杏酒の作り方は?ベースはブランデーでもOK?人気レシピで紹介!
杏酒の作り方・人気のレシピを知っていますか?海外と日本では違うのでしょうか?今回は、杏酒の作り方・人気のレシピを〈ウォッカ・ブランデー・日本酒〉などお酒の種類や〈材料・干し杏・レモン〉など失敗しない作り方とともに紹介します。杏酒の美味しい飲み方・割り方や残った杏の使い道も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
ホワイトリカーとウォッカを使った杏酒の作り方の手順は、以下の通りです。
①杏を水で洗いヘタを取ったら1粒ずつ丁寧に表面の水気を拭く
②清潔な瓶に杏と氷砂糖を交互に入れる
③すべて入れたらホワイトリカーを注ぐ
④ウォッカの場合も、上記の手順と同様に行う
⑤皮をむいて輪切りにしたレモンを加える
杏の表面に水気が残っていると、カビが生える原因になるため、しっかり拭くようにしましょう。瓶に杏と氷砂糖を入れる時は、1/3量ずつに分けて交互に入れます。 杏酒を長く保存するために、保存容器はよく洗い熱湯消毒したあと、しっかりと乾かした状態にしておきます。
杏酒の作り方・人気のレシピ【ブランデー編】
続いて、ブランデーで作る杏酒の作り方を紹介します。普通のブランデーでも作れますが、果実酒用のブランデーなども販売されているので、手軽に手に入るブランデーで試してみてください。
材料
・生杏:300~400g
・氷砂糖:300g~400g
・ブランデー:620ml
作り方・手順
ブランデーを使った杏酒の作り方の手順は、以下の通りです。
①杏は水で洗いヘタを取ったら、1粒ずつ丁寧に表面の水気を拭く
②清潔な瓶に杏と氷砂糖を交互に入れる
③すべて入れたらブランデーを注ぐ
ブランデーで作る場合も、杏に残った水気はカビの原因になるため、しっかり拭くようにします。瓶に杏と氷砂糖を入れる際は、1/3量ずつに分けて交互に入れてください。こちらの作り方では4L瓶だと大きすぎるので、2L瓶で作ることをおすすめします。
海外の杏酒の作り方は日本と違う?
海外にも杏を使ったお酒が存在しますが、日本の作り方とは違うのでしょうか。ここでは、海外での杏酒の作り方や特徴について3つ紹介します。
①ラキヤ(ブルガリア)
ラキヤはブルガリアでしか味わえないお酒で、アルコール度数は50%~60%と非常に高くなっています。杏を発酵させてお酒を作り、それをさらに蒸留させて作ります。ブルガリアの農家が作るラキヤは、現地の結婚式に欠かせません。ブルガリアでは、自分の子供が生まれた時から大事に保存していたラキヤを、花嫁の父親がふるまう風習があります。
②パーリンカ(ハンガリー)
パーリンカとは、ハンガリーで作られているフルーツブランデーのことを指します。ラキヤと同じく蒸留酒で、果物を発酵させたときに発生するアルコールを熟成させる作り方と、上品で甘い香りが特徴です。パーリンカを飲む際には、一気に流し込んだ後に鼻から抜ける、残った杏の香りを楽しみます。
③アマレット(イタリア)
イタリアのアマレットは杏の種子のみを使用し、杏の果肉は使わずに作るのが特徴です。杏仁豆腐にも使用されている杏の種子は、独特な甘い香りがします。そのため、お酒として飲む以外にもスイーツ作りに使用されます。アルコール度数は日本の杏酒が14%前後であるのに対して、アマレットは28%程度とやや高めです。
杏酒の美味しい飲み方・残った杏の使い道も知っておこう
ここでは杏酒のおすすめの飲み方、美味しい割り方を紹介します。杏酒を漬けた後の杏はそのまま食べるのもいいですが、ひと手間加えてみるとより美味しく味わうことができます。