マール酒とは?ブランデー?味わい・香りや飲み方は?グラッパとの違いも紹介!
マールとはどんなお酒か知っていますか?ブランデーの一種なのでしょうか?今回は、マールとはどんなお酒・ブランデーなのかを〈味・度数・飲み方〉などの特徴や、〈グラッパ・ワイン〉との違いを紹介します。マールの飲みやすいおすすめ銘柄も紹介するので参考にしてみてくださいね。
・【お酒、飲酒は20 歳を過ぎてから】
・【未成年者の飲酒は法律で禁じられています】
目次
- マールとはどんなお酒?ブランデーの一種?グラッパとの違いは?
- マールとはぶどうの搾りかすから作られるブランデーのこと
- グラッパとの違いは原産国のみ
- マールの味・アルコール度数は?飲み方のおすすめは?
- マールの味わい・香り
- マールのアルコール度数の平均は40度
- マールはストレートで飲むのがおすすめ
- マールのおすすめ銘柄3選も紹介!
- ①ヴュー・マール・ド・ブルゴーニュ・ア・ラ・マスコット|ルイ・ジャド(6424円)
- ②モエ・エ・シャンドン・マール・ド・シャンパーニュ|モエ・エ・シャンドン (6930円)
- ③アルザス・マール・ゲヴュルツトラミネール・オードヴィ|ヴォルフベルジェール(5508円)
- マールとはどんなお酒・ブランデーか知っておこう
マールとはどんなお酒?ブランデーの一種?グラッパとの違いは?
フレンチレストランなどで食事をした際、食後酒としてマールといった名のお酒を勧められることがあります。マールとはどのようなお酒なのか、知らない人も多いでしょう。この記事ではマールの特徴や味わい、グラッパとの違いやおいしい飲み方を紹介します。
マールとはぶどうの搾りかすから作られるブランデーのこと
マールとは、ブドウの搾りかすから作られるフランスのブランデーの一種です。ワインの製造工程で果汁を搾った後に残る果肉や皮などのかすを、発酵・蒸留して作るのが特徴的なお酒です。マールはフランスでは定番の食後酒として古くから親しまれており、味のバランスがよく上品な風味のお酒として人気があります。
マールは正式名称で「オー・ド・ヴィー・ド・マール」と表記しますが、フランス語で「オー・ド・ヴィー」は蒸留酒のことを指し、「マール」は搾りかすを意味しています。
グラッパとの違いは原産国のみ
同じくブドウの搾りかすから作られているお酒にグラッパがありますが、マールとの違いは主に原産国のみです。マールはフランスを原産国としているのに対して、グラッパの原産国はイタリアです。EUの法律により、グラッパの名前はイタリア以外では使えません。
ブドウなどの搾りかすで作られるお酒は、各国で厳密な呼び分けがされています。そのなかでもフランス国内は産地ごとに製法が異なり、原産地呼称制度によって14の産地で製法や品質を細かく定義しています。
マールの味・アルコール度数は?飲み方のおすすめは?
マールはブドウの搾りかすを使用して作られたお酒ですが、どのような味や香りがするのでしょうか。ここではマールの味わいや香り、アルコール度数などをもとに、おすすめの飲み方を紹介します。
マールの味わい・香り
マールはワインと同じくブドウ特有の甘く奥深い味わいが特徴で、フルーティーな香りが楽しめるお酒です。グラッパと比べてクセが少なくバランスの良い味わいになっており、搾りかすから作られるため、ブドウ本来の強い風味が味わえます。
マールがおすすめな人は、ワインなどのお酒をもっと気楽に味わいたい人です。マールは醸造酒であるため開栓後の品質劣化は少なく、飲みかけでも直射日光を避ければ常温で保存できるお酒で、ワインに比べると管理が簡単です。
マールのアルコール度数の平均は40度
ワインのアルコール度数が12度前後であるのに対して、マールは平均40度と高い度数を持ったお酒です。蒸留方法が厳密に定められているブランデーとは違い、マールは造り手によって製造法が違います。そのためアルコール度数も30度から60度と差が大きく、同じマールでも造り手の個性によって特徴や度数が大きく異なります。
マールはストレートで飲むのがおすすめ
マールは冷やしたグラスに注ぎ、ストレートで飲むのがおすすめのお酒です。マールは食後酒として飲まれることが多いため、高いアルコール度数が刺激となり、胃の消化を促してくれる効果が期待できます。
マールは食事の余韻を楽しみながら、ゆったり香りと甘みを感じるために飲まれており、食後にフルーツやアイスなどの甘味をおつまみ代わりに楽しむお酒として飲まれることも多いです。
マールのおすすめ銘柄3選も紹介!
食後酒としてブランデーやウイスキーをたしなむのもよいですが、年代物だと驚くほど高価なものもあります。マールは比較的安価で売られているお酒なので、ここでは日本でも手に入りやすいマールを紹介します。