ブランデーとウイスキーの違いは?原料は一緒?比較して紹介!
ブランデーとウイスキーの違いを知っていますか?見分けがつきにくく困りますね。今回は、ブランデーとウイスキーの違いを〈味・原料・カロリー・糖質・値段〉などで比較して紹介します。ウイスキーとブランデーの種類〈スコッチ・バーボン・コニャック〉なども紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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目次
ブランデーとウイスキーはどこが似てて何が違う?
グラスに注いでしまうと一見同じで違いが分かりづらいお酒の筆頭は、ウイスキーとブランデーでしょう。両者はどこが似ていて、何が違うでしょうか?ここではまず、似ている点を確認します。
似ている点①見た目
ウイスキーは、澄んだ琥珀色をしています。これは樽で熟成させる工程で、樽の木材の成分が溶け出してウイスキーの成分と反応するためです。
ブランデーも、ウイスキーと同じような琥珀色をしています。こちらも樽で熟成させる工程で、樽の成分がブランデーの成分と反応するためです。
似ている点②醸造方法
ウイスキーとブランデーは、蒸留酒と呼ばれており、醸造方法が似ています。どちらも原材料を発酵させた蒸留酒を蒸留器にかけてアルコールや香気成分などのみを抽出します。これが蒸留酒と呼ばれる所以です。その後、その抽出液を樽に貯めて熟成させ、熟成の後に色々な樽のものをブレンドし、瓶に詰めて製品にしています。アルコール度数は、共に約40度です。
ブランデーとウイスキーの違いを比較
一見素人目には分かりづらいウイスキーとブランデーですが、ではその違いはどこにあるでしょうか?ここでは、その違う点を紹介します。
①味・香り
見た目は同じ琥珀色をしたウイスキーとブランデーですが、その味と香りは違います。ウイスキーの代表的な香りは、スモーク香という燻製のようなものであり、これは原料を乾燥させるときに炊く植物由来の泥炭ピートによるものです。味は甘みが少ないものが多いです。一方、ブランデーは甘い香りがします。味もウイスキーと比べて、ほんのりと甘みが感じられます。
②原料
ウイスキーの原料は、主にモルトと呼ばれる大麦麦芽、ライ麦、トウモロコシ、小麦などの穀物であり、ウイスキーの種類によって使われる原料が違います。一方、ブランデーの原料は、酸味が強く糖分の少ない白ブドウが主ですが、他にもリンゴや洋ナシなど果物を原料とした種類のブランデーもあります。
(*ウイスキーの原料について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)