ゴッドマザーとは?カクテル言葉の意味や由来は?レシピ・作り方も紹介!
ゴッドマザーとはどんなカクテルか知っていますか?今回は、ゴッドマザーの〈カクテル言葉・意味・由来〉や〈味・度数〉を、美味しい作り方・レシピとともに紹介します。ゴッドマザーのアレンジレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
ゴッドマザーとは?カクテル言葉や名前の意味・由来は?
印象的な名前が付けられたゴッドマザーとは、どのようなカクテルなのでしょうか。ここではゴッドマザーの特徴や名前の由来・カクテル言葉などを詳しく紹介します。
ゴッドマザーとはウォッカ+アマレットで作るカクテル
ゴッドマザーはウォッカをベースに、アマレットリキュールを加えて作るシンプルなカクテルです。ゴッドマザーにはロックグラスが使われることが多く、ゆっくりと時間をかけて楽しむロングタイプのカクテルに分類されます。ウォッカからウイスキーにベースを変更すると、ゴッドファーザーと呼ばれる有名なカクテルが作れます。
ゴッドマザーの名前の意味・由来
ゴッドマザーは、前述した通りウイスキーベースのゴッドファーザーをアレンジして作られたカクテルです。このため、ウォッカベースのゴッドマザーは、女性をイメージした対照的な名前が付けられました。また、ゴッドマザーにはキリスト教における「代母」や「女性の後見人」といった意味もあります。
ゴッドマザーのカクテル言葉は「無償の愛」
ゴッドマザーのカクテル言葉は、母が子を想うような「無償の愛」です。そこで、ゴットマザーと似たカクテル言葉を持つカクテルも見てみましょう。
ゴッドファーザー:偉大
マルガリータ:無言の愛
カミカゼ:あなたを救う
ブルドッグ:守りたい
エッグノッグ:守護
ゴッドマザーの「無償の愛」に対し、ゴッドファーザーのカクテル言葉は父をイメージさせる「偉大」です。花言葉と同じように、カクテルにもカクテル言葉が存在します。面と向かって伝えられない気持ちがあるなら、カクテルに託してみるのもいいかもしれません。
(*カクテル言葉の一覧について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ゴッドマザーカクテルの味は?アルコール度数は?
ウオッカとアマレットで作るゴットマザーとは、どのような味わいや香りを持つカクテルなのでしょうか。ここではゴッドマザーの味わいや香りを、アルコール度数とあわせて紹介します。
ゴッドマザーの味わい・香り
ゴッドマザーは、アマレットの甘みや香りを最大限に引き出したカクテルです。アマレットは杏の核である杏仁が使用されるため、杏仁豆腐の様な香りだと比喩されることもあります。ベースとなるウォッカは香りや味がほどんどないため、アマレットのアーモンドのような香ばしさと甘い風味が引き立ちます。
ゴッドファーザーに使われるウイスキーが苦手な人にもおすすめですが、口当たりがよいため飲み過ぎには注意しましょう。
ゴッドマザーのアルコール度数は35〜40%程度
ゴッドマザーのアルコール度数は35〜40%程度で、非常に強いカクテルです。アルコール度数はウォッカやアマレットの種類によるので、お酒があまり強くない人は度数の低いもので作ることをおすすめします。ゴッドマザーは一気に飲むのではなく、グラスの氷を溶かしながらゆっくりと楽しむようにしましょう。
ゴッドマザーカクテルの作り方・レシピは?
バーで飲むゴッドマザーもよいですが、自宅で作って楽しむのもおすすめです。ここでは、基本的なゴッドマザーの作り方を紹介します。
材料
ウォッカ:45ml
アマレット:15ml
作り方・手順
ゴッドマザーを作る手順は、以下の通りです。
①ロックグラスに氷を入れる
②ウオッカを入れる
③アマレットを入れる
④マドラーで軽く混ぜ合わせる
ゴッドマザーは特別な器具は必要ないため、自宅でも比較的簡単に作れます。非常にシンプルなレシピなので、香りのよいイタリア産のデュサノーロ・アマレットを使うのがおすすめです。溶けにくい市販のロックアイスを使うことと混ぜ過ぎないことが、味が薄まらずに美味しく作るポイントです。
ゴッドマザーカクテルのアレンジレシピ3選!
ゴッドマザーは材料を少し変えるだけで、また違った香りや深い味わいを楽しむことができます。ここではアレンジレシピを3つ紹介するので、ぜひ飲み比べてみてください。
①ベイリーズゴッドマザー
【材料】
・ウオッカ:45ml
・アマレット:15ml
・ベイリーズ:15ml
ゴッドマザーが飲みにくく感じる人は、ベイリーズを少し加えてアレンジすることをおすすめします。ベイリーズはアイリッシュウイスキーにクリームや砂糖・カカオやバニラなどを加えて作った、甘くてコクのあるリキュールです。ベイリーズを加えることでアマレットの香りがいっそう引き立ち、まろやかで美味しいカクテルになります。
②ゴッドファーザー
【材料】
・ウイスキー:45ml
・アマレット:15ml
ゴッドマザーのもととなったゴッドファーザーは、ウイスキーとアマレットで作られるカクテルです。1972年に映画「ゴッドファーザー」が公開されてから間もなく誕生し、現在も世界中で飲まれています。ウイスキーのスモーキーな味わいとアマレットの香りが絶妙に調和され、ゴッドマザーよりも複雑な風味を楽しみたい人におすすめです。
③フレンチ・コネクション
【材料】
・ブランデー:45ml
・アマレット:15ml
ゴッドマザーのベースをブランデーに変えると、フレンチ・コネクションと呼ばれるカクテルが作れます。フレンチ・コネクションも同名映画から生まれ、フランス産のコニャックが使われることの多いカクテルです。ゴッドマザーよりも甘みが強く、アマレットがブランデー独特のクセを和らげます。アルコール度数は30度前後なので、飲み過ぎには注意しましょう。
ゴッドマザーカクテルを飲んでみよう
今回はゴッドマザーカクテルの特徴や美味しい作り方を、カクテル言葉とあわせて紹介しました。ゴッドマザーはアルコール度数が高くゆっくりと楽しむためのカクテルなので、眠る前のナイトキャップにするのもおすすめです。ゴッドマザーのアレンジレシピも参考にして、ぜひ飲み比べを楽しんでみてください。