アボカドは妊娠中・妊婦NG?毎日・リステリアが危険?つわりに効くかも紹介!

アボカドは妊娠中(妊婦)でも食べて大丈夫かを知っていますか?毎日・生は危険なのでしょうか?今回は、アボカドを妊娠中に食べる際の<リステリア菌>などの注意点や、<つわり改善>などの効果を紹介します。妊娠中にアボカドを毎日食べる際のおすすめレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. アボカドは妊娠中に食べても大丈夫?毎日は?
  2. アボカドの実は妊娠中(妊婦)でも食べて大丈夫
  3. アボカドを妊娠中に毎日食べる際は量に注意
  4. アボカドを妊娠中に食べる際の注意点は?
  5. ①1日に半分~1個が目安
  6. ②カロリー・脂質に注意する
  7. ③リステリア菌に注意する
  8. 妊娠中にアボカドを食べるとリステリア菌が危険?対処法は?
  9. アボカドによるリステリア菌の危険は小さい
  10. 対処法①75℃で数分加熱する
  11. 対処法②食べる前によく洗う
  12. 対処法③賞味期限に関わらず早めに食べる
  13. 何か不安な点があれば医師に相談しよう
  14. アボカドを妊娠中に食べる効果は?つわりに効く?
  15. ①葉酸
  16. ②ナイアシン
  17. ③ビタミンC
  18. ④カリウム
  19. ⑤銅
  20. ⑥食物繊維
  21. ⑦パントテン酸
  22. 妊娠中におすすめのアボカドレシピ3選を紹介!
  23. ①アボカド丼
  24. ②豆腐とアボカドのサラダ
  25. ③洋風茶碗蒸し
  26. アボカドを妊娠中に食べても大丈夫かを知ろう

アボカドは妊娠中に食べても大丈夫?毎日は?

アボカドは栄養バランスに優れ、健康に良い食材として知られています。ここでは妊娠中に、アボカドを食べても問題ないかを紹介します。カロリーや具体的な栄養かとともに説明するので、心配な時にも参考にしてください。

アボカドの実は妊娠中(妊婦)でも食べて大丈夫

アボカドの実は、妊婦であっても食べて構いません。アボカドは栄養価が高く、バランスのとれた食材と言われています。妊娠中は体重が増えやすいことから野菜をたっぷり摂ることもありますが、サラダなどで食べると相性が良いため、おすすめの食材です。

アボカドを妊娠中に毎日食べる際は量に注意

アボカドは妊婦が食べても問題ありませんが、毎日食べる場合には量に注意する必要があります。切って野菜などと和えるだけで簡単に食べられるアボカドですが、食べ過ぎには注意しましょう。次の見出しで、アボカドを妊娠中に食べるときの注意点を説明します。

(*アボカドを毎日食べるときの目安や注意点について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

アボカドを1日1個は食べ過ぎ?2個だと?毎日食べても大丈夫?

アボカドを妊娠中に食べる際の注意点は?

切るだけで簡単に食べられるアボカドですが、妊娠中に食べるときの注意点を説明します。どれだけ健康に良い食べ物でも、食べ過ぎれば体に害になります。特に妊娠中は体の変化が大きいため、知っておくようにしましょう。

①1日に半分~1個が目安

妊娠中にアボカドは毎日食べても問題ありませんが、1日に半分~1個を目安にしましょう。アボカドは栄養豊富で健康よく、バランスも優れており、簡単に食べられるのも魅力です。しかし、たくさん食べるとカロリーが高くなるため、野菜でかさましして食べるなどの工夫をしてください。

②カロリー・脂質に注意する

栄養豊富なアボカドですが、カロリーや脂質も多く、食べ過ぎには注意が必要です。アボカドは森のバターと言われるほど脂質が多く、フライパンで加熱すると脂が溶け出してくるのがわかります。その分カロリーも必然的に高くなるため、妊婦が食べるときには量に注意して食べるようにしましょう。

③リステリア菌に注意する

アボカドを食べるときは、リステリア菌に注意しましょう。野菜と合わせて生で食べることが多いアボカドは、皮に付着したリステリア菌も、一緒に口に入ってしまうことがあるようです。妊娠中なら問題なくても、免疫力が下がっている妊婦は、影響を受けてしまいがちです。胎児への影響もあるため、次章でリステリア菌による健康への影響を確認してください。

妊娠中にアボカドを食べるとリステリア菌が危険?対処法は?

妊娠中にアボカドを食べるのは、問題ないと言われていますが、野菜とともに生で食べることが多いだけに、リステリア菌などの食中毒の面が心配になるかもしれません。アボカドに付着した菌は、妊婦にどのような影響があるかも知っておきましょう。

アボカドによるリステリア菌の危険は小さい

アボカドにはリステリア菌が付着していると言われていますが、影響はそれほど大きくはありません。基本的にリステリア菌は長期保存ができる食材に付着しやすく、生鮮食品であるアボカドは繁殖のリスクが少ないと言えます。ただし、リステリア菌以外にも菌が付着していることには変わりないため、注意して食べるようにしてください。

対処法①75℃で数分加熱する

アボカドに限らず、リステリア菌はさまざまな食品に付着していますが、心配なら75℃で数分加熱するとよいでしょう。リステリア菌は75℃以上で加熱することで死滅するためですが、味わいや食感は変わってしまうため、加熱して食べるときには試してみてください。

対処法②食べる前によく洗う

アボカドに付着したリステリア菌が心配なら、食べる前に良く洗うようにしてください。リステリア菌はアボカドの表面に付着しているため、しっかり洗うことで菌が流れます。リステリア菌は冷蔵庫内でも増えるため、庫内も洗うと安心です。

対処法③賞味期限に関わらず早めに食べる

アボカドは賞味期限に関わらず、早めに食べることをおすすめします。アボカドは傷みやすいため、すぐに食べられなくなってしまいます。アボカドはカロリーも高く、1日に半分にしようと思うこともあるでしょう。しかし、その間にもリステリア菌が繁殖し、食中毒の危険も高まるため早めに食べるようにしましょう。

切って保存したアボカドを食べるのが心配な場合には、加熱してから食べるのが安心です。

何か不安な点があれば医師に相談しよう

ここまでアボカドを妊婦が食べるときの注意点を説明しましたが、気持ちがナーバスになりやすく心配になるかもしれません。アボカドを食べるときに心配なことがあれば、医師に相談するのが確実です。小さなことでも教えてくれるので、気軽に聞いてみましょう。

アボカドを妊娠中に食べる効果は?つわりに効く?

ここまでアボカドを妊婦が食べるときの注意点を説明しましたが、健康への効果も説明します。栄養豊富なことで知られているアボカドは、さまざまな健康に良い成分が多く含まれており、妊婦にも効果的です。

①葉酸

【効果】
・赤血球の生産の補助
・DNAやRNAの合成の促進
・たんぱく質の合成の促進
・細胞分裂の成熟の促進
・コレステロール値の低下

【含有量(1個)】83µg
【1日の推奨摂取量】24µg

アボカドには葉酸が豊富に含まれており、妊娠中には積極的に摂取した方が良いと言われている栄養素です。葉酸はDNAやRNAの合成の促進に役立ち、胎児の細胞分裂を促してくれます。コレステロール値を下げてくれるため、動脈硬化が気になるときにもおすすめです。

②ナイアシン

【効果】
・エネルギー代謝の促進
・脳神経の活性化
・血液の循環をよくする
・皮膚の健康を保つ

【含有量(1個)】1mg
【1日の推奨摂取量】12㎎


アボカドに含まれるナイアシンは、エネルギー代謝を活発化させ、血液の循環をよくする効果があります。血液の循環が良くなることで、動脈硬化を防ぐことができるほか、胎児に必要な栄養素を素早く送り届けることにもつながります。

③ビタミンC

【効果】
・毛細血管の正常化
・ストレスや風邪などの抵抗力の強化
・癌予防
・動脈硬化の予防

【含有量(1個)】4mg
【1日の推奨摂取量】100mg

アボカドに含まれるビタミンCは、ストレスや風邪などの病気への抵抗力を強化してくれます。妊娠中は免疫が弱まるため、風邪などの病気には十分注意して過ごす必要があります。ビタミンバランスを取りたい時は、他の野菜とサラダにするのも良いでしょう。

④カリウム

【効果】
・高血圧予防
・むくみの軽減
・心臓機能の調整

【含有量(1個)】250mg
【1日の推奨摂取量】2000mg


カリウムは血中に含まれる、ナトリウムバランスを調整する働きがあります。体がむくみやすい妊婦にはおすすめの栄養素で、アボカドには豊富に含まれています。妊娠中は血圧も高くなりがちなため、塩辛いものを食べたときにはアボカドも一緒に食べるのがおすすめです。

⑤銅

【効果】
・血管や免疫の維持
・動脈硬化の予防
・貧血予防
・体の成長の促進

【含有量(1個)】0.1mg
【1日の推奨摂取量】0.7㎎


アボカドには銅も含まれており、血管や免疫の維持のほか、動脈硬化の予防にも一役買ってくれます。貧血予防にも効果的で、赤血球や白血球の細胞を作るときにも必要です。母親側だけでなく、胎児の成長にも欠かすことができないため、バランスよく摂取してください。

⑥食物繊維

【効果】
・食物繊維
・肥満の予防
・糖尿病予防
・心臓病の予防

【含有量(1個)】3g
【1日の推奨摂取量】18g

アボカドは、食物繊維も豊富に含まれています。野菜にも多く含まれていますが、水溶性と不水溶性があるため、両方バランスよく摂取するのが大切です。妊娠中に悩みがちな便秘の解消や肥満にも効果があり、日常的に摂取すれば、妊娠糖尿病も防げます。

⑦パントテン酸

【効果】
・脂質や糖質の代謝
・善玉コレステロールの生産
・ホルモンの生産

【含有量(1個)】0.7mg
【1日の推奨摂取量】5mg

アボカドにはパントテン酸と呼ばれる栄養素が含まれており、脂質や糖質の代謝に役立つ栄養素です。パントテン酸を摂取することで、代謝が促進され元気に過ごせます。善玉コレステロールの生産もするため、動脈硬化の予防にも効果的です。

妊娠中におすすめのアボカドレシピ3選を紹介!

妊娠中に食べられる、おすすめのアボカドレシピを紹介します。野菜と合わせてサラダにするだけでなく、さまざまな食べ方ができるアボカドは、動脈硬化や高血圧などの妊娠中の悩みの予防に効果的です。できるだけ取り入れて、健康的に過ごしていきましょう。

①アボカド丼

出典: https://cookpad.com/recipe/7509536

アボカドを使った丼は海鮮系の生物を使ったものが多く、妊娠中には避けた方が良いでしょう。長芋なら栄養豊富で妊娠中でも安心して食べることができ、悩みがちな便秘解消としても一役買ってくれます。

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②豆腐とアボカドのサラダ

出典: https://cookpad.com/recipe/7548835

妊娠中はできるだけ、健康を考えたものを食べたいと思うかもしれません。豆腐とアボカドのサラダは簡単に作ることができるため、手間もかからず栄養バランスも優れています。カロリーも控えめのため、体重増加が気になっている場合でも安心です。

簡単♪豆腐とアボカドのサラダ☆ by 麦わら猫 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが384万品

③洋風茶碗蒸し

出典: https://cookpad.com/recipe/6744883

和風とは違ったアボカドとチーズを使った茶碗蒸しは、本格的でクリーミーな味わいが楽しめます。妊娠中はリステリア菌などの点から、チーズをそのまま食べるのは避けた方が良いと言われていますが、心配なら加熱殺菌された国産のものを使用してください。

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アボカドを妊娠中に食べても大丈夫かを知ろう

栄養豊富で簡単に食べることができるアボカドは、妊娠中でも食べることができるようです。カロリーや脂質などの体への影響を考慮しながら適量を守って食べることで、動脈硬化や高血圧を気にすることなく、健康的な妊娠生活を送れるでしょう。栄養バランスの優れたアボカドを、ぜひ取り入れてみてください。

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