押し麦・胚芽押麦は危険で体に悪い?デメリットは?炊き方・レシピも紹介!

押し麦は危険か知っていますか?体に悪いのでしょうか?今回は、押し麦や胚芽押麦が危険・体に悪いと言われるデメリットや、適量食べた時の〈ダイエット・糖尿病〉などへのメリットを紹介します。押し麦の安全で体に良い〈白米・もち麦〉を混ぜる炊き方や、レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 押し麦や胚芽押麦は危険って本当?体に悪い?
  2. 押し麦や胚芽押麦は基本的に危険・体に悪い訳ではない
  3. 押し麦の食べ過ぎが危険・体に悪いと言われる理由は?デメリットは?
  4. ①肥満・体重増加
  5. ②小腸での栄養吸収の阻害
  6. ③下痢・便秘などの胃腸症状
  7. ④小麦アレルギーの反応を起こす
  8. 押し麦の危険ではない適量は?体に良いメリットは?
  9. 押し麦は1日44.8g程度が目安
  10. 押し麦を適量食べるメリット
  11. 押し麦の安全で体に良い炊き方は?
  12. 押し麦と白米・もち麦を混ぜて炊く方法
  13. 押し麦の安全で体に良いレシピ3選!
  14. ①中華風の押し麦スープ
  15. ②節約とダイエットに押し麦チャーハン
  16. ③えのきと押し麦のダイエットご飯
  17. 押し麦は危険か知ろう

押し麦や胚芽押麦は危険って本当?体に悪い?

大麦を食べやすく平たい状態にしたものが押し麦であり、大麦の根となる部分である胚芽を残したままの商品が胚芽押麦です。どちらも健康食品として有名ですが、体に悪いという噂もあります。実際のところはどうなのか、さらに押し麦の美味しい食べ方についても詳しく見ていきます。

押し麦や胚芽押麦は基本的に危険・体に悪い訳ではない

押し麦や胚芽押麦は食べ方に注意をすれば、危険なものや体に悪いというものではありません。どのように食べると危険なのか、どのような問題が起きるのか、以下で詳しく説明します。

押し麦の食べ過ぎが危険・体に悪いと言われる理由は?デメリットは?

ここでは、押し麦が危険であり体に悪いと言われる原因について、具体的に紹介します。デメリットを把握したうえで、押し麦を健康的に摂取できるようにしましょう。

①肥満・体重増加

100gあたり カロリー 糖質
押し麦 329kcal 66.1g

健康に良さそうなイメージのある押し麦ですが、実は白米と同程度のカロリーや糖質が含まれています。栄養豊富な押し麦は、食べすぎると糖質の摂りすぎや栄養過多による体重増加の恐れがあるで注意してください。

②小腸での栄養吸収の阻害

押し麦には食物繊維が豊富で、腸内環境を整えるために役立つ食材です。ただし、食物繊維は摂りすぎると小腸での栄養吸収が阻害され、便通の乱れに繋がる危険があります。また、多すぎる食物繊維は消化しにくいので消化器官に負担をかけ、体内で発生するガスの量も増えるためおならが増える可能性があります。

③下痢・便秘などの胃腸症状

一般的に白米と一緒に炊いてから食べる押し麦ですが、そのまま食べると下痢や便秘などの胃腸症状が出る場合があります。炊いて食べる以外には炒めたり煮たり、レンジ加熱をするという方法もあるので、そのまま食べることは避けた方が良いでしょう。

④小麦アレルギーの反応を起こす

押し麦を食べることで、以下の小麦アレルギー反応が起きる可能性があります。

・蕁麻疹、かゆみなどの皮膚症状
・下痢や腹痛などの胃腸症状
・くしゃみ、鼻水などの耳鼻科症状


押し麦の原料である大麦には、小麦アレルギーの原因とされているグルテンによく似たたんぱく質が含まれていて注意が必要です。小麦アレルギーがある人が押し麦を食べる場合は、事前に医療機関で確認してから食べることをおすすめします。

押し麦の危険ではない適量は?体に良いメリットは?

食べすぎると危険な症状が起きる可能性がある押し麦ですが、健康的に食べられる適量はどのくらいなのでしょうか。ここでは、押し麦の体に良いメリットについて詳しく紹介するので、参考にしてみてください。

押し麦は1日44.8g程度が目安

日本人の食物繊維不足を補うためには、押し麦を1日あたり44.8g程度摂取すると良いと言われています。ご飯に押し麦を混ぜる割合によって異なりますが、白米に対して3割程度の押し麦を入れた麦飯では茶碗2杯程度食べると良いでしょう。

押し麦を適量食べるメリット

押し麦を適量食べると、以下のようなメリットがあります。

・ダイエット補助効果
・糖尿病による糖代謝改善の可能性
・ビタミン、カルシウム等の栄養摂取
・腸内環境の改善


押し麦は噛み応えがあり、よく噛むようになるので満腹感が増し、ダイエットに向いている食材です。また、豊富な食物繊維が含まれていて、糖尿病患者が押し麦を食べるようになってから症状が改善したという声もあります。その他にも疲れを改善するビタミン、骨や歯を丈夫にするカルシウムも含まれているので、ぜひ実際に食べてみてください。

押し麦の安全で体に良い炊き方は?

次に、押し麦を安全に適量食べられて、体に良い炊き方について説明します。一般的な白米と押し麦の割合についても紹介するので、参考にしてみてください。

押し麦と白米・もち麦を混ぜて炊く方法

白米と玄米、さらにもち麦と押し麦を混ぜて炊く方法は、以下の通りです。

1、白米と玄米を分量通りとぐ
2、白米と玄米分より少し多めの水を入れる
3、もち麦と押し麦をひとつまみ入れる
4、通常通り炊飯する

上記レシピの2で加える水の量は、押し麦ともち麦の量の倍程度加えると良いでしょう。また一般的な白米と押し麦だけで炊く場合の割合は、白米7:押し麦3程度にすると、健康的な押し麦の量を食べることができます。胃腸症状等なく、この押し麦の量に慣れてきたら好みで押し麦の割合を増やしてみてください。

押し麦の安全で体に良いレシピ3選!

押し麦を白米に混ぜるだけのレシピに飽きてしまった場合、これから紹介する押し麦を使った体に良い料理を作ってみてください。スープやチャーハン等、子供から大人まで人気の食べやすいレシピを3点紹介するので、ぜひ参考にしてみてください

①中華風の押し麦スープ

出典: https://cookpad.com/recipe/3599844

押し麦を入れた雑炊のような中華風スープは、簡単レシピで体が温まるので朝食にも適しています。低糖質低カロリーで野菜もたくさん摂れるスープは、ダイエット中にもおすすめです。野菜だけのスープよりも押し麦が入ることで、満腹感が感じられる1品になります。

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②節約とダイエットに押し麦チャーハン

出典: https://cookpad.com/recipe/2720161

押し麦は、粘り気が少ない食材なので米同士がくっつくことなく、チャーハンに適しています。また、もやしや魚肉ソーセージでかさまししている節約料理です。家にある食材を使って、簡単にダイエットできる好みのチャーハンを作ってみてください。

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③えのきと押し麦のダイエットご飯

出典: https://cookpad.com/recipe/4137885

えのきは事前に一度冷凍してから使うと旨味が増すうえ、解凍する手間なく冷凍状態で調理できるので便利です。えのきと押し麦の食物繊維があるので、便秘解消効果やダイエット効果が見込める1品です。口コミでは、カレーライスのご飯として使用するという声もあります。

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押し麦は危険か知ろう

押し麦は、食物繊維やその他の栄養がたっぷりと入った大麦を食べやすくした食材です。ただし、押し麦には糖質も多く含まれているので、食べすぎには注意して上手に料理に取り入れると良いでしょう。押し麦を適量摂取すると、手軽に健康的なご飯を食べることができるので、毎日の食事でぜひ食べてみてください。

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