体に悪い食べ物ランキングTOP10|おいしいけど避けるべき食品とは…?
【管理栄養士監修】体に悪い食べ物を知っていますか?どんな食べ物は避けた方がいいのでしょうか?体に悪い食べ物の特徴や共通点を紹介します。今回は、コンビニ弁当など、体に悪い食べ物TOP10をランキング形式で紹介します。逆に食べると体に良い食品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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体に悪い食べ物って?どんな特徴がある?
食事は毎日食べるものなので、ジャンクフードのような体に悪いものを常に食べていると、知らず知らずに体は蝕まれていきます。しかし、どんなものがジャンクフードなのか、わからないと体に悪いものを避けようがありません。そこで健康を脅かす食べ物の特徴を紹介します。
①高カロリー・高脂質
1日の消費カロリーよりも高いカロリーを食べ物から摂取すると、体重が増え、肥満の原因になります。肥満は高血圧や糖尿病などの生活習慣病のリスクを高めるので、注意が必要です。特に高脂質の食べ物は高カロリーのことが多く、カロリーオーバーにつながりがちなので、健康のためには避けるのが無難と言えます。
高脂質の食べ物としては揚げ物などが代表的ですが、惣菜やファーストフードなどで揚げ調理に使われる油は、材料費を抑えるため安い油を使いまわしてることも多いです。さらにあまり新しい油と交換せずに、酸化が進んだ油を使っていることもあるでしょう。
酸化した油は内臓に負担をかけたり、見た目の老化を早めたりします。それだけでなく、市販品に使われる油の中には善玉コレステロールを減らし、悪玉コレステロールを増やすトランス脂肪酸を含むものも多いことに注意が必要です。(※1、2、3)
②精製された穀類
パンやご飯などの穀類が主体の食品は、毎食食べることが多い食材なので、それだけ体への影響も大きくなります。特に白い色の小麦粉や白い米のような精製された穀類は、食物繊維やビタミンなどの栄養素が取り除かれてしまっているため、未精製のものと比べて血糖値が上がりやすいです。
血糖値が急上昇すると、それを下げるためにインスリンが大量に分泌され、その結果肥満になると言われています。血糖値の急上昇を防ぐためにも未精製の茶色い玄米や全粒粉などを使った食べ物を取り入れるのが健康のためにはおすすめです。(※4)
小林花菜
管理栄養士
血糖値の急上昇を防いでも、カロリーオーバーしているとその分は脂肪として貯えられます。未精製のものだと安心せず、健康的な体作りのためにカロリーの過剰摂取には注意しましょう。
③食品添加物が使われている
市販されている加工食品には、保存性を良くしたり色や香りをつけたりするために食品添加物が使われているものが多いです。特にハムやソーセージなどの加工肉に使われている色素や、カップラーメンなどに含まれているカラメル色素には発がん性があると言われているので、摂取量には注意が必要です。
体に悪い食べ物ランキングTOP10|理由とともに紹介
ここからは具体的に体に悪い食べ物をランキング形式で10種類紹介します。紹介する食べ物は店頭でよく見かけるものでもあるので、これらを頻繁に食べている場合は食生活を見直しましょう。
10位:納豆巻き
納豆は発酵食品として知られ、体にいい食材の一つです。しかし、コンビニで売られている納豆巻きは、実はあまりおすすめできない食べ物です。1日あたりの塩分摂取の推奨量は7.5g以下ですが、納豆巻き1本には2gも塩分が含まれており、納豆巻き1本で1日分の塩分の4分1も摂ることになります。
食塩制限は,正常血圧の人にとっても,高血圧の予防のために意義が大きいと考えられます。日本では塩分の摂取がまだ多く,一般の人の食塩摂取量*について,男性は1日7.5g未満,女性は6.5g未満とされていますが,欧米のいくつかの国では,一般の人にも6g未満を推奨しています。また,世界保健機関(WHO)も,世界の人の減塩目標を5gにしました。
上記の通り食塩の摂り過ぎは健康を害する原因にもなるので注意しましょう。また納豆巻きはコンビニのおにぎり同様、加工段階でご飯が機械にくっつかないように、食用の油脂が含まれています。その分カロリーも高く、さらにご飯も多く使われているので糖質量も高いです。
小林花菜
管理栄養士
日本でも高血圧の予防・治療のために1日塩分摂取量は6g未満にすることが推奨されています。