玉ねぎの種類や旬の時期は?辛味など特徴別に美味しい食べ方・レシピを紹介!
【野菜ソムリエ監修】玉ねぎの種類はどれくらいあるか知っていますか?実は玉ねぎの種類は1つではありません。今回は、玉ねぎの種類や品種を〈新玉・黄玉・赤玉・白玉〉別に旬の時期や味など特徴を紹介します。玉ねぎの選び方や栄養価も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
赤玉ねぎは紫玉ねぎやレッドオニオンとも呼ばれ、みずみずしく甘味があるので生食としてサラダなどに向いています。なお、赤玉ねぎの紫色はアントシアニン色素によるものです。主な産地は関西地方や北海道で、以下のような品種があります。
「アーリーレッド」はとてもみずみずしくほんのりとした甘味があります。「湘南レッド」はすっきりとした甘さがありますが煮込み料理には向いていません。また、「猩々赤」は大玉で保存性が高い特徴があります。
赤玉ねぎは表皮が乾燥していて張りがあり、色鮮やかで持った時に重みを感じるものを選ぶのがポイントです。また、上の部分が柔らかすぎると傷んでいる可能性があります。
(*赤玉ねぎについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
④白玉ねぎ・旬の時期:2~4月
白玉ねぎは「サラダオニオン」などとも呼ばれ、店によっては「新玉ねぎ」として売られている事もあります。愛知県や静岡県、北海道で栽培されており、白玉ねぎには以下の品種が向いています。
・ホワイトベアー
・愛知白
「ホワイトベアー」は早生種で、爽やかな食感と甘みが人気の生食用玉ねぎです。愛知白は実がやわらかく、甘味が強い品種です。白玉ねぎは皮が薄く白色で扁平な形をしており、柔らかく辛味が少ないのが特徴です。
刺激が少ないため水にさらす必要がなく、また加熱調理しても美味しく食べることができますが、傷みやすく保存性はあまりないので早めに食べるようにして下さい。
(*白玉ねぎについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
春日爽花
野菜ソムリエ
玉ねぎを水にさらす理由は辛味成分の『アリシン』が水にさらすことで溶け出し辛味を抑えることができるためです。しかしさらしすぎると栄養も流れ出てしまうため短時間にしましょう。
(*他のたまねぎの種類について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
玉ねぎの選び方や栄養価は?
玉ねぎは日ごろからよく使われる一般的な野菜のひとつですが、私たちの健康維持に欠かせない栄養が豊富に含まれた食材です。ここでは新鮮な玉ねぎの特徴や玉ねぎの栄養・効能について解説していきます。
新鮮な玉ねぎの選び方
新鮮な玉ねぎは以下のような特徴があります。
・球形
・乾燥している
・表皮にツヤがある
・重みがある
新鮮な玉ねぎは表皮に傷がなく、ツヤがあり全体的に硬く締まっています。玉ねぎは頭の部分から傷んでくるので、押してみて柔らかいものは腐り始めている証拠です。また、締まりがなく表皮が浮かんでいるものは下にカビが生えている事があるので注意して下さい。根や芽が出ているものも、その分栄養がなくなり味も落ちているので選ばないようにしましょう。
(*玉ねぎの選び方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)