山菜の種類一覧【35選】を春夏秋冬で!見た目・味や食べ方のコツも紹介!
【野菜ソムリエ監修】山菜の種類について知っていますか?一つくらいは食べたことがあるかもしれません。今回は、山菜の<春・夏・秋・冬>季節別の種類一覧【35選】を画像とともに紹介します。山菜の種類別の見た目や味の特徴に加えて、食べ方のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次

秋の山菜は春や夏とは少し違って、メインとなるのが果実や木の実です。また、春に見られる山菜が夏の暑さで一度枯れ、秋になるともう一度新たに新芽を伸ばし再び採取できる山菜も存在します。次は秋に摂れる山菜を紹介します。
①山わさび

・旬の時期:10月~11月
・産地:北海道
山わさびはローストビーフの付け合わせでよく出てくる白色のわさびです。チューブのわさびの原料はほぼこの山わさびが使われています。本わさびよりも辛味が強く、少し酸味もありますが、薬味・醤油漬け・和え物にすると美味しいでしょう。
刺身用のいかと和えるだけの簡単なレシピです。山わさびはすりおろすと辛味が徐々に抜けていくので食べる直前におろして和えましょう。
②ヤマグリ

・旬の時期:9月~10月
・産地:本州~九州
ヤマグリはシバグリとも呼ばれ山に自生していて、栽培されている栗の原種です。ヤマグリは自然の状態で育つため小さな実が特徴で、風味が強く素朴で栗本来の味がしますが粒が小さいので皮むきに苦労しますが栗本来の味が楽しめます。栗ご飯・甘露煮・渋皮煮などにすると美味しく食べられます。
ヤマグリをしっかり裏ごしすることでほろほろとほどける食感の茶巾絞りになります。ヤマグリは小さいので包丁で切る時に滑って手を切らないように注意しましょう。
③銀杏

・旬の時期:9月~11月
・産地:日本全国
イチョウが黄色く色づく頃、その木の下に落ちている実がギンナンです。ギンナンは外皮の独特な臭いが特徴的ですが、中の実は風味も良く食感もモチモチとしていて秋を感じられます。おすすめの食べ方は素焼き・ギンナンご飯・茶碗蒸しです。
ギンナンの風味と干し貝柱の旨味が良く合い、最小限の調味料で味付けをした素材の味を楽しめるレシピです。ギンナンは茹でて薄皮を剥いてから使いましょう。