山菜の種類一覧【35選】を春夏秋冬で!見た目・味や食べ方のコツも紹介!
【野菜ソムリエ監修】山菜の種類について知っていますか?一つくらいは食べたことがあるかもしれません。今回は、山菜の<春・夏・秋・冬>季節別の種類一覧【35選】を画像とともに紹介します。山菜の種類別の見た目や味の特徴に加えて、食べ方のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
③うど
・旬の時期:4月~5月
・産地:北海道~九州
うどは山うどとも呼ばれ、大きくなりすぎると使い物にならないことから「うどの大木」ということわざにも使われています。若芽の時期はみずみずしく香りが良く、少し苦みもあります。新鮮なものは皮を剥いて生でも食べられますがおすすめの食べ方は天ぷら・酢味噌和え・炒め物です。
うどはアクが少しあるので水にさらしてアク抜きをしましょう。また、歯ごたえも楽しめるので食感を残すように調理するのがおすすめです。
④ふき
・旬の時期:4月~5月
・産地:日本全国
ふきはスーパーでもよく見かけますが、全国各地の野山に自生している山菜で、おすすめの食べ方はキャラブキ・お浸し・吸い物です。爽やかな鼻に抜ける香りとほのかな苦みが特徴で、収穫して時間が経つとアクが強くなるので新鮮なものを選びましょう。
ふきと厚揚げを甘辛く煮た白ご飯によく合うおかずレシピです。ふきはしっかり煮ても香りと食感が残るので味がしっかりした煮物でも美味しく食べることができます。
⑤つくし
・旬の時期:2月~4月
・産地:北海道~九州
つくしは身近な場所でもよく見かける親しみある山菜ですが、3月~4月頃のものが柔らかく食用向きで、味は苦みが強く香りも独特です。苦みや臭いが苦手な人は、頭が開いたものを食べましょう。天ぷら・卵とじ・佃煮にすると美味しく食べられますが、食べすぎないよう適量にしましょう。
つくしは袴を丁寧に取り、卵でとじると苦みがマイルドになり食べやすくなります。アク抜きをしっかりすることで美味しいつくし料理になります。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
つくしはビタミンEなど豊富な栄養成分が含まれる反面、天然毒素のアルカロイドの一種が含まれています。天然毒素の量は微量ですが、中毒症状を引き起こす可能性があるので、多量摂取はやめましょう。