カレーの隠し味ランキングTOP20｜プロのコク・深みを出す調味料を部門別に紹介！

牛乳は乳製品で、カレーに合うと思えませんが、実は相性の良い食材です。

・分量:大さじ1杯程度
・入れるタイミング：最後の仕上げに
・ポイント：牛乳を入れたあとは沸騰させない

牛乳を隠し味に使うと、少量でもカレーのスパイシーさを和らげ、まろやかな味にしてくれます。牛乳は沸騰させると成分が水と分離し、凝固して舌触りが悪くなるので、牛乳を加えた後は沸騰させないよう気をつけてください。牛乳に似た食材の生クリームもカレーの隠し味になります。生クリームの方がまろやかさが増して、かなりこってりし、食感が重くなります。

(※カレーの隠し味に牛乳を入れる効果について詳しく知りたい人はこちらの記事を読んでみてください。)

カレーの隠し味として以外に合うのが醤油です。カレーの辛さと和風の醤油は、お互いが勝ち合うことなくマイルドな味になります。

・分量:小さじ1程度
・入れるタイミング：食材を煮込む時
・ポイント：醤油を入れたあとは20分以上煮込んでからルーを入れる

醤油はカレーに入れると和風な味になり、うどんやそばを入れて食べたくなります。醤油やはちみつにはとろみを消す作用のある酵素が含まれているため、２０分ほど煮込んでからカレールーを入れるようにしてください。

(※カレーの隠し味に醤油を入れる効果について詳しく知りたい人はこちらの記事を読んでみてください。)

チーズも牛乳同様、乳製品のため、隠し味に使うことで辛いカレーをマイルドにします。

・分量:スライスチーズ1枚程度
・入れるタイミング：カレールーを入れた後
・ポイント：入れすぎるとチーズの味が強く出すぎる

チーズはカレーにトッピングしても美味しい食材で、バターや生クリームのようにマイルドでこってりしたカレーに仕上がります。チーズは少量でも格段に美味しくなるので、ぜひ試してみてください。

バターはコクと深みを出す隠し味として紹介しましたが、乳製品のため、まろやかさも加えてくれます。

・分量:４人分のカレーに対して約10g
・入れるタイミング：カレールーを入れた後
・ポイント：バターを入れてから煮込まない

インドカレーのバターチキンカレーを代表に、カレーの辛さを抑え、まろやかにしてくれる食品の筆頭がバターです。仕上げに加えることで、バターのいい香りと風味が残り、洋風なカレーになります。