11月が旬の魚10選!季節感じる美味しい料理レシピも紹介!
11月が旬の魚には何があるか知っていますか?今回は、11月が旬で美味しい魚を〈名産地・食べ方〉など特徴とともに紹介します。美味しくて簡単に作れる、11月が旬の魚を活かした料理レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 11月が旬の魚は?どんな料理がおすすめ?
- 11月が旬の美味しい魚と料理レシピ①うなぎ
- 料理レシピ|ひつまぶし
- 11月が旬の美味しい魚と料理レシピ②カマス
- 料理レシピ|カマスの干物
- 11月が旬の美味しい魚と料理レシピ③サバ
- 料理レシピ|味噌煮
- 11月が旬の美味しい魚と料理レシピ④さわら
- 料理レシピ|さわらのムニエル
- 11月が旬の美味しい魚と料理レシピ⑤ヒラメ
- 料理レシピ|煮付け
- 11月が旬の美味しい魚と料理レシピ⑥伊勢海老
- 料理レシピ|伊勢海老の塩焼き
- 11月が旬の美味しい魚と料理レシピ⑦鮭
- 料理レシピ|鮭としめじのバター醤油焼き
- 11月が旬の美味しい魚と料理レシピ⑧さんま
- 料理レシピ|さんまの甘露煮
- 11月が旬の美味しい魚と料理レシピ⑨ハタハタ
- 料理レシピ|塩焼き
- 11月が旬の美味しい魚と料理レシピ⑩にしん
- 料理レシピ|にしんの姿焼き
- 11月が旬の魚を使って料理しよう!
11月が旬の魚は?どんな料理がおすすめ?
11月は秋が深まり早いところでは霜が降り始め、秋から寒い冬の季節へ向かう時期です。ここでは、秋から冬へと向かう時期に旬を迎える食べ頃の魚と、その魚を使った美味しい料理のレシピを紹介します。どの魚も栄養が豊富で美味しくて季節を感じる味わいなので、参考にして料理してください。
(*11月が旬の食材や冬が旬の魚について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
11月が旬の美味しい魚と料理レシピ①うなぎ
・名産地:茨城県、岡山県、愛媛県
・旬の時期:10月〜12月
・食べ方:蒲焼、う巻き、うな丼
養殖のうなぎは土用の丑の日に合わせて出荷されるので夏が旬ですが、天然うなぎの旬は10月~12月で秋から冬にかけてが食べ頃です。11月頃のうなぎは冬を越すために脂肪を蓄えるので、身が柔らかくなり美味しいです。うな丼や蒲焼の他にもうざくやひつまぶしなど、うなぎの美味しさを存分に味わえる料理が沢山あります。
(*うなぎの旬について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
料理レシピ|ひつまぶし
調理前の天然うなぎはスーパーで購入するのが難しいため、あらかじめ調理されているものを購入してください。うなぎ茶漬けにする場合は、だし汁を使うと美味しいのでおすすめです。
11月が旬の美味しい魚と料理レシピ②カマス
・名産地:長崎県、和歌山県、富山県
・旬の時期:4月~7月、9月~12月
・食べ方:刺身、干物、塩焼き
カマスは夏と秋の2回旬がありますが、秋の方が脂がのっていて美味しいと言われています。他の魚に比べて水分が多いので、干物にすると旨味が凝縮されて美味しいです。刺身で食べる場合には、皮の下の脂身に旨味が詰まっているので、皮を引かずに霜造りにするのがおすすめです。旨味が強い白身魚で、ソテーや茹でる調理法よりも塩焼きなどの方が向いています。
(*カマスの旬について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
料理レシピ|カマスの干物
背開きにして塩水に漬け、陰干しをするだけで自家製のカマスの干物が出来上がります。自家製の干物は、塩分濃度や水分の抜け具合を好みで調整できるのが利点です。
11月が旬の美味しい魚と料理レシピ③サバ
・名産地:三重県、静岡県、茨城県
・旬の時期:9月~2月
・食べ方:塩焼き、味噌煮、酢締め
サバは1年を通じて流通していますが、秋のサバは脂がのっていて特に美味しいです。11月頃の脂がのり切った鮮度の良いサバは、刺身でも美味しく食べられます。しめ鯖にすると身が締まって旨味が増し、日持ちが良くなるのでおすすめです。サバは栄養が豊富で、強力な抗酸化作用を持つセレンは、他の魚介類よりも特に多く含まれています。
(*サバの旬について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
料理レシピ|味噌煮
サバは表、裏ともに熱湯をかけて霜降りをすることで臭みが取れます。味噌は煮詰まると焦げやすくなったり、味が濃くなったりするので火加減に気を付けてください。
(*サバの活用レシピについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
11月が旬の美味しい魚と料理レシピ④さわら
・名産地:福井県、京都府、石川県
・旬の時期:10月~3月
・食べ方:塩焼き、ムニエル、煮付け
さわらは魚へんに春と書きますが、冬の寒い時期が旬で食べ頃を迎える魚です。寒い時期のさわらは脂がのっていて濃厚な味わいをしていますが、春が近づいてくるとあっさりとした味わいに変化します。身が柔らかく、骨が少ないので魚が苦手な人でも食べやすいでしょう。食べ頃を迎えた旬のさわらは、季節の味覚として寿司や和食料理でも人気があります。
(*さわらの旬について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
料理レシピ|さわらのムニエル
淡白な味わいのさわらにバター醤油が良く合い、ご飯が進む一品です。秋以降の産卵前のさわらが1番の食べ頃で、脂がのっているのでジューシーに出来上がります。
(*さわらの活用レシピについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
11月が旬の美味しい魚と料理レシピ⑤ヒラメ
・名産地:北海道、宮城県、青森県
・旬の時期:11月~2月
・食べ方:刺身、煮付け、唐揚げ
11月~2月の寒い時期に食べ頃を迎えるヒラメは、身が引き締まって脂がのっているので美味しいです。甘みがあり上品な味わいのヒラメは、エンガワを含めて寿司のネタとしても人気があります。ヒラメには多くの美味しい食べ方があり、昆布締めやムニエルもおすすめです。捌いた後のヒラメの骨は、油で揚げて骨せんべいにすると美味しいので試してみてください。
料理レシピ|煮付け
とても簡単に作れて、ご飯とも相性が良いヒラメの煮付けのレシピです。皿に盛り付ける際は、身が崩れやすいのでフライ返しなどを使って盛り付けると良いでしょう。
11月が旬の美味しい魚と料理レシピ⑥伊勢海老
・名産地:三重県、千葉県、和歌山県
・旬の時期:10月~1月
・食べ方:姿焼き、刺身、ボイル
伊勢海老の食べ頃は産地によって多少の違いがありますが、名産地である三重県では秋から漁期が始まります。身だけでなく殻まで余すことなく美味しく食べることができ、殻からはとても美味しい出汁が取れます。刺身は弾力のある食感と身の甘さが楽しめて、頭部に詰まった味噌と一緒に食べるのが美味しさが増すおすすめの食べ方です。
(*伊勢海老の旬について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
料理レシピ|伊勢海老の塩焼き
出刃包丁を使って半分に切り、粗塩を振って焼くだけの簡単なレシピです。伊勢海老の味噌を付けながら食べるのがおすすめで、伊勢海老の旨味を存分に味わうことができます。
11月が旬の美味しい魚と料理レシピ⑦鮭
・名産地:北海道、青森県、岩手県
・旬の時期:9月~11月
・食べ方:焼き鮭、ホイル蒸し、フライ
北海道の鮭の旬は8月下旬~12月までとやや長めで、秋になると鮭がスーパーなどで出回り始めるので季節を感じる食材の1つと言えるでしょう。鮭は川から海へ出て成魚になり、産卵のため再び同じ川に戻りますが、川に戻る途中の成熟まで少し間があるものが脂がのった食べ頃です。鮭はサーモンとは違い生食が出来ないので、食べる際には火を通してください。
(*鮭の旬について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
料理レシピ|鮭としめじのバター醤油焼き
鮭としめじなど秋の味覚を使った、季節を感じる一品です。鮭は塩鮭ではなく、生鮭を使用してください。鮭に小麦粉を薄くまぶすと皮が剥がれず、タレにとろみが付いて美味しいです。
(*鮭の活用レシピについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
11月が旬の美味しい魚と料理レシピ⑧さんま
・名産地:北海道、宮城県、岩手県
・旬の時期:9月~11月
・食べ方:塩焼き、蒲焼、甘露煮
秋刀魚の字の如く、秋の季節を代表する食材の1つです。北の海から三陸沖まで南下してくる、秋から晩秋にかけて獲れるさんまが脂がのった食べ頃です。スーパーでさんまを買う際は、目に濁りがなくふっくらとしていて、背中の青色と腹の白色が鮮やかなものを選んでください。食べ頃のさんまは塩焼きで食べるのが、最も美味しい食べ方です。
(*さんまの旬について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
料理レシピ|さんまの甘露煮
調味酢を使った、簡単にできる甘辛味の甘露煮のレシピです。時間は掛かりますが、酢の効果でさんまの芯までふっくらとした柔らかい甘露煮が出来上がります。
(*さんまの活用レシピについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
11月が旬の美味しい魚と料理レシピ⑨ハタハタ
・名産地:兵庫県、鳥取県、秋田県
・旬の時期:11月~1月
・食べ方:塩焼き、煮付け、鍋
ハタハタは秋田県の名物として有名ですが、漁獲量が最も多いのは秋田県ではなく兵庫県です。秋田県で11月末から1月に獲れるハタハタは、ブリコと呼ばれる卵を持っている雌が珍重され、旬となります。しょっつるとはハタハタで作られる魚醤のことで、水と酒、しょっつるを加えた出汁でハタハタを野菜やきりたんぽなどと一緒に鍋にすると美味しいです。
料理レシピ|塩焼き
ハタハタを塩焼きにする際は焦げ防止のために、尾や背びれ、胸びれに多めに塩をつけましょう。好みでレモンや大根おろしと一緒に、皿に盛り付けて食べてください。
(*ハタハタの卵の活用レシピについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
11月が旬の美味しい魚と料理レシピ⑩にしん
・名産地:北海道、宮城県、青森県
・旬の時期:10月~12月
・食べ方:塩焼き、マリネ、煮付け
にしんの卵である数の子を獲る場合の旬は春ですが、にしん自体は脂がのっている秋から冬が旬となり食べ頃です。産地では食べ頃の新鮮なにしんを刺身で食べることもあり、風味の良さと濃厚な旨味が楽しめます。にしんは他の魚に比べて水分が多く日持ちがしないため、スーパーでは調理済の総菜や缶詰などの加工品として売っていることが多いです。
料理レシピ|にしんの姿焼き
食べ頃の旬のにしんは、シンプルに塩焼きで食べるのが最適です。ウロコを丁寧に取り、塩で水出しをして臭みを抜いてから再び塩を振ってグリルで焼くだけなので、簡単に作れます。
11月が旬の魚を使って料理しよう!
11月に旬を迎える食べ頃の魚は、脂がのっていてどれも美味しいものばかりです。魚は栄養が豊富なので、日々の食卓に旬の魚を加えると栄養バランスが整うでしょう。今回紹介したレシピを参考に、旬の魚を美味しく料理して季節の味覚を味わってください。