サワーの美味しい作り方・割合は？居酒屋風ドリンクレシピで紹介！

居酒屋のサワーは美味しいので、自宅でも楽しみたいと思う人は多いでしょう。自分で作れるようになると、安価で済んだり好みの味やアルコール濃度にできたりと利点がたくさんあります。今回は、焼酎と割材の比率や居酒屋で定番のサワーの作り方を紹介します。

サワーとは本来、英語でサワーという意味の酸味のある果汁でウォッカやジンなど様々なスピリッツを割ったお酒を指していました。しかし、日本ではスピリッツを焼酎にして作ったドリンクをサワーと呼ばれることが増え、定着していったようです。

そのためレモンサワーやグレープフルーツサワーといった酸味のあるサワーだけでなく、メロン味や桃味などの甘いサワーも生まれてきたと考えられます。一方、チューハイは本来は焼酎ハイボウルの略称で、焼酎をジュースや炭酸水で割ったお酒を指します。

しかし、焼酎以外のスピリッツを使ったチューハイもよくあり、サワーとチューハイは厳密に区別されていません。そのためチューハイとサワーの名称の使い分けは、居酒屋ごとの好みによって決められていることが多くあります。

ここでは、お酒と割材の割合やグラスの冷やし方など、サワーを作る際に知っておきたい基本的な情報とコツを説明します。参考にして、美味しいサワーを作ってください。

サワーを作る時に、お酒とソーダやジュースの割合をどのくらいにしたら良いかは、基本的に好みで決めて構いません。しかし、目安としてはお酒とジュースの比率を1:2くらいにすると美味しく飲めます。お酒をソーダで割る場合は、お酒とソーダの比率を1:4にするのがおすすめですが、お酒を濃くしたいならば1:2の比率にすると良いでしょう。

サワーを作るのに慣れてきたら、自分の好みの割合を探して作ってみてください。また、お酒に弱い人はアルコール濃度が高くならないように割り材を増やしたりチェイサーを用意したりして、酔いすぎないように注意が必要です。

サワーを作る時のスピリッツは、ウォッカや甲類焼酎などのクセがないお酒を選ぶことをおすすめします。風味が淡泊なベースを選ぶと、様々な割り物と合わせても相性が良く、美味しいお酒を作れるからです。ただし、焼酎のアルコール度数は約25度あり、ウォッカは平均で約40度もあるのでお酒に弱い人は注意して飲んでください。

炭酸水は、硬度が低いものの方が焼酎の味わいが引き立つため、軟水を選ぶようにしましょう。また、炭酸の強さの好みに応じて選ぶことも大切です。炭酸強めのサワーが好きであれば、ウィルキンソンやカナダドライ ザ・タンサン・ストロングといった強炭酸の炭酸水を使用することをおすすめします。

甘い味わいが好みであれば、三ツ矢サイダーなどの甘いソーダを割り材にしても構いません。

割り材を注ぐ時には、グラスの縁の低い位置からそっと注ぐようにしましょう。高い位置から勢いよく注ぐと炭酸が抜けやすくなってしまうからです。また、炭酸の強さを保ち、氷が溶けて味が薄まるのを防ぐためにグラスはあらかじめ冷やしておくことが大切です。飲む数時間前には、きれいに洗ったグラスを冷蔵庫に入れておいてください。

最近では、レモンサワーの素やグレープフルーツサワーの素など、様々な味わいのサワーの素が販売されています。自宅で手軽に居酒屋の味を楽しみたい人や、簡単にサワーを作りたい人におすすめです。

サワーの素を使えば、果汁を用意しなくても炭酸水で割るだけで好きなフレーバーのサワーが作れますし、割材との比率の調整も簡単で美味しく作れるため、初心者や頻繁にサワーを飲む人には便利なアイテムと言えます。なお、サワーの素は甘い味わいのものも多いですが、アルコール度数は焼酎と同じく約25度なので、飲みすぎないように注意してください。

ここでは、レモンサワーやカルピスサワーなど、居酒屋で定番となっている人気のサワーの作り方を7例紹介します。どれも簡単に作れて美味しいので、挑戦してみてください。