日本酒「獺祭(だっさい)」の名前の意味・由来は?種類別にも比較し紹介!

獺祭の名前の意味・由来を知っていますか?漢字の読み方が気になりますね。今回は、「日本酒」獺祭の漢字の読み方や、〈かわうそ・山口〉など名前の意味・由来を紹介します。獺祭の種類別の名前の意味も紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 日本酒「獺祭(だっさい)」とは?どんなお酒?
  2. 獺祭とは山口発祥の日本酒
  3. 獺祭の名前の意味は?由来は獺(かわうそ)?
  4. 獺祭は「獺(かわうそ)が獲った魚を並べるという意味」
  5. 日本酒「獺祭」の意味は山口県にある地名「獺超」に由来する
  6. 獺祭の種類は?名前の意味・特徴は?
  7. ①獺祭「45・50」
  8. ②獺祭「磨き」シリーズ
  9. ③獺祭「二割三分」・獺祭「三割九分」
  10. ④獺祭「遠心分離」
  11. 獺祭の読み方・名前の意味や由来を知っておこう

日本酒「獺祭(だっさい)」とは?どんなお酒?

出典:https://www.morishitasaketen.com/SHOP/1382.html

居酒屋や酒屋などでよく見かける獺祭は「だっさい」と読み、読み方が難しいお酒としても知られています。獺祭は、どのような味の日本酒なのでしょうか。ここでは獺祭の名前の由来や意味、日本酒の味の特徴などについて詳しく解説します。

獺祭とは山口発祥の日本酒

獺祭は山口県岩国市発祥の日本酒のブランドで、旭酒造株式会社によって製造されています。仕込みには蔵内の井戸水が使用され、原料米には酒米の王様とも呼ばれる山田錦が用いられていることが特徴です。

獺祭のすっきりとした飲み口は、お酒に馴染みのない人やワイン好きの人からも支持を得ています。和食だけではなくイタリア料理やフランス料理とも相性が良いことから、国内外問わず人気を誇る日本酒ブランドとして地位を確立しています。

獺祭の名前の意味は?由来は獺(かわうそ)?

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世界でも人気を誇る獺祭ですが、お酒の名前に含まれる獺(かわうそ)とはどのような関係があるのでしょうか。ここでは、獺祭の名前にこめられた意味や由来について歴史的背景とともに詳しく紹介します。

獺祭は「獺(かわうそ)が獲った魚を並べるという意味」

獺祭の獺はかわうそと読み、獺祭という言葉はかわうその習性が由来となって生まれた言葉です。かわうそは魚を捕まえた後、すぐに食べずに岩やねぐらに並べる習性があります。こうして並べられた魚が神様へのお供物に見えるということから、かわうその習性が獺祭と呼ばれるようになりました。

また、獺祭は春の季語としても用いられる言葉で、松尾芭蕉や正岡子規もそれにちなんだ俳句を詠んでいます。

日本酒「獺祭」の意味は山口県にある地名「獺超」に由来する

日本酒の「獺祭」は、山口県にある「獺超(おそごえ)」という地名と、正岡子規の別号である「獺祭書屋主人」に由来しています。ちなみに、獺越という地名は「川上村にいた古い獺が、子供を化かして村まで追越してきた」という伝記に因んで付けられたと言われています。

また、正岡子規は筆記具や書籍をかわうそのように身の回りに並べていたことから、自身のことを「獺祭書屋主人」と呼んでいました。獺祭の名前には、明治文学に革命を起こした正岡子規のように「変革と革新を持った酒造りがしたい」という気持ちもこめられています。

獺祭の種類は?名前の意味・特徴は?

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旭酒造で現在取り扱われいてるブランドは「獺祭」のみですが、製法や酒米の磨き方によって数々のシリーズが展開されています。ここでは獺祭の種類や名前の意味、味わいや特徴などについて詳しく紹介します。

①獺祭「45・50」

出典:https://www.asahishuzo.ne.jp/product/main/45.html

獺祭「45・50」には以下のような商品があります。

・純米大吟醸45
・純米大吟醸50
・純米大吟醸スパークリング45


「獺祭 純米大吟醸45」と「獺祭 純米大吟醸50」は、獺祭の中でもスタンダードな商品です。純米大吟醸50は精米歩合50%の米を使用して醸造したもので、日本酒の中でも特に上質な製品に分類されます。獺祭の中では最もリーズナブルで、柔らかい口当たりと繊細な香りの絶妙なバランスを楽しむことができます。

純米大吟醸45は精米歩合をさらに5%アップさせたもので、すっきりとした飲み心地と、フルーティーな味わいが特徴です。繊細な香りと米の甘みも楽しめるため、日本酒に不慣れな人や女性でも親しみやすい商品です。

獺祭(だっさい) 純米大吟醸45 720ml

②獺祭「磨き」シリーズ

出典:https://www.asahishuzo.ne.jp/product/main/23.html

獺祭の磨きシリーズには以下の商品があります。

・磨き三割九分
・磨き二割三分
・磨きその先へ


獺祭は精米歩合の割合によって「二割三分」「三割九分」「磨きその先へ」などが展開されており、いずれも雑味の少ない澄んだ味わいが特徴です。日本酒作りに用いられる酒米は、雑味の原因となるタンパク質や脂質を取り除くため、蒸米前に表面を削ります。米を削る工程のことを日本酒界では"米を磨く"と表現し、玄米に対して磨いた割合を精米歩合と表現します。

一般的な日本酒は精米歩合73〜75%程度であるのに対し、獺祭の磨きシリーズは精米歩合40%以下です。磨きシリーズならではのフルーティーな瑞々しい味わいは、獺祭シリーズの中でも不動の人気を誇ります。

獺祭〔だっさい〕 磨き二割三分 純米大吟醸 720ml 専用木箱入り

③獺祭「二割三分」・獺祭「三割九分」

出典:https://www.asahishuzo.ne.jp/product/main/39.html

獺祭の「二割三分」と「三割九分」には以下のような商品があります。

・三割九分
・三割九分 遠心分離
・二割三分
・二割三分 遠心分離
・二割三分 早田


二割三分は、山田錦を極限の23%まで磨いて製造された日本酒で、お酒特有の雑味が極めて少なく、果実のような華やかな香りが特徴です。口に含むとはちみつのような甘さが感じられ、飲んだ後も長く余韻が残ります。

三割九分は精米歩合39%の山田錦を使った日本酒で、二割三分よりも優しい旨みが感じられます。柑橘のような爽やかさと、ほのかな苦味が合わさった上質な飲み口は、和食だけでなく洋食にもよく合います。

獺祭 だっさい 純米大吟醸 磨き三割九分 1800ml

④獺祭「遠心分離」

出典:https://www.asahishuzo.ne.jp/product/main/23-cs.html

獺祭の遠心分離シリーズには以下のような商品があります。

・二割三分遠心分離
・三割九分遠心分離


商品名に「遠心分離」が入っているものは、もろみ酒を遠心分離器にかけて絞ったお酒と、圧力をかけて絞ったお酒をブレンドした製品です。遠心分離器にかけたお酒は雑味が少なく澄んだ味わいであるのに対し、圧搾したお酒は多く抽出できる反面雑味が含まれます。

遠心分離シリーズは、それぞれの圧搾方法の良い部分を取り入れた上質な日本酒で、洗練された繊細な風味と華やかな香りが楽しめます。磨きシリーズと比較して香りの広がりにボリュームがあり、爽やかな甘さが感じられます。

獺祭〔だっさい〕 遠心分離 磨き二割三分 純米大吟醸 1800ml 専用化粧箱入り

獺祭の読み方・名前の意味や由来を知っておこう

国内外問わず人気の獺祭は、その名前の由来や歴史、製法などを知ることでより一層味わいに深みが増します。獺祭の知識をおさえ、製法や精米歩合による味の違いを楽しんでみてください。

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