トムコリンズとは?カクテル言葉や由来は?ジンフィズとの違いも紹介!
トムコリンズとはどんなお酒か知っていますか?カクテル言葉の意味が気になりますね。今回は、トムコリンズについて〈味・度数〉や〈カクテル言葉・意味・由来〉など特徴を、作り方・レシピとともに紹介します。トムコリンズと〈ジンフィズ・ジントニック〉の違いも紹介するので参考にしてみてくださいね。
・【お酒、飲酒は20 歳を過ぎてから】
・【未成年者の飲酒は法律で禁じられています】
目次
材料
・ジン 45ml
・レモンジュース 20ml
・シュガーシロップ(または砂糖) 10ml
・ソーダ 適量
・スライスレモン 1枚
・マラスキーノチェリー 1つ
作り方・手順
トムコリンズの作り方は、以下の通りです。
①シェイカーにレモンジュース・シロップ・ジンを入れ、氷を一杯まで加えシェイクする
②①を氷を入れたコリンズグラスに入れ、ソーダを注ぐ
③マドラーで炭酸が抜けないよう、優しく混ぜる
④スライスレモンとマラスキーノチェリーを飾る
シロップの代わりに砂糖を使う際は、2tsp入れてください。コリンズグラスは炭酸が抜けづらいよう細く口の狭いグラスですが、なければロンググラスで代用できます。カクテルは氷が溶けると味が薄まってしまうので、なるべく硬い氷を使いましょう。
トムコリンズとジンフィズ・ジントニックの違いも知っておこう
出典: @BKitakami
ジンベースのカクテルには、トムコリンズ以外にジンフィズやジントニックもあります。これらのカクテルには、どのような違いがあるのでしょうか。
トムコリンズとジンフィズの違い
ジンフィズ・トムコリンズ共に、材料はジン・レモンジュース・砂糖・炭酸です。しかしトムコリンズはベースにオールド・トム・ジンを使用するのに対し、ジンフィズはドライ・ジンで作ります。ただ先述した通り現在ではトムコリンズもドライ・ジンを使用することもあるので、その違いはやや曖昧です。
またトムコリンズはイギリス発祥なのに対し、ジンフィズはアメリカで誕生したという違いもあります。ジンフィズは現在はレモンジュースを使いますが、誕生当初はレモンスカッシュにジンを入れたカクテルでした。
さらに、使うグラスの違いという点もあります。トムコリンズは名前にもあるように、コリンズグラスを使いますが、ジンフィズはタンブラーでサーブされます。タンブラーはスタンダードが300mlに対し、コリンズグラスは300から360mlで背がやや高いのが特徴です。
(*ジンフィズについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
トムコリンズとジントニックの違い
ジントニックもトムコリンズと同じ、ジンをベースにした柑橘の香りがする透明なカクテルです。トムコリンズはシェイクして作りますが、ジントニックはジンをトニックウォーターで割ってビルドするだけのシンプルなカクテルです。
ジントニックの柑橘の香りはトニックウォーターのフレーバーで、最後にライムを添えることもありますがレモンジュースなどは入っていません。
トムコリンズを飲んでみよう
トムコリンズという名前を今回初めて聞いた人も、柑橘系のすっきりしたお酒が好きならおすすめのカクテルです。バーではシェイカーの使うカクテルをオーダーして、目の前でシェイクしてもらうのも醍醐味の一つです。ぜひトムコリンズをオーダーして、長く愛されてきたその味わいを楽しんでみてください。