ジンフィズとは？カクテル言葉・由来は？味・度数や作り方も紹介！

ジンフィズとは、どのようなお酒なのでしょうか。ここでは、ジンフィズの名前の由来やカクテル言葉、ジンフィズと似ているカクテルのトム・コリンズとの違いなどを紹介します。

ジンフィズは、ジンをベースにしたカクテルで、炭酸水、レモンジュース、砂糖で作ります。ジンに使われている香草のジュニパーベリーの香りが抑えられており、爽やかな風味とさっぱりとした飲み口なので、カクテル初心者にも向いています。作り方で難しいところはなく、材料さえそろえれば家庭で作るのも簡単です。

(＊バイオレット・フィズについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ジンフィズとトム・コリンズは、似ている点が多いことから比較されることが多いようです。ジンと付くカクテルには、ジントニックやジンリッキーなどがありますが、ジンフィズとはレシピが異なります。ジンフィズとトム・コリンズはレシピは同じですが、異なる点もいくつかあります。

まずジンフィズはアメリカ生まれで、ドライ・ジンを使いますが、トム・コリンズはイギリスが発祥で使用するのは甘味があるオールド・トム・ジンです。またジンフィズは一般的なタンブラーを使いますが、トム・コリンズは背が高くスリムなコリンズグラスに入れるのも相違点です。

（＊トム・コリンズについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

この項目では、ジンフィズの味わいの特徴を紹介します。合わせてジンフィズのアルコール度数についても解説しているので参考にしてください。

ジンフィズは、ベースであるジンならではのボタニカルな風味が特徴です。ジンを作る際に欠かせない素材であるジュニパーベリーが、独特な香りを生み出します。ジュニパーベリーは柑橘類と相性がよく、ジンフィズに使うレモンジュースで香りがマイルドになります。

またジンは甘味が少ないお酒ですが、ジンフィズは砂糖を加えるために飲みやすくなり、加えて炭酸の爽快さもあるので、カクテル初心者にもおすすめです。