ヤクルト1000は癌のエサって本当？根拠はある？むしろ予防に効果的？

ヤクルト1000は、乳酸菌飲料の中でも特に人気が高く、売り切れが続出している商品です。一見体によさそうなヤクルト1000ですが、癌のエサになるという噂が立っているようです。その噂が本当なのか、ヤクルト1000について調査したので参考にしてみてください。

ヤクルト1000には、直接癌になる成分は含まれていません。しかし、ブドウ糖や高果糖液糖といった甘味料が多く含まれているため、癌のエサとなる噂が独り歩きしてしまったのではないかと推測されます。一般的に砂糖が多い食品は癌の好物でもあり、癌細胞に栄養をたくわえる働きがあります。

しかし癌の成長には糖分以外の栄養素も大量に必要なため、糖分を控えたからといって癌のリスクが下がる確証はありません。また、健康な体にも糖類は必要です。極端な糖質制限は健康によくないため、適度な糖質の摂取が必要と言えます。

ヤクルト1000は癌治療をされている人の中にも、習慣的に飲んでいる人が多いという情報があります。ここでは、ヤクルト1000を飲むことによって癌予防の効果を期待できるのかどうか解説します。

ヤクルト1000には乳酸菌シロタ株が1000億個含まれており、乳酸菌飲料の中でも最大数です。乳酸菌シロタ株は、酸に強く胃酸や胆汁の中でも死滅することがありません。生きたまま腸に届けられた乳酸菌シロタ株は、腸内の発がん物質を便と一緒に排出します。また、免疫細胞であるナチュラルキラー細胞を活性化する働きがあり、大腸がんの予防効果があります。（※2、3）

乳酸菌シロタ株のもう一つの側面に、精神的なストレスを和らげ、睡眠の質向上の効果があるとされています。乳酸菌シロタ株を高密度摂取することにより神経系に働きかけ、ストレスがかかると乱れやすい交感神経と副交感神経のバランスを保ってくれます。

ヤクルト1000は、ストレスの影響を受けやすい30代から50代のビジネスパーソンを対象に作られた商品です。日頃ヤクルト1000を愛飲している人からは快適な睡眠、目覚めの良さの体感、風邪などの病気にかかりにくくなったという意見が多く寄せられています。（※4）

ヤクルト1000は体にもよく、甘くて飲みやすい味なため、飲み続けてみたいと思う人も多いかもしれません。しかし、いくら体によいとされてるものでも、飲み過ぎは悪い作用を引き起こしてしまう場合があります。ヤクルト1000を飲み過ぎてしまった場合、体に起こってしまうとされる影響について説明します。

ヤクルト1000を飲み過ぎてしまうことで、稀に副作用を引き起こしてしまうことが分かりましたが、推奨されている量はどのくらいなのでしょうか。ここではヤクルト1000の適量や、正しい飲み方を紹介します。