スティックコーヒーは体に悪い?安全で体にいい商品や飲み方も紹介!
スティックコーヒーが体に悪いと言われる理由を知っていますか?今回は、スティックコーヒーが体に悪いと言われている理由を安全なスティックコーヒーの飲み方や選び方とともに紹介します。〈無添加・人工甘味料なし〉など、スティックコーヒーの体に良いおすすめ商品のランキングも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- スティックコーヒーは体に悪い・危険なの?
- スティックコーヒーの原材料を見てみると?
- スティックコーヒーが体に悪いと言われる理由は「添加物・人工甘味料」にある
- スティックコーヒーに添加物・人工甘味料が使われる理由
- 体に悪い成分①アセスルファムK
- 体に悪い成分②L-フェニルアラニン化合物
- 体に悪い成分③カゼイン
- 体に悪い成分④アスパルテーム
- 体に悪い成分⑤エリスリトール
- 安全で体に悪くないスティックコーヒーの選び方や飲み方は?
- ①無添加・無糖タイプのスティックコーヒーを選ぶ
- ②1日に飲む量は1杯程度に抑える
- スティックコーヒーの体に良いおすすめ商品ランキング【無添加・人工甘味料なし】
- 3位:ネスカフェ エクセラ ブラック(スティックタイプ100本入)
- 2位:UCC おいしいカフェインレスコーヒー(スティック30P×2g)
- 1位:AGF ちょっと贅沢な珈琲店 BLACK IN BOX産地ブレンドアソート(2g×50本入・2箱セット)
- スティックコーヒーが体に悪いと言われる理由を押さえよう
スティックコーヒーは体に悪い・危険なの?
お湯や水を入れるだけで本格的なコーヒーが味わえるスティックコーヒーは、その利便性の高さから人気があります。しかし、スティックコーヒーは体に悪くて危険といった説がありますが、本当なのでしょうか。まずはじめに、スティックコーヒーの原材料について紹介します。
スティックコーヒーの原材料を見てみると?
市販されている代表的なスティックコーヒーの原材料を、商品別に3つ紹介します。
【AGF・ブレンディのスティックカフェオレ】
・インスタントコーヒー
・乳成分入りのクリーミングパウダー
・砂糖
・pH調整剤
・乳たん白
・乳由来の香料
・乳化剤
・アスパルテーム
・L-フェニルアラニン化合物
・アセスルファムK
・アミノ酸
・微粒酸化ケイ素
【ネスカフェ・ゴールドブレンドのスティック】
・コーヒー
・食塩や乳が主要原料の食品
・コーンシロップ
・植物油脂
・カゼイン
・pH調整剤
・乳化剤
・アセスルファムK
・スクラロース
【ネスレ・スターバックスプレミアムミックスのカフェラテ】
・コーヒー
・生乳や脱脂粉乳、バターオイルなどの加工粉乳
・脱脂粉乳
・砂糖
・乳糖
・デキストリン
・植物油脂
・カゼインNa
それぞれのスティックコーヒーに含まれる原材料を見ると、味を整えるために調味料や砂糖の他に人工甘味料が入っています。さらにコーヒーの保存性を高めて味わいや風味を保つために、pH調整剤を加えることが多いようです。これらの原材料を含むカフェオレなどのスティックコーヒーが体に悪いと言われる理由については、次章で詳しく解説します。
スティックコーヒーが体に悪いと言われる理由は「添加物・人工甘味料」にある
スティックコーヒーが体に悪いと言われる理由は、カフェオレなどのスティックコーヒーに含まれる人工甘味料などの添加物に危険性があるためです。ここではスティックコーヒーに人工甘味料が使われる理由と、健康に害を与える主な成分を5つ紹介します。
スティックコーヒーに添加物・人工甘味料が使われる理由
カフェオレなどのスティックコーヒーに人工甘味料などの添加物が使われる理由は、砂糖よりも甘い味わいで風味良く仕上げることができるためです。さらに、砂糖不使用や低カロリーなどのメリットを消費者に提供することもできます。
砂糖が入っていないのにも関わらず人工甘味料が含まれたスティックコーヒーを飲むと、強い甘味を感じます。これは、人工甘味料が砂糖よりも200〜600倍の甘さを感じるためです。砂糖を入れずにカロリーを低く抑える代わりに、人工甘味料などの添加物を使うことで、健康を脅かす危険性が高まります。
体に悪い成分①アセスルファムK
人工甘味料の一種であるアセスルファムKを多く摂取した場合、以下のような症状や健康に悪い影響が現れる恐れがあります。
・頭痛、吐き気
・肝機能の低下
・発がん性
アセスルファムKは、砂糖と比べて200倍ほどの甘味を感じられる人工甘味料です。摂取してもカロリーがゼロで血糖値が上昇しないため、肥満の予防に効果があると言われています。しかし、アセスルファムKにはプラスチックと同じ成分の塩化メチレンを含み、大量に摂取すると頭痛や吐き気などの症状が現れる恐れがあるので、注意が必要です。(※1)
(*人工甘味料のアセスルファムKについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
体に悪い成分②L-フェニルアラニン化合物
砂糖の180〜220倍ほどの甘味があるL-フェニルアラニン化合物を摂り過ぎると、以下の症状や疾患を発症する恐れがあります。
・頭痛、めまい
・高血圧
・動脈硬化
L-フェニルアラニン化合物は、天然に存在する必須アミノ酸で、肉や乳製品などに多く含まれています。摂り過ぎなければ健康を損なう危険性は低いですが、過剰に摂取すると血圧を上げる作用によって頭痛やめまいの他、高血圧になる恐れがあるので注意が必要です。高血圧になると、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病を発症する可能性が高まります。(※2)
体に悪い成分③カゼイン
牛乳に含まれるタンパク質のカゼインを摂ると、以下のような体の不調が現れる恐れがあります。
・蕁麻疹、かゆみ
・下痢、便秘
・うつ病
タンパク質のカゼインは、アレルギー症状を引き起こす原因物質であるアレルゲンの一種です。アレルギーのある人がカゼインを摂ると、蕁麻疹やかゆみなどの症状が現れます。
また、カゼインが分解されずに腸に入ると、腸の粘膜を傷つけて炎症を引き起こします。腸内で炎症が繰り返されると下痢や便秘だけではなく、うつ病などを発症する恐れがあるため注意が必要です。
(*カゼインの安全性について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
体に悪い成分④アスパルテーム
砂糖より160〜220倍の甘さをもつアスパルテームを摂取すると、以下のような症状が現れる可能性があります。
・頭痛、めまい
・うつ病、不眠症
・脳腫瘍
アスパルテームはアミノ酸のフェニルアラニンとアスパラギン酸を合成して作られる、天然に存在しない化合物です。小腸で2つのアミノ酸と毒性のあるメタノールに分解され、それぞれの成分が吸収されると頭痛やめまいの他、うつ病などの健康被害を及ぼす恐れがあります。
さらにアスパルテームは、脳腫瘍などの命に危険が及ぶ病気の発症を高める人工甘味料であることが、数多くの研究によって結論付けられています。(※3)