ごまの食べ過ぎに要注意?ニキビ・肌荒れや太る原因に?アレルギーなど懸念点も紹介!

【管理栄養士監修】ごまを食べすぎるとどうなるか知っていますか?今回は、ごまの食べ過ぎによる(太る・ニキビ・肌荒れ)など悪影響の例を原因とともに紹介します。ごまの食べ過ぎになる量の目安や(アレルギー)など懸念点も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 竹本友里恵
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管理栄養士の国家資格を取得後、病院に勤務し献立作成や調理に携わる。現在はエンジニアとして働きながら、栄養サポートや栄養系メディアの記事監修など行っています。...
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管理栄養士の国家資格を取得後、病院に勤務し献立作成や調理に携わる。現在はエンジニアとして働きながら、栄養サポートや栄養系メディアの記事監修など行っています。最近はスポーツ栄養にも興味あり。趣味はフラワーゼリーなどのお菓子作りや写真です。幼少期から高校まで過度な野菜嫌いと偏食だった経験があり、食事によって身体の調子が良くなる事を体感したことから管理栄養士を目指す。正しい知識を学び、楽しい人生を送りましょう!よろしくお願いします。

目次

  1. ごまの食べ過ぎに注意?
  2. ごまを適量食べた時の効果・効能
  3. ごまを食べ過ぎるとどうなる?
  4. ①太る一因となる
  5. ②ニキビ・肌荒れしやすくなる
  6. ごまの食べ過ぎにならない量の目安は?
  7. 小さじ1杯程度であれば問題ない
  8. ごまの食べ過ぎ以外の懸念点は?
  9. アレルギーの原因である可能性
  10. ごまは適度な量を食べよう

竹本友里恵

管理栄養士

ごまは、見た目の違いから主に白ごまと黒ごまに分けられ、この2種類は栄養価や風味も違います。白ごまは、皮が白く薄いので、脂質(リノール酸やオレイン酸)が多い、セサミンが多い、アントシアニンを含まないなどの特徴があります。脂質が多いので、ごま油は白ごまから作られます。一方黒ごまは、ポリフェノールやアントシアニンが多く、抗酸化作用や視力改善効果があります。白ごまはわずかに甘く、控えめでどの料理にも合わせやすく、黒ごまは主張が強い味がするので、癖がある野菜とも相性抜群です。

ごまの食べ過ぎにならない量の目安は?

上記でごまの食べ過ぎによる懸念点を紹介しましたが、具体的にどのくらいごまを食べたら食べ過ぎになってしまうのか、1日の摂取量の目安を紹介します。

小さじ1杯程度であれば問題ない

ごまは、1日に小さじ1杯ほどが適量です。ごまには、上記で紹介した栄養の他に、鉄分やカルシウム、ビタミンEなど1日に必要な栄養が多く含まれています。食べる量に注意すればバランスの良い食事の強い味方になるので、1日小さじ1杯程度を目安に食べることをおすすめします。(※4、5、6)

ごまの食べ過ぎ以外の懸念点は?

バランスの良い食事に欠かせないごまは、食べ過ぎに注意しなければいけません。ただ、食べ過ぎ以外にも注意しなければいけない点があります。次は、ごまの食べ過ぎ以外の懸念点を紹介します。

アレルギーの原因である可能性

実は、近年ごまアレルギーが増え続けています。お米やパン、お菓子や加工食品にも多様に使われているごまは、2012年まで食品表示ラベルに記載する義務がありませんでした。ごまアレルギーは、海外でも増えており、アメリカでは約100万人いるといわれています。

ごまをアレルギー表示義務対象外の国もあるので、ごまアレルギーの可能性がある方は、輸入食品には注意が必要です。もしごまを食べて皮膚症状や腹痛、嘔吐などの症状がでたら、すぐに病院でみてもらいましょう。(※7)

ごまは適度な量を食べよう

ごまは、アンチエイジング効果、免疫力強化、便秘解消、脂肪燃焼効果や生活習慣病の改善など、体に良い効果効能が沢山あります。しかし食べ過ぎは、ニキビや肌荒れ、肥満、アレルギーの原因などになるので、1日小さじ1杯を目安に、上手に食事に取り入れて健康効果を高めましょう。

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