妊娠中のカルボナーラは危険?懸念点や妊婦が食べる際の注意点を紹介!
妊婦(妊娠中)はカルボナーラを食べても大丈夫なのでしょうか?今回は、妊婦や妊娠中にカルボナーラを食べてもいいのかを、懸念点や食べる際の注意点とともに紹介します。妊婦でも安全なカルボナーラレシピや食べてしまった・食べ過ぎた場合の対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 妊娠中(妊婦)はカルボナーラを食べてもいいの?
- 妊娠中のカルボナーラは食べ方に気をつければ大丈夫
- 妊娠中にカルボナーラを食べる際の懸念点は?
- ①生卵によるサルモネラ菌の感染リスク
- ②粉チーズによるリステリア菌
- 妊娠中にカルボナーラを食べる場合の注意点は?
- ①塩分の摂り過ぎにならないように味付けに注意する
- ②卵を十分に加熱する
- ③なるべく国産のチーズを使う
- 妊婦がカルボナーラを食べてしまった・食べ過ぎた場合の対処法は?
- 心配な場合は病院に行くのが安心
- 妊娠中でも安心なカルボナーラのレシピを紹介!
- ①牛乳で作る濃厚カルボナーラ
- ②つわり中もおすすめの玉子豆腐を使った冷製カルボナーラ
- 妊婦がカルボナーラ以外にも妊娠中に気を付けるべき食べ物は?
- 妊娠中(妊婦)はカルボナーラは食べ方に気をつけよう
③なるべく国産のチーズを使う
日本で製造されている粉チーズは、製造過程で加熱が義務付けられていて安全なので、妊娠中でも食べられます。海外産の場合は製造の段階で加熱されていないものもあり、リステリア菌が死滅していない可能性があるので避けた方が良いでしょう。
妊婦がカルボナーラを食べてしまった・食べ過ぎた場合の対処法は?
もし妊娠中にカルボナーラを食べちゃった時は、大丈夫かどうか不安になってしまうこともあるでしょう。ここでは、妊婦がカルボナーラを食べ過ぎた場合の対処法について説明します。
心配な場合は病院に行くのが安心
何よりも予防することが大切ですが、もし不調が続き心配な場合は病院に行くと安心です。サルモネラ菌に感染すると、潜伏期間が6~72時間で腹痛や激しい下痢、嘔吐、発熱等がみられます。リステリア菌は1~2週間の潜伏期間で発熱や胃腸炎のような症状が出ることがあります。長いと90日後に発症することもあるので、体調の変化にはよく注意をしてください。
妊娠中でも安心なカルボナーラのレシピを紹介!
ここでは、妊娠中でも食べられる安全なレシピを2点紹介します。工夫次第で美味しく、さらに妊娠中に必要なタンパク質等の栄養もしっかり摂れるので、ぜひ試してみてください。
①牛乳で作る濃厚カルボナーラ
卵を加熱しているので妊娠中でも安心して食べることができ、タンパク質等の栄養をしっかり摂れます。卵を加熱しても固くならないようにするために、火加減に注意をしてください。また生クリームの代わりに牛乳を使用しているので、低カロリーなのも嬉しい点です。
②つわり中もおすすめの玉子豆腐を使った冷製カルボナーラ
玉子豆腐を使った冷製カルボナーラは、ヘルシーでさっぱりとした口当たりで、つわり中にも食べやすいレシピです。減塩を心掛けている人や、薄味が好みの人は、調味料を加減して作ってみてください。ソースを先に作って冷やしておいても、美味しく食べることができます。
妊婦がカルボナーラ以外にも妊娠中に気を付けるべき食べ物は?
妊婦が気を付けるべき食材について、その他の代表的なものを以下に紹介します。
・アルコール
・生肉
・刺身
・ヨウ素・ヒ素やメチル水銀を含む食べ物
・カフェイン
特にアルコールとローストビーフ・ユッケ等の生肉、刺身については、妊娠中は控えましょう。アルコールは胎児・乳児の低体重や奇形の原因に、また生肉によって食中毒になり重症化すると流産や死産を引き起こす原因になりえます。刺身も食中毒が心配なので、火を通したものを食べるようにしてください。
ヨウ素・ヒ素やメチル水銀を含む具体的な食べ物は、昆布、ひじきやマグロ類等です。昆布は1日少量程度まで、その他も週に1回程度少量であれば問題無いとされています。カフェインは過剰摂取を避け、コーヒーの場合は、1日につきマグカップ2杯程度に相当する200mgまでにしましょう。(※4、5、6、7、8)