コストコの冷凍ブルーベリーはa型肝炎の危険性あり?そのまま食べてOK?
コストコのブルーベリー(冷凍)はa型肝炎の危険性があるというのは本当でしょうか?今回は、コストコのブルーベリー(冷凍)はa型肝炎など危険性があるというのは本当なのか、実際に起こった事例とともに紹介します。コストコのブルーベリー(冷凍)の<そのまま・加熱>など食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- コストコのブルーベリー(冷凍)はa型肝炎の危険性があるって本当?
- コストコのブルーベリーはそのまま食べても安全
- 心配な人はブルーベリーを洗う・加熱するのがおすすめ
- コストコのブルーベリーはa型肝炎の危険性があるとされる理由は?
- コストコのブルーベリーが原因とされるa型肝炎がアメリカで確認されたため
- 国内ではベリー類からa型肝炎ウイルスは見つかっていない
- ベリー類が原因とされるa型肝炎の事例①アイルランド
- ベリー類が原因とされるa型肝炎の事例②オーストラリア
- ベリー類が原因とされるa型肝炎の事例③オーストラリア
- コストコの冷凍ブルーベリーが不安な人向けの商品を紹介!【国産】
- ①完熟冷凍ブルーベリー[大玉]約1kg(3,600円)
- ②冷凍ブルーベリー 約1kg(7,000円)
- ③大粒 Lサイズ 冷凍 ブルーベリー 500g×1P (5,480円)
- コストコのブルーベリー(冷凍)の食べ方・アレンジレシピを紹介!
- ①コストコの冷凍ブルーベリーを使ったジャム
- ②コストコの冷凍ブルーベリーを使ったマフィン
- ③コストコの冷凍ブルーベリーを使ったアサイスムージー
- コストコのブルベリー(冷凍)は安全
コストコのブルーベリー(冷凍)はa型肝炎の危険性があるって本当?

コストコの冷凍ブルーベリーを食べると、a型肝炎への感染リスクがあるとの噂が流れているようです。a型肝炎にかかる危険があるなら、購入しないと考える人もいるでしょう。ここではコストコの冷凍ブルーベリーを食べると、a型肝炎の危険性があるのかを説明します。
コストコのブルーベリーはそのまま食べても安全
a型肝炎ウイルスに感染する危険性があると噂されるコストコの冷凍ブルーベリーは、そのまま食べても安全です。アメリカから輸入しているコストコの冷凍ブルーベリーはカークランドと呼ばれる自社ブランドで、アメリカ農務省のオーガニック認定を受けています。
さらにコストコの冷凍ブルーベリーはa型肝炎ウイルスなどの感染リスクがない環境で製造されています。輸入商品ではあるものの解凍後に生で食べても、a型肝炎を発症する可能性は限りなく低く安全です。
心配な人はブルーベリーを洗う・加熱するのがおすすめ
オーガニック食品だとわかっても心配な場合は、洗うまたは加熱してから食べるとよいでしょう。コストコのカークランドやイオンのトップバリュは、自社工場で品質管理を徹底して商品を製造しています。しかしコストコの冷凍ブルーベリーはアメリカ製で店頭に並ぶまでに時間がかかり、輸送プロセスでa型肝炎ウイルスにさらされると心配になる人もいそうです。
冷凍ブルーベリーは洗うあるいは加熱してから食べる方がa型肝炎ウイルスに感染する危険が下がるので、気になる人にはおすすめの方法です。
コストコのブルーベリーはa型肝炎の危険性があるとされる理由は?

コストコのオリジナルブランド品として輸入されている、冷凍ブルーベリーを食べるとa型肝炎を発症するリスクがあると言われる理由が気になる人もいるでしょう。ここではなぜ、コストコの冷凍ブルーベリーにはa型肝炎の危険性があるとされるのかを説明します。
コストコのブルーベリーが原因とされるa型肝炎がアメリカで確認されたため
コストコの冷凍商品が危険視される理由は、過去にアメリカでブルーベリーが原因とされるa型肝炎への感染が確認されたことが理由です。2013年5月にコストコで販売された冷凍ミックスベリーを食べた30名が、a型肝炎を発症した事例が報告されました。
当時、FDA米食品医薬品局は当該商品を食べてもa型肝炎を発症する可能性は低いと発表していました。しかし、コストコの冷凍ベリーを食べると感染リスクがあるとの噂は根強く残ったと考えられます。
国内ではベリー類からa型肝炎ウイルスは見つかっていない
日本国内においては、市場に流通するベリー類からa型肝炎ウイルスが見つかった事例は報告されていません。アメリカやヨーロッパでベリー類がa型肝炎ウイルスの感染源と疑われた2014年に、東京都健康安全研究センターが調査を行い陰性だったことが証明されています。
ベリー類が原因とされるa型肝炎の事例①アイルランド
2013年9月にアイルランドで、輸入冷凍ベリー並びにベリー類が含まれる食品によるa型肝炎ウイルスへの感染が報告されています。a型肝炎ウイルスへの汚染の程度が低かったため廃棄処分にはならず、消費者に対して1分以上加熱してから食べるように呼び掛けていたそうです。
ベリー類が原因とされるa型肝炎の事例②オーストラリア
2015年2月にはオーストラリアでもa型肝炎が発生しており、中国で製造された冷凍ベリーが原因です。中国の冷凍ベリー製造工場で働くスタッフが手洗いを徹底しなかったほか、不衛生な環境による水道水の汚染などが理由だったとされています。
ベリー類が原因とされるa型肝炎の事例③オーストラリア
2018年6月には再びオーストラリアで冷凍フルーツが原因とされるa型肝炎感染が起こり、64歳の高齢者の死亡が報告されました。原因となった冷凍フルーツは同年3月にリコールにより回収されていたものの、2ヶ月を経過してa型肝炎を発症したレアケースだったようです。a型肝炎ウイルスの潜伏期間は通常15~50日ですが、それを超えての残念な事例でした。
(*冷凍ブルーベリーが体に悪いとされるについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
コストコの冷凍ブルーベリーが不安な人向けの商品を紹介!【国産】
コストコの冷凍ブルーベリーがオーガニック製品だったとしても、輸入から店頭に並ぶまでの時間を考えると不安と感じる人もいるでしょう。ここでは国産の冷凍ブルーベリーのおすすめ商品を紹介するので、購入してみてください。
①完熟冷凍ブルーベリー[大玉]約1kg(3,600円)
秋田県鹿角市で農薬不使用で栽培された大粒のブルーベリーを、冷凍にした商品です。大粒のブルーベリーは完熟させてから手摘みして選果しているので、甘く美味しい実だけを楽しめます。手摘みしたブルーベリーは急速冷凍しているので、美味しさに定評があります。
②冷凍ブルーベリー 約1kg(7,000円)
大分県の九重連山の麓で農薬を使わずに栽培された、オーガニックブルーベリーを冷凍しました。色や形を厳選したブルーベリーを急速冷凍しているので本来の美味しさが凝縮され、そのまま食べても安心だと評判になっています。
③大粒 Lサイズ 冷凍 ブルーベリー 500g×1P (5,480円)
長野県の信州で栽培されたブルーベリーを急速冷凍した商品で、粒が大きいと評判です。美しさとシューシーな甘さに定評のあるノーザン・ハイブッシュ系のブルーベリーで、瞬間冷凍により鮮度を閉じ込めています。農園から直送されるのも、人気の理由のようです。
コストコのブルーベリー(冷凍)の食べ方・アレンジレシピを紹介!
コストコの冷凍ブルーベリーはそのままヨーグルトなどに入れる以外にも、美味しい食べ方がいろいろあります。ここではコストコの冷凍ブルーベリーを活用できる、おすすめのアレンジレシピを紹介するので試してみてください。
①コストコの冷凍ブルーベリーを使ったジャム
コストコの冷凍ブルーベリーを解凍したものを使って、ジャムにするのもおすすめです。溶けかかった冷凍ブルーベリーを砂糖とともに鍋に入れ、レモン果汁を加えて弱火で煮詰めます。パンにつけてもヨーグルトにかけても美味しい、ブルーベリージャムが作れます。
②コストコの冷凍ブルーベリーを使ったマフィン
コストコの冷凍ブルーベリーをマフィンに加え、食べ応えのある一品にするのもおすすめです。このレシピでは中力粉とベーキングパウダー、三温糖を合わせるので、コストコで販売しているマフィン風に仕上がります。ココナッツオイルを使うことで、体にもよさそうです。
③コストコの冷凍ブルーベリーを使ったアサイスムージー
コストコの冷凍ブルーベリーとアサイ、冷凍バナナに豆乳を加えて作るスムージーのレシピで、朝食にもおすすめです。すべての材料を、ハンドミキサーで潰すだけと簡単に作れます。冷たくてさっぱりした味わいなうえ、のど越しがよい一杯に仕上がります。
コストコのブルベリー(冷凍)は安全
コストコで販売しているカークランド製の冷凍ブルーベリーは、アメリカが認めるオーガニック製品であり安全です。食べてもa型肝炎ウイルスに感染するとの噂は誤りなので、コスパがよく美味しいコストコの冷凍ベリーを食べてみてください。