韓国海苔を食べ過ぎは体に悪い？適量はどれくらい？健康効果も紹介！

香ばしい風味と絶妙の塩味が特徴の韓国のりは、食べ過ぎると健康にどのような影響があるのでしょうか。また、韓国のりの食べ過ぎで起こるデメリットも気になります。ここでは韓国のりを食べ過ぎた場合の健康への影響などについて、詳しく紹介します。

韓国のりを食べ過ぎてしまうことによって、消化不良になることがあります。消化不良になると吐き気がして気持ち悪くなったり、胃痛が起きたりするので注意が必要です。韓国のりをたくさん食べたことによって消化が追い付かなくなると、消化不良が起きてしまいます。海苔には食物繊維が豊富に含まれており、食物繊維は胃腸に長く留まり消化に時間がかかります。

消化不良が原因となって便秘や下痢になってしまうおそれもあるので、韓国のりの食べ過ぎには注意して、消化不良にならないようにしましょう。

韓国のりを食べ過ぎることで、脂質の摂り過ぎとなって太ることもあります。韓国のり1パックには脂質が約2.1ｇ含まれており、韓国のりを食べることで1日の脂質の3.7〜5.5％を摂取していることになります。また韓国のりは油を塗って作られていて脂質が高めになっているという側面もあり、食べ過ぎることで脂質の摂り過ぎになりがちです。

また韓国のり1パックのカロリーは約20kcalで、1日の摂取カロリーのうちの0.9％となり低カロリーではありますが、たくさん食べることでカロリー過多となってしまいます。また韓国のりをご飯のお供としてと食べることによって、カロリー・糖質過多となる場合もあります。韓国のりをご飯と一緒に食べる場合には、食べ過ぎにならないように注意しましょう。

韓国のりの食べ過ぎによって塩分も摂り過ぎになってしまい、健康に悪影響を及ぼすおそれがあります。日本人の1日の塩分摂取量の基準は、成人男性は7.5g、女性では6.5g未満となっています。韓国のり1パックに含まれる塩分は約0.2gですが、塩分は1日に様々な食品から摂取するので、韓国のりの食べ過ぎから塩分過多にならないよう注意が必要です。

塩分を摂り過ぎることは、高血圧やむくみなど生活習慣病の原因となってしまいます。また高血圧によって血管に負担がかかり続けてしまうと、脳梗塞などの病気を引き起こすおそれもあります。塩分過多から生活習慣病を引き起こさないためにも、韓国のりの摂り過ぎには気を付けましょう。

韓国のりは、どのくらいの量を食べると食べ過ぎとなってしまうのでしょうか。また韓国のりを1日に食べる適量とは、どのくらいなのかも気になります。以下に韓国のりを食べる場合の適量について、得られる健康効果とあわせて紹介します。

韓国のりを1日に食べる適量は1パックが目安といわれており、1パックには約5gの韓国のりが入っています。1パックよりも多くの韓国のりを食べ過ぎると胃腸に負担がかかってしまったり、塩分・カロリー過多になったりするおそれがあります。健康を損ねないためにも韓国のりは1日1パック程度を目安にして、食べ過ぎないようにしましょう。

韓国のりを食べ過ぎないようにする方法には、どんなものがあるでしょうか。ここからは、韓国のりの食べ過ぎにならない食べ方について紹介します。韓国のりの選び方やおすすめの食べるタイミングなども紹介するので、参考にしてください。

韓国のりの食べ過ぎを防ぐには、海苔だけをおつまみや間食として食べるのがおすすめです。韓国のりをご飯のお供にすると、ご飯と一緒に食べ過ぎてしまう可能性があります。食物繊維を含む韓国のりは満腹感が得られやすく、味も付いていて食べやすいので、食べ過ぎを防ぎたい場合は海苔だけで食べることをおすすめします。

韓国のりにはごま油やえごま油、オリーブ油、グレープシードオイルなど様々な種類の油が塗られており、食べ過ぎの防止には油分の少ない商品を選ぶという方法もあります。商品の成分表で脂質の量を確認することで、油分の摂り過ぎを防ぐことが可能です。また得られる効果や栄養素は油によって異なるので、お好みで商品を選ぶのもおすすめです。

韓国のりは、食事の30分くらい前に食べるのがおすすめです。食前に食べることで満腹感が得られやすくなり、食べ過ぎを防止することが出来ます。また食前に韓国のりを食べることで水溶性の食物繊維が溶けて、糖質や脂質がスムーズに体外に排出されます。糖質や脂質の吸収が抑えられることによって、ダイエット効果も期待できるでしょう。

韓国のりはしっかりと味が付いていてご飯とも相性抜群の美味しい海苔ですが、健康に悪影響を及ぼさないためにも、食べ過ぎには注意が必要です。韓国のりは適量を食べることで、様々な健康効果を得ることが出来ます。韓国のりの食べ過ぎに注意しながら量や食べ方などを工夫して、美味しく味わってください。