ザクロジュース・ザクロ酢の飲み過ぎは危険？1日の摂取量や飲み方も紹介！

ザクロは古くから女性の果実と呼ばれ、美容や健康に良いと言われています。ザクロを使ったジュースやザクロ酢は手軽に取れるため人気ですが、飲み過ぎると体にどのような影響があるのでしょうか。今回は、ザクロジュースの飲み過ぎにによる副作用について解説します。

ザクロジュースやザクロ酢を飲み過ぎると、下痢や便秘を起こす恐れがあるため気をつけてください。厚生労働省は、通常ザクロには副作用がないものの一部でアレルギー反応がみられ、下痢などを引き起こすことがあると発表しています。

また、ザクロの皮にはアルカロイドのペレチエリンという人体に有害な成分が含まれており、大量摂取は下痢の原因となります。ザクロジュースを手作りする際は、皮を剥いてから使用するようにしましょう。なお、ザクロに豊富な抗酸化作用のあるタンニンは便を硬くする作用をもち、便秘の人は症状が悪化することもあるので注意が必要です。

ザクロ酢やザクロジュースを過剰摂取した場合、吐き気や嘔吐など消化器系へ影響を及ぼすことがあるので注意が必要です。適量を摂取した場合は便秘解消などの健康効果がありますが、飲み過ぎは逆に胃腸を荒らしてしまいかねません。特に胃腸の弱い人は空腹時に飲むことを避けるなど、飲むタイミングにも気を付けましょう。

ザクロジュースは無糖と加糖のものがあり、糖分が入っているものは飲みやすいですが太ってしまう恐れがあるので飲み過ぎに注意しましょう。ザクロ酢の場合も同様で、飲みやすいよう糖質が添加されている商品があります。

ザクロジュースやザクロ酢が健康に良いからと糖分が入っているものをたくさん飲んでしまうと、太りすぎによる糖尿病や下痢などの副作用を引き起こす要因にもなります。特にダイエット中は、糖質やカロリーに注意しながら上手に取り入れていくことが大切です。

ザクロは美容や健康を意識している女性に人気があるため、ザクロジュースやザクロ酢が気になる人も多いことでしょう。ザクロジュースやザクロ酢のメリットを得るには、どの程度飲めばよいのでしょうか。ここでは、1日の適切な摂取量を解説していきます。

ザクロジュースやザクロ酢の適量は、商品表示を確認し記載された量を飲むようにしましょう。ザクロジュースの場合、1日の摂取量は100ml程度が目安となっています。ザクロ酢の場合、果実酢表記であれば1日に大さじ1杯15mlが目安です。飲み過ぎは胃を刺激し、カロリーや糖質の摂りすぎにもなるため、適量を心がけましょう。

ザクロには肌の健康を保つビタミンや抗酸化作用のあるポリフェノールなど、女性に嬉しい栄養素が詰まっています。ここでは、ザクロジュースやザクロ酢の効率的な飲み方や飲むタイミングについて解説するので気になる人は参考にしてください。

ザクロジュースを飲む場合は、一度に飲まず、朝昼晩など2、3回に分けて飲むのがおすすめです。ザクロジュースは濃縮還元タイプやざくろだけを絞ってジュースにしたストレートタイプがあります。ザクロ本来の味を楽しみたいのであれば、ストレートタイプがおすすめです。

そして、ザクロ酢には希釈して飲むものやそのまま飲めるストレートタイプがあります。お酢の酸っぱさやクセがあるため、炭酸で割って飲むとのど越しがよく飲みやすくなります。また、牛乳や豆乳で割ると、とろみが出て酸っぱさが抑えられまろやかになりおすすめです。

ザクロジュースは、薬ではなく食品のため、好きなタイミングで飲んで構いません。朝食や夕食時に水や炭酸で割るなど好みの飲み方を見つけてみてください。またタンニンが含まれるため、寝る前に飲むときは歯の着色防止のため歯を磨く前に飲みましょう。

ザクロ酢の場合、酸味があるため食事中や食後に飲むのがおすすめです。空腹時に飲むと、お酢に含まれる酸の成分が、胃を刺激してしまい吐き気などを起こす要因にもなります。また、お酢でエナメル質が溶けてしまい虫歯の原因になる恐れもあるので、寝る前の飲用は控えたほうが良いでしょう。

ザクロジュースやザクロ酢は、健康や美容に良い効果がたくさんあります。女性だけでなく、男性の健康にも良いため、飲み過ぎに注意して毎日の生活に取り入れてみてください。