カフェインに弱い人の特徴・症状を診断!対処法や合わない飲み物も紹介!
カフェインに弱い人の特徴を知っていますか?今回は、カフェインに弱い・合わない人の特徴5つを症状で診断し、よりカフェイン摂取に注意すべき人とともに紹介します。カフェインに弱い人の対処法やカフェインが多い飲み物も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
カフェインに弱い人がいるって本当?特徴は?
カフェインとはコーヒー豆や緑茶、紅茶などの茶葉に含まれる成分の1つであり、過剰に摂取すると気分が上がって興奮したり、眠気が消失したりする作用があることで有名です。今回はカフェインに弱い人の特徴や症状、カフェインを摂取する際の対処法について紹介します。
歳を経てカフェインに弱くなる人もいる
体内に入ったカフェインは、アルコール等と同じように肝臓で分解されます。消化器官の一部である肝臓は、加齢とともに機能が低下することが分かっています。この肝臓の機能低下によりカフェインを分解する力が弱くなり、若い頃は平気でも歳を経てカフェインに弱くなる人もいるので注意が必要です。(※1)
カフェインに弱い・合わない人の特徴5つ!症状で診断!
生まれ持った体質や気質によりもともとカフェインが体に合わず、カフェインを摂取すると体調を崩してしまう人もいるので注意が必要です。ここでは、カフェインに弱い・合わない人の特徴や、カフェインを過剰に摂取した際の症状について紹介します。
①HSP・神経質な人
HSPと呼ばれる、生まれつき感受性が強く敏感な気質を持った神経質な人がカフェインに弱い理由は、以下の通りです。
・HSPの人の脳は通常より働きが活発であり、扁桃体の血流が多い
・HSPの人は自律神経のバランスが崩れやすい
・HSPの人は感受性が強い
HSPの気質を持つ人は、人一倍カフェインに敏感であると言われています。なぜなら、HSPの人の脳は一般的な人に比べて働きが活発であり、特に喜怒哀楽の感情を司る扁桃体の血流が多いからです。また扁桃体は、自律神経のバランスにも大きく関係しています。
そのため、HSPの人がカフェインを摂取すると自律神経の働きが高まりすぎてしまい、体調を崩したり情緒不安定になったりしやすいとされています。(※2)
②不眠感が高まる人
カフェインに弱い人は、カフェインを摂取すると興奮して頭が冴えてしまい、不眠感が高まり眠れなくなってしまう場合があります。これはカフェインに覚醒作用があり、カフェインを過剰に摂取すると脳が過度に集中した状態になってしまうためです。この状態が続くと、本格的な睡眠障害を引き起こすケースもあるので注意してください。
③動悸がする・血流が早くなる人
カフェインに弱い人は、カフェインを摂取すると激しい動悸がしたり、脈拍が増えて血流が過剰に早くなったりすることがあります。これは、カフェインに対する感受性が高いため、カフェインの持つ覚醒作用や興奮作用が通常の人より強く出てしまうためです。このような興奮状態が続くと体に大きな負担がかかり、体調不良の原因となることも多いため注意が必要です。
④カフェイン不耐症の人
生まれつきカフェインに対する感受性が高く、カフェインを摂取すると一般的なアレルギー症状と同じような症状が出てしまう人がいます。このような症状はカフェイン不耐症、あるいはカフェイン過敏症などと呼ばれています。
具体的な症状は吐き気や嘔吐、頭痛、めまい、動悸など人それぞれですが、重篤な場合はアナフィラキシーショックを引き起こすこともあるため注意が必要です。
⑤胃腸の様子がおかしくなる人
カフェインを摂取すると胃腸の調子が悪くなり、下痢や吐き気、嘔吐などの症状が出てしまう場合があります。これは、カフェインに消化器の働きを促進する効果があり、カフェインを摂取すると胃酸の分泌が過剰になって胃が荒れてしまうことがあるためです。
そのため空腹時や胃が弱っているとき、あるいは生まれつき胃腸が弱い人はカフェインは避けたほうが良いと言えます。