バター醤油ご飯は体に悪い？塩分/脂質が危険？適量やレシピも紹介！

バター醤油ごはんは醤油で味付けするため塩分が多くなり、有塩バターを使うとさらに塩分が増えます。塩分摂りすぎのリスクは以下の通りです。

・高血圧
・腎機能の低下

バター醤油ごはんの塩分量は約1gで、日本人の食事摂取基準では、1日の塩分量を男性は7.5g未満、女性は6.5g未満を推奨してます。1食あたり2～3gとすると、バター醤油ごはんの1品のみで1食あたりの半分の塩分量を占めます。バターや醤油の量を増やしたり、他におかずを足したりする際は塩分量に注意しましょう。

血圧が高くなると動脈硬化が進み、脳卒中や心筋梗塞に繋がります。また塩分量と水分量の調整は腎臓で行われているため、腎臓に負担がかかり、腎臓病のリスクが高まります。

バターの主なエネルギー源は脂質であり、栄養バランスをみると脂質に大きく偏っています。脂質の摂りすぎのリスクは以下の通りです。

・脂質異常症
・肥満

脂質異常症とは、中性脂肪や悪玉コレステロールの値が高い、または善玉コレステロールの値が低い状態をいいます。脂質異常症は、高血圧同様に動脈硬化を進行させます。また脂質はカロリーが高いため肥満にも繋がり、肥満もまた生活習慣病のリスク要因です。

バター醤油ごはんのカロリーは茶碗1杯260kcalと高めです。カロリーの摂りすぎのリスクは以下の通りです。

・肥満
・生活習慣病

成人男性の1日の摂取カロリーの目安は、1日2600kcal前後、1食で800kcal前後です。バター醤油ごはんを食事に取り入れる際に、おかずはヘルシーな料理を選ばないとカロリーオーバーになります。また成人女性の摂取カロリーの目安は1日2000kcal前後、1食600kcal前後のため、男性よりも食べ過ぎには要注意です。

肥満は健康診断の血液検査の結果にも影響してきます。数値が悪いと高血圧や糖尿病などの生活習慣病に繋がり、最終的には様々な臓器の疾患のリスクを高めます。

・ごはん：1杯（150g）
・バター：5g
・醤油：適量

バター醤油ごはんの作り方を紹介します。

①温かいご飯を器に盛る
②ご飯にバターを乗せて、熱で溶かす
③醤油を3回し程度かける

バターと醤油の量はお好みに調節してください。また、醤油をだし醤油に変えたりかつお節をかけたりして、アレンジすることもできます。温かいご飯にバターを乗せることで、米粒とバターが馴染んで美味しく仕上がります。