かぼちゃの種に毒性はある?食べ過ぎNG?1日の摂取量など紹介!
かぼちゃの種に毒はあるのでしょうか?食べていいのか心配ですね。今回は、かぼちゃの種の毒性の有無や、食べ過ぎによる<肝臓への負担>などのデメリットを紹介します。かぼちゃの種の1日の摂取量や、体に良い効果・おすすめの食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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かぼちゃの種に毒はない?食べて大丈夫?
野菜や果物の種のなかには、毒性があると言われるものがあります。かぼちゃの種を食用や薬として昔から活用している国もありますが、食べても問題ないのでしょうか。かぼちゃの種の毒性の有無や、食べても問題ないのかどうかについて詳しく解説します。
かぼちゃの種に毒性はなく食べても問題ない
かぼちゃの種の持つ栄養価が注目され日本でも市販されているように、毒性は全くなく食べても問題ありません。かぼちゃの種には、美肌や健康な体を作るために必要な栄養素がたくさん含まれていると言われています。炒ったものは軽い歯触りと香ばしい香りを楽しめ、生のものはそのままで食べるほかお菓子やサラダなどの材料に活用することもできます。
ただしかぼちゃの種は食べ過ぎるとデメリットがある
かぼちゃの種は栄養価が高い食品のため体へのメリットは多くある一方で、食べ過ぎることによって引き起こされるデメリットもあります。どのような食材にも言えることですが、いくら体に良いものであっても食べ過ぎるのは決して良くありません。
かぼちゃの種を食べ過ぎるとどうなる?
かぼちゃの種は栄養価が高いため、適量を食べることは健康な体作りにとても効果的な食材ですが、食べ過ぎてしまうと逆効果になる場合があります。ここでは、かぼちゃの種の食べ過ぎによる影響について解説するので、参考にしてください。
①カロリー過多
かぼちゃの種の糖質の量はそこまで高くはないものの、脂質の含有量が多いため高カロリーな食品です。かぼちゃの種のカロリーは100gあたり約550kcalで、一粒に換算するとおよそ3kcalほどです。かぼちゃの種は小さく軽い食べ応えのため、食べ始めると多くの量を食べてしまいがちですが、その分カロリーを多く摂取してしまうので気をつける必要があります。(※1)
②脂質による肝臓への負担
脂質は健康維持のために欠かせない栄養で適量を摂取するのは問題ありませんが、摂取し過ぎると肝臓への負担がかかります。肝臓への過度な刺激が加わり悪玉コレステロールが増えることで、動脈硬化の原因に繋がる可能性もあります。(※2)
③消化不良
かぼちゃの種を食べ過ぎてしまうと、消化不良になることがあるので注意が必要です。かぼちゃの種に豊富に含まれる食物繊維には胃腸の働きを整える役割を持つ一方で、摂取し過ぎると胃腸の働きが鈍くなり吐き気や胸焼けなどの消化不良の症状が現れることがあります。
かぼちゃの種のように固くて水分が少ない食べ物を食べる際は、消化を促すためによく噛んで食べると良いでしょう。(※3)
④リノール酸・オレイン酸の過剰摂取
かぼちゃの種にはリノール酸やオレイン酸が含まれていますが、これらを過剰に摂取すると以下のようなデメリットがあります。
・動脈硬化の原因に繋がる
・肥満のリスクが高まる
・アレルギー症状が悪化する
脂質であるリノール酸やオレイン酸を適量で摂取することは、悪玉コレステロールの量を減らしたり血液の流れを整えたりと、生活習慣病の予防のためにも効果があります。しかし摂取し過ぎると動脈硬化を引き起こすなど逆効果になるうえに、カロリー過多によって肥満の原因に繋がるため、適量を摂取する心がけが必要です。
また、リノール酸を摂り過ぎると花粉症やアトピーなどのアレルギー症状の悪化を引き起こすとも言われています。(※4、5)