かぼちゃの種に毒性はある?食べ過ぎNG?1日の摂取量など紹介!
かぼちゃの種に毒はあるのでしょうか?食べていいのか心配ですね。今回は、かぼちゃの種の毒性の有無や、食べ過ぎによる<肝臓への負担>などのデメリットを紹介します。かぼちゃの種の1日の摂取量や、体に良い効果・おすすめの食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
かぼちゃの種の食べ過ぎは健康に悪影響を及ぼす可能性もありますが、1日に食べる量が適量であれば体に良い効能が期待できると言われています。ここではかぼちゃの種を1日何粒まで食べて良いのか、どのような効果が得られるのかについて解説します。
かぼちゃの種は1日10〜15粒を目安にしよう
小粒で食べやすく健康に良いとされるかぼちゃの種ですが、その効果を十分に得るためにも1日10~15粒を目安に食べると良いでしょう。これは、カシューナッツやくるみなどのナッツ類の1日における適量と同じくらいです。
かぼちゃの種はカシューナッツなどのナッツ類と同様に脂質が高いため、摂取量が少なく定められています。かぼちゃの種を食べ過ぎないように、あらかじめ適量を皿に取り分けておくのがおすすめです。
かぼちゃの種に期待できる効果・効能
かぼちゃの種を食べることで得られる効果には、以下のようなものが挙げられます。
・アンチエイジング
・体力増強
・生活習慣病予防
・便秘解消
・女性ホルモンバランスの調整
・前立腺肥大の抑制
かぼちゃの種には脂質以外にもさまざまな栄養素が含まれ、マグネシウムや亜鉛などのミネラルの含有量も多いのが特徴です。ミネラルは代謝や免疫反応などの体の機能をサポートする他、丈夫な骨や血液を作り出すのに重要な役割を持ち、アンチエイジングや体力増強・生活習慣病の予防にも効果があります。
また、食物繊維を多く含み腸内環境を整える働きが期待できるので、便秘の改善効果も期待できる食品です。かぼちゃの種に含まれるリグナンと呼ばれるポリフェノールは、女性ホルモンのバランスの乱れを整えたり、男性が多く発症する前立腺肥大の症状を抑える働きがあります。(※6、7)
(*かぼちゃの種の栄養価と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
かぼちゃの種の食べ方のおすすめも紹介!
そのまま食べられる市販のかぼちゃの種もありますが、かぼちゃの調理をする際に捨てずに活用するのも良いでしょう。ここでは栄養豊富なかぼちゃの種のおすすめの食べ方を紹介するので、参考にしてください。
①かぼちゃの種のロースト
粒が大きく固そうなかぼちゃの種の場合、一度電子レンジで加熱してからオーブンで加熱するのがおすすめです。オーブンで焼く際にかぼちゃの種同士を重ならないように広げてまんべんなく焼き色を付けると、軽い噛み応えになり美味しく出来上がります。
②かぼちゃの種のポップコーン風おやつ
レンジ加熱したかぼちゃの種をバターを熱したフライパンで炒め、砂糖で味付けするとキャラメルポップコーンのような風味に仕上がります。レンジで加熱し過ぎるとはじける場合もあるので、注意して調理してください。軽く焦げ目を付けると、香ばしい味わいが楽しめます。
③かぼちゃの種とワタの揚げ物
かぼちゃの種とワタを片栗粉で和えてから時間をかけて揚げると、種の中まで火が入り軽い口当たりに仕上がります。かぼちゃの種が大きい場合は、種とワタを叩いてから調理すると食べやすくなります。