蒸留酒とは?醸造酒と違いは?種類の一覧や飲んでも太らない秘密を解説!
蒸留酒はどんなお酒か知っていますか?醸造酒と違いあるのでしょうか?今回は、〈ワイン・ウイスキー〉など、蒸留酒の種類一覧や飲み方のおすすめを紹介します。蒸留酒が太らないと言われるのは本当かも紹介するので参考にしてみてくださいね。
・【お酒、飲酒は20 歳を過ぎてから】
・【未成年者の飲酒は法律で禁じられています】
目次
⑦ラム酒
一般的なラム酒は、サトウキビを精製した後の副産物である廃糖蜜をアルコール発酵させて、これを原料として製造しています。ラム酒を熟成するときは木樽に入れて樽香を移しながら熟成されることが多いですが、必ずしも木樽を使うわけではなく、ガラス瓶に詰めた状態でもラム酒の熟成は進みます。
ラム酒はサトウキビ由来のお酒で、カラメルのような甘く香ばしい風味と甘味が特徴の蒸留酒です。ラム酒はカクテルのベースとして使用されますが、洋菓子の風味づけにも用いられています。また、ラム酒はブランデー、赤ワインの次に二日酔いが酷くなりやすいお酒です。
(*ラム酒について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
蒸留酒の飲み方は?
それぞれ特徴をもつ蒸留酒はどういった飲み方があるのでしょうか。次はさまざまある蒸留酒の飲み方について紹介します。
①ストレート・ロック
ストレートはお酒に何も足さず、常温でそのまま飲む楽しみ方で、お酒本来の風味や味わいを楽しめます。熟成期間が長くて高価な蒸留酒はストレートでの飲み方がおすすめです。また蒸留酒はアルコール度数が高いので、一気に飲まずに少しづつゆっくり飲みましょう。
一方でロックはワイングラスのように広口のグラスに、お酒と氷を入れた飲み方です。お酒がすぐに薄まらないように、氷は大きくて不純物が少なく溶けにくいものを選ぶとより美味しく飲むことができます。
②お湯割り・水割り・ソーダ割り
お湯割りはお酒をお湯で割る飲み方で、焼酎を飲むときに多くみられます。お湯割りはでき上がりの温度を人肌より少し熱いぐらいの約40〜45℃にすると、香りが広がり飲み口がまろやかになって甘みや旨味も引き立ちます。また焼酎をはじめとする蒸留酒のお湯割りの方法は、70~85℃まで冷ましたお湯を先に器に入れて、その後にお酒を入れるのが基本です。
水割りはグラスに水と氷、お酒を入れる飲み方ですが、氷は不純物の少ない溶けにくい氷を使うことがおすすめです。ソーダ割りはお酒を炭酸水で割る暑い夏などにおすすめの楽しみ方で、好みでレモンを絞っても美味しいでしょう。
③ショットガン
ショットガンはアルコールが40度程度のテキーラやウォッカ、ラムなどの蒸留酒と炭酸水を1対1で割って飲む方法です。
ショットガンの飲み方はユニークで、まずショットグラスに蒸留酒と炭酸水を入れて手の平でグラスに蓋をします。その後テーブルにグラスの底を叩きつけるとその衝撃でお酒と炭酸が混ざるので、発泡しているのを確認したら手を離して一気に飲み干します。
発泡の勢いが強いときに飲むとお酒が苦手な人も比較的飲みやすいですが、炭酸水で割っているとはいえアルコール度数が高い飲み方なので飲み過ぎないように気をつけてください。二日酔いが怖い場合は、ショットガンは最も二日酔いになりにくいウォッカで作るのがおすすめです。
蒸留酒は太らないって本当?
醸造酒を蒸留して造る蒸留酒は太らないという話を聞いた事がある人は多いかもしれませんが、実際のところはどうなのでしょうか。次は蒸留酒のカロリーや糖質、太りにくいと言われる根拠について解説します。
蒸留酒のカロリー・糖質を見てみると?
カロリー | 糖質 | |
焼酎 | 140kcal | 0g |
ウイスキー | 225kcal | 0g |
ブランデー | 225kcal | 0g |
テキーラ | 230kcal | 0g |
ウォッカ | 240kcal | 0g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
こちらは100mlあたりのカロリーと糖質になりますが、どのお酒もカロリーはあるものの糖質は全て0gです。前述した通り蒸留酒は醸造酒を蒸留して作りますが、原料の醸造酒にはその種類による含有量の差はあるものの糖質が含まれています。しかし、蒸留酒はそこからアルコール成分だけを蒸発させて抽出するため、糖分は含まれないのが特徴です。