原酒とは?どんな日本酒?度数や味わい・香りなど特徴や生酒との違いも紹介!

原酒はどんな日本酒を指すか知っていますか?普段からお酒を飲まない方にはあまり耳馴染みがないかもしれません。今回は、原酒の(アルコール度数・味わい・風味)など特徴や、生酒との違いも比較して紹介します。原酒の飲み方のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。

・【お酒、飲酒は20 歳を過ぎてから】
・【未成年者の飲酒は法律で禁じられています】

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. 原酒(げんしゅ)とは?
  2. 原酒は加水工程を挟まない日本酒
  3. 原酒と生酒の違い
  4. 原酒の特徴は?
  5. ①原酒はアルコール度数が髙め
  6. ②原酒の味わい・風味
  7. 原酒の飲み方のおすすめは?
  8. ①ロック
  9. ②水割り
  10. ③カクテル
  11. 原酒を美味しく飲もう

原酒(げんしゅ)とは?

日本酒ブームにより、飲食店や自宅で日本酒を楽しむ人が増えています。日本酒にも様々な種類がありますが、よく耳にする原酒(げんしゅ)とはどのようなものか説明します。

原酒は加水工程を挟まない日本酒

現在流通している日本酒は発酵させて絞った後に水を加えられ、アルコール度数が調整されているものがほとんどです。この、水を加えてアルコール度数を調整する作業を「加水」と呼びます。

通常では加水工程により日本酒の味わいや香りを調整していますが、原酒を作る際は加水工程が行われていません。そのため原酒は通常の日本酒よりも度数が高く、濃厚な飲み口が特徴となっています。原酒の場合、一般的にラベルに「原酒」もしくは「無加水」と表記してあります。

原酒と生酒の違い

先ほど説明したように、原酒とは「絞った日本酒に水分が加えられてないもの」を指します。その一方で、絞った日本酒に「火入れ」と呼ばれる加熱処理をしていないものが生酒です。火入れさえされていなければ、加水調整やアルコール添加をされているものも全て生酒と呼ばれます。ちなみに、加水調整も火入れもされていないものは「生原酒」になります。

(*生酒について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

生酒はどんな日本酒?原酒と違いは?味わいなど特徴や飲み方のおすすめを紹介!

原酒の特徴は?

加水工程を挟まないものを原酒と呼ぶことが分かりましたが、原酒にはどのような特徴があるのでしょうか?

①原酒はアルコール度数が髙め

一般的に加水をした日本酒はアルコール分が13~16%であることに対し、原酒は20%程度となっています。水を加えていない分、度数が高く保たれているのが原酒の1つの特徴です。その度数の高さから、日本酒を飲み慣れていない人にとってはアルコールが強いといった印象を与えるかもしれません。その分、日本酒本来の力強さを味わえるという魅力もあります。

②原酒の味わい・風味

加水された日本酒は風味を柔らかく押さえてあることが多いですが、原酒は水を加えていないためお米本来の芳醇な旨みや香りが凝縮されています。製造方法や使用されたお米の種類によっても様々な香りの違いがあり、原酒はその違いをよりダイレクトに感じることができます。

味わいとしては、加水されていないため力強い味わいと評されることが多いです。アルコールが強い分パワフルで個性的な味わいのものが多いため一度飲むとやみつきになり、コアなファンになる人が多い日本酒でもあります。

Twitterの口コミ

今日はこれからオンライン飲み会なのでお酒買ってきたよ!

徳島の太閤 初しぼり純米原酒
がつんとくる味、うんまいなぁ

Twitterの口コミ

今日はこちら!三重県宮崎本店より「宮の雪・純米しぼりたて原酒」生の表記がないから火入れのタイプかな?それでも生のピリピリとした感じがあり、原酒らしい厚味のある酸味や甘味や旨味があってパンチのきいた味わいです😁

原酒の飲み方のおすすめは?

関連する記事