サラダ油のカロリー・糖質や脂質は高い?太る?カロリーオフする方法も紹介!
【管理栄養士監修】サラダ油のカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、サラダ油(100g・大さじ・小さじ)のカロリー・糖質量を〈種類別〉に比較しながら紹介します。サラダ油のダイエット・糖質制限中の使い方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
①キッチンペーパーを使って油を敷く
大きなボトルに入って売られているサラダ油ですが、そのままフライパンに油を入れるとどうしても必要量よりも多い油を使うことになります。油の量を最小限にするためにも、器に入れた油をキッチンペーパーに吸わせてフライパンにひくことで無駄な油を使うこともなく、カロリーオフすることができます。
②油を酸化させない
油は、空気に触れたり加熱することで酸化してしまいます。酸化することで、発がん物質に変化したりニキビや肌荒れの原因にもなります。一般的には動物性油の飽和脂肪酸の方が酸化しやすく、サラダ油やオリーブオイルなど植物性の不飽和脂肪酸は酸化しにくいとされていますが、保存状態や揚げ物で繰り返し使うなどでサラダ油も酸化が進みます。
酸化した油は身体に良い物とは言えないため、光の当たらない冷暗所での保管をするようにしましょう。通常より色が濃くなったり、加熱したときに泡や煙が出やすくなっているもの、粘り気が出ていたりニオイが変わっていたら酸化しているため使わないようにした方が良いでしょう。
渡辺愛理
管理栄養士
よく揚げ物をした際に、次回も同じ油を使おうとオイルポットなどに移される方もいますが、あまり参加しているためあまりおすすめはできません。
③揚げ物は油を切って食べる
油をたくさん使う揚げ物はどうしてもカロリーが高くなります。揚げ物自体のカロリーを減らすことはできませんが、不要な油を切ることでカロリーオフすることができます。揚げ物の調理後はすぐに食器に盛り付けるのではなく、網で油を切ってから器に盛り付けることで衣に残った余分な揚げ油を切ることができます。
食器にもキッチンペーパーを敷いてから揚げ物を乗せるようにすると油を吸ってくれるため、更にカロリーオフに繋がります。
④テフロン加工のフライパンを使う
炒め物などをすると必ずサラダ油が必要になるため、カロリーオフしたいと考えているとダイエット中の調理方法が限られてしまうことがあります。そんな時には、テフロン加工のフライパンを使うのがおすすめです。テフロン加工されていると、油をひかなくても食材がくっつかないので、調理中にサラダ油を使わなくてよくなります。
いつもと同じ味付けでも、テフロン加工のフライパンで油を使わずに調理するだけで自然とカロリーオフすることができます。野菜の中には、油と一緒に摂取することで栄養素を吸収しやすくなるものもあるため、用途に合わせて使い分けてください。
サラダ油のカロリー・脂質に気をつけよう
調理にはかかせないサラダ油は摂ると太るとダイエット流は控えている人が多いですが、人間に必要な不飽和脂肪酸のオメガ3やオメガ6などの栄養素が含まれているため、完全に断つ必要はありません。ただ、カロリー・脂質が多いため摂り過ぎると肥満の原因になるので上手にカロリーオフして使いましょう。