エナジードリンクのカフェイン量を【多い順】ランキングで比較!最強の商品はどれ?
【管理栄養士監修】エナジードリンクのカフェインの含有量はどれくらいか知っていますか?日本で一番最強なドリンクはどれでしょうか?今回は、エナジードリンクのカフェイン含有量を【多い順】ランキングや、コーヒーなどと比較して紹介します。エナジードリンクのカフェインの摂取量の目安や致死量についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
エナジードリンクのカフェインの摂取量の目安は?致死量はある?
カフェインにはさまざまな効果があるものの、一方で過剰摂取は健康を害する恐れがあります。また、カフェインの過剰摂取によって死んでしまうこともあるとの噂もありますが、事実なのでしょうか。ここでは適切なカフェイン摂取量や致死量について紹介します。
①成人男性・女性の場合
成人男性・女性の1日当たりのカフェイン摂取量の目安は以下の通りです。
・成人男性:400mg未満/エナジードリンク8本分
・成人女性:400mg未満/エナジードリンク8本分
上記のエナジードリンクは100mlあたりのカフェイン含有量を50mgと仮定しています。成人の場合は性別にかかわらず400mgが摂取量の目安となっています。エナジードリンクに含まれるカフェイン含有量は製品によって変わるので、よく飲むエナジードリンクの成分表示も確認してみましょう。
②妊娠中・授乳中や幼児の場合
妊娠中・授乳中や幼児の場合の1日当たりのカフェイン摂取量の目安は以下の通りです。
・妊娠中:200mg未満/エナジードリンク4本分
・授乳中:200mg未満/エナジードリンク4本分
・幼児:45mg未満/エナジードリンク1本以下
成人女性でも、妊娠中や授乳中の場合はカフェインの摂取量を控える必要があります。また、幼児の場合も脳の発達などに影響を及ぼす可能性があることから、大人よりも少ない摂取量の目安となっています。カフェインの成分はチョコレートなどの食品に含まれているので、カフェインレス商品なども代用しつつ、摂り過ぎないよう注意しましょう。(※1)
ちなみにカフェインの致死量は?
カフェインの致死量には個人差がありますが、一般的に短時間で3000mg~10000mgのカフェインを摂取すると死に至るといわれています。これはモンスターエナジーを21~70本、短時間で飲む計算になります。
さらに、カフェインは中毒のリスクも注意が必要です。一般的に短時間で200mgのカフェインを摂取すると中毒になるリスクが高まるといわれています。1本あたり142mgのカフェインが含まれているモンスターエナジーは、短時間で2本飲むと中毒になってしまう計算です。
カフェイン中毒に陥ると、悪寒や身体の痺れなどの症状がでるほか、カフェインを摂取しないと不安になるなどの精神的な症状が現れることがあります。カフェインには様々な効果があるものの、依存し過ぎは危険なので、エナジードリンクも適度な量に留めることを守りましょう。
朋実
管理栄養士
頭痛がするなど、中毒症状まではいかなくても症状がでるときもあるので自分にあった量を見極めて下さい。
エナジードリンクはカフェインの摂取量に注意しよう
エナジードリンクやカフェインをはじめとするいろいろな成分が含まれたドリンクで、疲労回復や集中力アップに役立ちます。しかし、カフェインは取りすぎると中毒のリスクがあり、短時間に過剰に摂取するのは命にもかかわります。カフェインの適切な摂取量を知り、エナジードリンクも適度な量を守って取り入れるようにして下さい。