ラムネの食べ過ぎはNG?糖尿病や太る危険性も?1日何粒が適量かも紹介!
【管理栄養士監修】ラムネの食べ過ぎに注意すべき理由を知っていますか?病気になる可能性もあります。今回は、ラムネを食べ過ぎる〈糖尿病・太る・下痢〉などデメリットや、食べ過ぎにならない適量は1日何粒までかなど紹介します。ラムネを適量食べた場合の効果・メリットも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ラムネを食べる際に、適量を把握しておくことが重要です。ラムネは、1日に何粒までなら食べ過ぎにならないのでしょうか。ここでは、ラムネの食べ過ぎにならない適量について、森永が販売するラムネの例を挙げて紹介します。
1回あたりラムネ10粒、1日森永ラムネ1本ほどがおすすめ
森永のラムネの場合は、1回につき10粒、1日あたり1本程度の量が適量と言われています。森永のラムネ1粒あたりの糖質量は0.6gで10粒食べると6gとなり、これは人の体が1時間で消費するブドウ糖の量に相当します。そのため、1回に10粒のラムネを食べると、1時間ほどで消費することが可能です。
子供がラムネを食べる場合は、1日につき2歳児までは7~8粒、3~5歳児は10粒ほどを目安としてください。子供がこれ以上のラムネを食べると、下痢や腹痛などの症状を発症する場合があるので、注意してください。
平島さゆり
管理栄養士
ブドウ糖の甘みに慣れると中毒化することもあります>_<基本はお食事、ご飯から糖分を摂ることが大切です。もし、ラムネ等のお菓子から糖分を摂った時は、その日は甘いものを食べないようにするとか、数日開ける等、甘い物の休肝日を作りましょうね♪お酒と一緒ですね^ ^
平島さゆり
管理栄養士
単糖類であるブドウ糖の甘みに慣れてしまうと、ご飯の優しい甘みや素材の甘みを感じにくくなることも懸念されます。実際、甘みに慣れてしまった事で、ご飯がまずく感じたり、何でも濃い味にされる患者さんも多くおられました。習慣化ではなく時々のお楽しみにされることをお勧めします♪
中々食べるのをやめられない場合の対処法
ラムネを食べるのをなかなかやめられない場合は、以下の3つの方法を試してみてください。
・ラムネを目の届かない場所に置く
・食べる時間を決める
・時間をかけてゆっくり味わう
勉強の合間などに机の上にラムネを置いておくと、無意識にお菓子を口に入れる感覚で食べ過ぎてしまうことがあります。ラムネを目の届かない場所に置いてあらかじめラムネを食べる時間を決めておくと、食べ過ぎを防ぐことが可能です。さらに、時間をかけてラムネを食べると満腹中枢が刺激されて、少量でも満腹感を得られやすくなります。
ラムネを適量食べた場合の効果は?
甘くて美味しいお菓子であるラムネを食べ過ぎると体に害を及ぼす恐れがありますが、適量を食べるとどのような効能が得られるのでしょうか。ラムネを食べることで期待できる効果について、解説します。
①集中力・やる気が上がる
ラムネを適量食べると、集中力ややる気が高まります。ラムネに含まれるブドウ糖は、唯一の脳のエネルギーの補給源となる成分です。ラムネを食べることで脳の働きが活性化されて、勉強やデスクワークにおける集中力ややる気を高める効果が期待できます。
また、脳のブドウ糖が足りなくなると眠気が強まるとも言われています。勉強や仕事の合間に眠気を感じたら、ブドウ糖が含まれるラムネを食べると眠気覚ましの効果も見込めるでしょう。
②記憶力が上がる
ラムネを食べることで脳のエネルギー源であるブドウ糖を摂取すると、記憶力の向上が期待できます。ラットを対象にした動物実験によると、長期記憶に必要な固定化と呼ばれる記憶を留める過程において、ブドウ糖が役に立つことが証明されています。勉強の合間にラムネを適量食べると、勉強の効率が上がるでしょう。
ラムネの食べ過ぎに注意しつつ食べよう
ほのかな甘みが美味しいラムネは、幅広い世代に人気のあるお菓子です。ラムネはお菓子として楽しむほか、脳の活動に欠かせない貴重なエネルギー源として活用することもできるため、勉強や仕事中に食べるのもおすすめです。ただし、ラムネを食べ過ぎると副作用を引き起こす恐れがあります。ラムネの食べ過ぎに注意して、適量を美味しくいただきましょう。