ラムネの食べ過ぎはNG?糖尿病や太る危険性も?1日何粒が適量かも紹介!
【管理栄養士監修】ラムネの食べ過ぎに注意すべき理由を知っていますか?病気になる可能性もあります。今回は、ラムネを食べ過ぎる〈糖尿病・太る・下痢〉などデメリットや、食べ過ぎにならない適量は1日何粒までかなど紹介します。ラムネを適量食べた場合の効果・メリットも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ラムネは食べ過ぎに注意?体に悪い?
ラムネは子供から大人まで人気のあるお菓子で、勉強の合間やおやつとしてよく食べられています。ラムネの食べ過ぎは体に悪いといった説がありますが、これは本当なのでしょうか。ここでは、ラムネの食べ過ぎによる健康へのデメリットや、ラムネを適量を食べたときの効果などを紹介します。(※1)
ラムネを食べ過ぎるデメリットは?病気になる?
ラムネはほどよい甘みが美味しいお菓子のため、つい食べ過ぎてしまう人も多いでしょう。ラムネを食べ過ぎると、病気になるなどのデメリットはあるのでしょうか。ここでは、ラムネを食べ過ぎると起こる可能性がある4つのデメリットを紹介します。
①糖尿病
ラムネを食べ過ぎると、糖尿病になる恐れがあります。これは、ラムネの成分に含まれるブドウ糖や砂糖を大量に摂り過ぎることで、血糖値が急激に上昇するためです。砂糖などを摂取して血糖値が上がると、血糖値を下げる働きがあるインスリンが分泌されます。その結果、血糖値が過剰に上がってインスリンの作用が鈍くなると、糖尿病を引き起こします。(※2、3)
平島さゆり
管理栄養士
糖尿病の方でインスリン接種されている方は、低血糖に備えてブドウ糖を携帯されています。不携帯時に低血糖症状が現れたら、飴玉よりも吸収の早いジュースをお勧めします。ブドウ糖を含むラムネ携帯は、アリかもしれません^ ^
②太る
カロリー | 糖質 | 1日のカロリー摂取量に占める割合 | |
ラムネ(1本:29g) | 108kcal | 26.2g | 5% |
ラムネ(1粒:0.7g) | 3kcal | 0.6g | 0% |
ラムネはカロリーが低いお菓子ですが、食べ過ぎるとカロリーや糖質の摂り過ぎとなって太る可能性があります。ラムネを購入する際は、メーカーによって、砂糖やブドウ糖を使っているため、用途に応じて使い分けるのもいいかもしれません。ブドウ糖を摂取するとすぐにエネルギーとして変換されやすいため、少量でも満腹感が得られやすくなります。(※4)
③下痢・腹痛
ラムネを食べ過ぎると、甘味料の一種である還元パラチノースと呼ばれる成分によって下痢や腹痛を発症することがあります。還元パラチノースは人の消化酵素で消化されにくい成分のため、大量に摂取すると下痢や腹痛などの症状を引き起こす恐れがあります。
また、キシリトールが配合されたラムネを食べる際も、注意が必要です。キシリトールは腸内で水分を取り込んで便を柔らかくする作用があるため、過剰に摂取すると下痢や腹痛を発症する場合があります。(※5、6)
平島さゆり
管理栄養士
還元パラチノースはフルクトース不耐症の方はご注意ください!また、人工甘味料の中には発癌性を疑うものもありますので、日常的にお召し上がりの方は、裏の表示を見て人工甘味料を確認し安全な食材を使ってあるものをお勧めします!
④胃痛・気持ち悪い
ラムネを食べ過ぎると、胃痛や気持ち悪さを感じる場合があります。これは、ラムネに含まれる砂糖やブドウ糖を過剰に摂取すると、腸内で悪玉菌が増加してガスが発生するためです。その結果、お腹が張ったり胃が痛くなるなどの症状が現れる可能性があります。
(*ラムネを摂りすぎた時のデメリットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)