レンコンアレルギーはある?かゆみ・じんましん症状の原因は?

レンコンアレルギーは存在するのでしょうか?食べると<じんましん・舌が痺れる>などの症状が現れる原因が気になりますよね。今回は、レンコンでアレルギー症状が起こる<食物&口腔アレルギー・仮性アレルゲン・タンニン>などの原因を紹介します。レンコンアレルギーの疑いがある場合の対処方法や、赤ちゃんに与えても大丈夫なのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. レンコンアレルギーは存在する?
  2. レンコンによるアレルギー症状と原因は?
  3. ①食物アレルギー・口腔アレルギー
  4. ②仮性アレルゲン
  5. ③タンニン
  6. レンコンアレルギーが疑われる場合の対処法は?
  7. ①医療機関でアレルギー検査を受ける
  8. ②症状が重い場合はすぐに医療機関へ
  9. レンコンは赤ちゃんに与えてもアレルギーの心配はない?
  10. レンコンは赤ちゃんに与えても問題はない
  11. レンコンによるアレルギー反応にはいくつか原因が考えられる

レンコンアレルギーは存在する?

煮物や天ぷらなどの幅広い料理で使われるレンコンですが、アレルギーは存在するのでしょうか。ここからはレンコンアレルギーの有無と、食物アレルギーの症状がレンコンによって現れた場合の注意点と対策を解説します。

レンコンによるアレルギー症状と原因は?

レンコンを食べるとアレルギーのような症状が出る人がいますが、レンコンによってアレルギーが起こると、どのような症状が現れるのでしょうか。ここでは、レンコンが原因で考えられるアレルギー症状と原因について3つ解説します。

①食物アレルギー・口腔アレルギー

レンコンを食べるとアレルギー反応が起こり、以下のような症状が現れる恐れがあります。

・かゆみ、湿疹
・鼻水、くしゃみ
・口内の違和感

これらの症状は、体内の免疫がレンコンを異物と判断し、免疫機能が過剰に反応することで起こる食物アレルギーが原因です。食物アレルギーの症状は子供に限らず大人でも多く、かゆみやくしゃみなどが主な症状として挙げられます。

また、食物アレルギーの他に、口腔アレルギー症候群と呼ばれるものがあります。口腔アレルギー症候群は、アレルギーを起こす原因物質が口中に触れることで発症し、口腔内の腫れや喉のしびれなどが主な症状です。(※1)

②仮性アレルゲン

レンコンには、仮性アレルゲンの原因になるヒスタミンやコリンなどの物質が含まれています。仮性アレルゲンを発症すると、皮膚や体内の至る所でじんましんとなって症状が現れます。ただ、じんましんは口腔アレルギー症候群などでも起こるため、症状の原因が特定しにくい点は注意が必要です。(※2)

③タンニン

レンコンにはポリフェノールの一種であるタンニンが含まれています。タンニンは口腔内のタンパク質と結合・変性することで、渋味を感じられるようになります。この収れん作用と呼ぶ現象により、口腔アレルギー症候群のように舌がしびれることがあるので注意が必要です。(※3)

レンコンアレルギーが疑われる場合の対処法は?

レンコンは様々な原因によってアレルギー症状が疑われますが、具体的な対策はあるのでしょうか。また、レンコンを食べて複数のアレルギー症状が急に現れた場合の注意点について解説します。

①医療機関でアレルギー検査を受ける

レンコンによるアレルギーが疑われる場合は、医療機関でアレルギー検査を受けることが大切です。問診から診断に必要な検査を選定し、血液検査や皮膚プリックテストなどのアレルギー検査を行います。原因を正確に診断するため、何をどのくらい食べて何分後にどんな症状が現れたのかなどの情報を、なるべく把握しておくことが大切です。

②症状が重い場合はすぐに医療機関へ

レンコンに限らず症状が重いときの注意点として、速やかに医療機関を受診するようにしてください。症状が重い例として、急に短い時間で皮膚のかゆみや、息切れなどの症状が同時に現れるアナフィラキシーが挙げられます。

アナフィラキシーは食後30分以内に起こり、症状が落ち着くことがあります。しかし、症状が再び急に現れる恐れもあるため、自己判断せずに医療機関を受診することが重要です。(※4)

レンコンは赤ちゃんに与えてもアレルギーの心配はない?

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