妊婦・妊娠中はもずくNG?ヨウ素が危険?便秘改善などメリットも紹介!

妊婦(妊娠中)はもずくを食べても大丈夫か知っていますか?生で食べていいのでしょうか?今回は、妊婦・妊娠中にもずくを食べる際のめかぶ・ひじきにも含まれる<ヨウ素>などの懸念点や、<食べ過ぎない>などの注意点などともに紹介します。妊娠中のもずくを適量食べる<便秘改善>などの効果も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 妊婦はもずくを食べてもいいの?
  2. 妊娠中のもずくは基本的に食べても大丈夫
  3. 妊婦がもずくを食べる際の懸念点・注意点は?
  4. 妊娠中はもずくに含まれる「ヨウ素」に注意が必要
  5. ただしもずくの食べ過ぎでヨウ素の過剰摂取になるには1.5kg程度が必要になるので基本心配は不要
  6. 妊娠中のもずくは健康的な量として1日1パックを目安にしておこう
  7. 妊娠中のもずくには良い効果・栄養成分もある?
  8. ①便秘改善
  9. ②つわり軽減
  10. ③美容効果
  11. 妊婦がもずく以外にも妊娠中に気を付けるべき食べ物は?
  12. 妊婦・妊娠中のもずくのヨウ素に気をつけよう

妊婦はもずくを食べてもいいの?

栄養価が高い海藻類のもずくは、妊娠中の食事に取り入れたい食材のひとつですが注意しなければいけないこともあります。妊娠中にもずくを食べても問題がないのかを詳しく解説します。

妊娠中のもずくは基本的に食べても大丈夫

妊娠中は、つわりがあり、さっぱりとしたもずく酢を食べたくなる方も多いかもしれません。もずくを生で食べるもずく酢でも問題ないですが、生が心配な場合は天ぷらやお吸い物などにしても美味しく食べられます。もずくは妊婦にとって必要な栄養素が豊富に含まれています。また、低カロリーなので毎日の食事にも取り入れやすい食材です。

妊婦がもずくを食べる際の懸念点・注意点は?

妊娠中でももずくを食べても大丈夫であることが分かりましたが、どのような点に注意が必要なのでしょうか。もずくを食べる際の注意点やもずくの1日の摂取目安量について紹介します。

妊娠中はもずくに含まれる「ヨウ素」に注意が必要

妊娠中に注意が必要なヨウ素は、海藻類に多く含まれています。代表的な海藻類のヨウ素含有量(100gあたり)を比較してみましょう。

・昆布:230000μg
・ひじき:45000μg
・わかめ:1600μg
・めかぶ:390μg
・ところてん:240μg
・もずく:140μg

もずくは、他の海藻類に比べてヨウ素含有量が少ない傾向にあります。胎児の発育のためにも適度な量のヨウ素を摂取することは重要ですが、ヨウ素は、不足しても過剰摂取しても良くない影響があるため、バランスよく摂る必要があります。妊娠中にヨウ素を摂りすぎると、胎児の甲状腺機能低下が見られたり、妊婦自身にも甲状腺機能低下が見られる場合があるのです。(※2)

ただしもずくの食べ過ぎでヨウ素の過剰摂取になるには1.5kg程度が必要になるので基本心配は不要

ヨウ素に注意が必要な海藻類ですが、普段の食事で食べるもずくの量ではヨウ素の過剰摂取にはならないので安心して食べられます。栄養価が高い食材なので日々の食事に上手に取り入れてみてください。

妊娠中のもずくは健康的な量として1日1パックを目安にしておこう

もずくを食べることによってヨウ素の過剰摂取になる心配はありませんが、他の食材にもヨウ素は含まれているため、妊娠中のもずくは1日1パックがおすすめです。

妊娠中のもずくには良い効果・栄養成分もある?

もずくには、妊婦にとって嬉しい栄養素がたくさん含まれています。妊婦の悩みの種となりやすい便秘改善など、注目されている栄養素とともに紹介するので参考にしてみてください。

①便秘改善

さまざまな栄養素が含まれていて健康的な食事に必要なもずくですが、特に注目する栄養素は、腸内環境を整えて便秘の解消が期待できる食物繊維です。妊娠中は、ホルモンバランスの影響、運動不足、大きくなる子宮による消化器の圧迫により便秘になりやすい傾向にあります。

もずくには、フコイダンやアルギン酸と呼ばれる水溶性の食物繊維が豊富なので、便を柔らかくして腸内環境を整えてくれるなど妊婦に嬉しい働きがあります。(※3)

②つわり軽減

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