ホワイトリカーの度数はどれくらい?高い?消毒の代用に使えるの?
ホワイトリカーの度数は高いのでしょうか?40度・50度のものはあるのでしょうか?今回は、〈25度・35度〉などホワイトリカーの度数を他のアルコール類と比較して、〈梅酒・消毒〉などの活用法や代用できるのかを紹介します。ホワイトリカーの度数別のおすすめ銘柄も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
ホワイトリカーの度数はどれぐらい?高い?
出典: @ElmG_vrc
ホワイトリカーの大半は甲類焼酎に分類され、連続式蒸留と呼ばれる方法で作られています。主な原料は糖蜜で、お酒にも関わらず無味無臭なのが特徴です。ここでは、ホワイトリカーのアルコール度数がどのくらいなのかを説明します。
(*ホワイトリカーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ホワイトリカーの度数は25度・35度のものが多い
日本でホワイトリカーと認識されている甲類焼酎のアルコール度数は、25度あるいは35度のものが多いです。日本の法律では連続式蒸留された36度未満の焼酎を甲類焼酎と定義しているため、上限に近い35度のホワイトリカーが多いようです。
しかし、なかにはアルコール度数が20度以下の商品や40度もしくは50度のものもあるので、用途に合わせて使い分けるのが基本です。ホワイトリカーの多くは甲類焼酎ですが明確な定義はないため、ウォッカやテキーラなども含まれるとの説があります。
ホワイトリカーを他のアルコール類と比較すると?
お酒 | アルコール度数 |
ホワイトリカー | 35% |
ビール | 5% |
日本酒 | 15% |
ワイン | 15% |
焼酎 | 25% |
ウイスキー | 40% |
ウォッカ | 40% |
ホワイトリカーのアルコール度数は、ウイスキーやウォッカに次いで高い数値であることがわかります。その他のお酒と比べると、ビールの7倍、日本酒やワインの約2倍もの数値があります。ホワイトリカーのようなアルコール度数が高いお酒は、少量でも酔いやすいため飲み過ぎないように注意してください。
ホワイトリカーの度数を生かした活用法は?消毒の代用も可能?
アルコール度数が高いホワイトリカーは、そのまま飲む以外にも用途が幅広いことで知られています。お酒として楽しむ以外の活用法もあるので、覚えておくと便利でしょう。ここではホワイトリカーのアルコール度数を生かせる、様々な活用法を紹介します。
①梅酒などの果実酒に使う
ホワイトリカーは梅酒などの果実酒に使うのが一般的で、アルコール度数が35度のものがおすすめです。アルコール度数の高いホワイトリカーを使うことで果物が腐りにくくなるほか、発酵を防ぐ効果も期待できます。さらにホワイトリカーのアルコール度数が高いほど果物のエキスが抽出でき、より美味しく仕上がるので試してみてください。
②カクテルなど割って飲む
ホワイトリカーを以下のような割り材で割って、カクテルにして飲むのもおすすめです。
・炭酸水
・ジュース
・ホッピー
ホワイトリカーを炭酸水で割る際には、果物や果汁を加える方が美味しいです。オレンジジュースやコーラなどで割ると飲みやすくなり、ビールテイスト飲料であるホッピーとの相性も抜群です。またホワイトリカーを緑茶やウーロン茶で割ると、すっきりとした味わいになって美味しく飲むことができます。
③アルコール消毒の代用にも使える
ホワイトリカーはアルコール消毒の代用品として使えるので、以下の手順で用意するのもおすすめです。
①アルコール度数が20~30度のホワイトリカーを用意する
②ホワイトリカーを注いでシリコンチューブを繋いだ容器を、水を入れた鍋に漬ける
③チューブの中間を水を入れた容器に浸し、チューブの端をコップに入れる
④鍋を沸騰させて、ホワイトリカーからアルコール蒸気を集める
⑤チューブを通して、コップに液状化したアルコール溶液が溜まる
上記の方法でホワイトリカーを蒸留すると、アルコール度数が65~77度に上がるため消毒に使用することができます。ホワイトリカーを入れる容器は、市販のコーヒーのアルミ缶とシリコンチューブを使って作れます。ホワイトリカーを蒸留する過程で火を使うため、万が一に備えてバケツに水を汲んでおく、あるいは消火器を用意してから実践してください。