コストコのはちみつに発がん性がある?安全性は大丈夫?噂の真偽を調査!
コストコのはちみつに発がん性があると言われますが本当でしょうか?今回は、コストコのはちみつに発がん性物質が含まれると疑われた理由と噂の真偽を紹介します。コストコのはちみつの発がん性以外で否定的な噂も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
コストコのはちみつに発がん性があるって本当?安全性は大丈夫?
出典: @yumipiano_817
かわいいクマ型のボトルに入ったコストコのはちみつは、約2kgで2,000円弱と大容量であり、スーパーよりもお得に購入できるとの声もあります。純度100%にも関わらず安く手に入るコストコのはちみつですが、その発がん性が噂される真偽と、安全性は大丈夫なのかを解説します。
コストコのはちみつに発がん性は含まれていない
コストコの自社ブランドである、カークランドシグネチャーのベアハニーは純カナダ産であり、高品質なことから人気の高い商品です。しかしカナダ産やアルゼンチン産のはちみつには、除草剤であるグリホサートの検出量が高いと懸念されています。
グリホサートは輸入品の小麦や大豆に残留していることが多く、発がん性のある物質です。しかし、実際コストコで輸入しているはちみつのグリホサート含有量は、基準値である0.01ppmを超えていないので食べても大丈夫ということが分かっています。
コストコのはちみつに発がん性物質が含まれると疑われた理由は?
確かにコストコのはちみつは主にカナダ産のものを扱っていますが、発がん性物質であるグリホサートは基準値以下です。ではなぜ、コストコのはちみつに発がん性があると懸念視されたのでしょうか。ここでは、コストコのはちみつの発がん性が疑われた経緯を推察します。
①輸入ハチミツに発がん性物質「グリホサート」が基準値を超えて含まれていた
スーパーマーケットチェーン店である西友で取り扱っていたはちみつ、アルゼンチン産のGreat Value ベアハニーが0.04ppm以上(食品衛生法上の基準値0.01ppm)のグリホサートが検出され2021年に売り場から回収、顧客への返金の対応が行われました。コストコでも同じようにクマの形をしたはちみつの商品が扱われていたため、心配されたと推測されます。
以下の情報は当時、西友から発足された実際のお知らせです。
②同じ時期にコストコで商品の回収・リコールがあった
ジュベル100%オレンジジュースをお買い上げいただいた会員の皆様へ、当商品に関する重要なお知らせです。弊社が輸入販売した当商品について、規格を超える大きさの果粒を使用したことが原因で、一部のロットに容器のシール圧着不良が発生し、ジュースが発酵し容器が膨張するおそれがあることが判明しました。 弊社のおこなった検査では、該当品はいずれも食品衛生法の規格には適合しており、カビの発生は見られませんでしたが、該当するロットを回収させていただきます。
西友でベアハニーが売り場から回収された同時期にコストコでも、上記の通りオレンジジュースの回収がありました。中身の発酵による容器が膨張、カビ発生の疑いのための回収でしたが、実際にはカビの発生も見受けられませんでした。そのためコストコで扱っているはちみつを含む、その他の輸入商品の品質を疑われたのは無理もないでしょう。
コストコのはちみつで発がん性以外に否定的な噂はある?
コストコのはちみつは健康には害がないことが分かりましたが、実際にコストコではちみつを購入した人の感想を紹介します。否定的な意見もありますが、味・品質については大丈夫なのかどうかも解説します。
噂①まずい・美味しくない
コストコのはちみつは輸入品で大容量、なおかつ値段が安いため美味しくないのではという声があります。しかし実際は、はちみつ特有の香りやくせも強くなく、自然な甘さではちみつが苦手な人にも食べやすいのが特徴です。そのまま食べてもよし、ヨーグルトやトーストにかけるのもおすすめです。
純度100%のはちみつは糖化し中身が固まりやすいですが、コストコのはちみつは気温の低い冬でも結晶化しにくいので完全に固まってしまうことはありません。