どぶろくの自家製は違法?作り方を基本・法律を守る方法別に紹介!
どぶろくの作り方を知っていますか?そもそも自家製することは違法なのでしょうか?今回は、どぶろくの自家製は違法なのか・法律に違反しないで作る方法はあるのかを、〈温度・冬・ヨーグルティア・発泡・酵母・甘い〉などどぶろくの作り方のポイントや〈酒粕・米麹・イースト〉など材料とともに紹介します。どぶろくを自家製できない人向けのどぶろく風ドリンクの作り方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
・【お酒、飲酒は20 歳を過ぎてから】
・【未成年者の飲酒は法律で禁じられています】
目次
どぶろくの基本的な作り方を紹介するので、海外に住んでいる場合は参考に作ってみてください。どぶろくの材料は米麹などの海外では手に入りにくいものもありますが、簡単に作れるので、材料が揃うなら作ってみましょう。
材料
・米麹:250g
・米:450ml
・水:1.2L
・イースト菌(ドライイースト):6g
・好みでヨーグルト:大さじ1杯
作り方・手順
基本的などぶろくの作り方は、以下の通りです。
1.米をといで一晩水につける
2.水を切って2時間程度放置する
3.40分ほど蒸す
4.瓶に3を入れて水を加える
5.4の温度が60度になったら米麹とイースト菌を加えて良く混ぜる
6.ヨーグルトを好みで加えて蓋を乗せて放置する
7.1日1回程度かき混ぜる
8.4日から5日程度でざるに上げて濾す
米を蒸すときは中火程度で、じっくり蒸すようにします。また、4の段階で水の温度を測る必要があるので、水温計があると便利です。瓶に蓋をする時は酵母が発酵するときに炭酸ガスが発生し発泡し、密閉すると爆発する危険があるので、軽く乗せる程度にしておくとよいでしょう。
ガラス瓶の場合は発酵の様子が分かるため、始めて作る場合は観察しやすい透明の瓶がおすすめです。濾した酒粕は粕汁や粕漬にして使えるので、無駄なく活用してみてください。
どぶろくの作り方【ドライイーストなし】
どぶろくの作り方の中でも、ドライイーストではなく酒粕を使って作る方法を見てみましょう。ドライイーストを使って作るどぶろくよりも時間はかかりますが、簡単に作れ、本格的な味わいが楽しめます。
材料
・米:3合
・米麹:100g
・酒粕:100g
・水:3L
作り方・手順
酒粕を使ったどぶろくは、以下のようにして作ります。
1.米3合を2合分の水で炊く
2.30度程度に冷めた1に米麹を混ぜ込む
3.2を瓶の中に入れて水を入れ、酒粕を加えて全体に混ぜ込んで蓋をする
4.1日1回かき混ぜて1週間ほど様子を見る
5.2週間前後で水が透明になったら味見をしてみる
6.清潔なガーゼや手ぬぐいなどで絞って完成
どぶろくに使う瓶や布は必ず消毒した瓶を使用し、雑菌が湧かないように注意します。絞ったどぶろくは炭酸飲料が入っていたペットボトルや瓶に入れて、冷蔵庫で保存してください。発酵期間はおおよそ1週間が目安となりますが、気温によって完成する期間は左右されるため、味見しながら好みの味わいを見つけてください。
続けてどぶろくを作る場合は、最初に使った酒粕で作ることで酵母の発酵が早まり、アルコールの発生も早まります。
どぶろく風ドリンクの作り方も知っておこう
どぶろくを日本で作るのは違法でも自家製したい時には、どぶろく風のドリンクを作るのもよいでしょう。どぶろく風ドリンクは自宅にあるもので簡単に作れるので、どぶろくのような味わいのお酒が飲みたい場合にはおすすめです。
材料
・酒粕:100g
・本みりん:大さじ1
・日本酒:1~2合
作り方・手順
どぶろく風ドリンクの作り方は、以下の通りです。
1.酒粕をちぎって細かくする
2.レンジで加熱して柔らかくする
3.みりんを加えペースト状にする
4.日本酒を好みのとろみ具合になるまで加えていく
5.レンジで加熱して温めたら冷蔵庫で冷やす
この方法ならどぶろくを大量に作る必要がなく、簡単に作れるので、少しだけお酒が飲みたい場合にもおすすめです。また、酒粕の酒蔵と同じ日本酒を使って作ると、どぶろくを絞る前の味わいに近付けることができます。