南アルプスの天然水は危険?ピロリ菌・汚染で下痢に?噂の真偽を調査!
南アルプスの天然水は危険なのでしょうか?今回は、南アルプスの天然水が危険と噂される<ピロリ菌・汚染・下痢になる>などの理由を紹介します。南アルプスの天然水の徹底された安全管理についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
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南アルプスの天然水が危険って本当?
サントリーの南アルプスの天然水に保存料が添加されている、あるいはピロリ菌が含まれていて危険などの噂があります。今回は、南アルプスの天然水は危険だとの噂の真偽について、調査しました。
結論:南アルプスの天然水は危険ではない
南アルプスの天然水をはじめとするミネラルウォーターは、食品衛生法により成分規格と殺菌条件が厳格に定められています。そのため、ガイドラインの基準に基づいて製造されたミネラルウォーターのみ、販売する事ができます。つまり、厳しい安全管理基準をクリアした南アルプスの天然水は、赤ちゃんのミルクにも利用できる安全な商品です。
南アルプスの天然水が危険と言われる理由は?
出典: @shimarisuyama
南アルプスの天然水は厳重な安全管理が施されていて、安心して飲めるミネラルウォーターのはずですが、誤った噂が立っています。なぜ誤った噂が立っているのか、南アルプスの天然水の噂について説明します。
①ピロリ菌などの雑菌に汚染されているとの噂
サントリーのサポートセンターに問い合わせたところ、南アルプスの天然水は加熱殺菌をし、ピロリ菌を死滅させていると回答がありました。さらに、未開封のペットボトルであれば、中身が無菌状態であるとのことです。
サントリーが販売する飲料水は、自社グループが連携する安全性化学検査センターで、定期的な水質の科学検査が行われています。水質検査は水道法水質基準項目に加え、サントリー自社で設けた基準項目の計140項目をチェックして、安全管理をしています。南アルプスの天然水にピロリ菌が混入しているとの噂は、誤った情報でした。
②飲み過ぎれば下痢などになる可能性がある
南アルプスの天然水は軟水で、少しばかり飲み過ぎたくらいでは下痢になる可能性は低いと考えられます。マグネシウムの濃度が高い水を硬水と言いますが、硬水を多量に摂取する事で血液中のミネラル成分濃度が高くなり、体調を崩してしまう可能性があります。エビアンや、コントレックスなどの硬水のミネラルウォーターは、注意して飲むのが良いでしょう。
どの食品でも過剰摂取は体調不良となってしまうため、適度な摂取量を心がける事が大切です。南アルプスの天然水は乳児用ミルクにも使用可能な水で、胃腸が過敏な人も問題なく摂取する事ができます。
③放射線物質に対する不安
放射性物質でミネラルウォーターへの影響が考えられるものは、放射性セシウムという物質です。地下深層まで放射線セシウムが到達することはなく、地下水には影響が無いことが報告されました。
2011年の福島原発事故後、放射性物質が飲料水に与える影響を心配する声が上がった事が、この噂の背景にあると考えられます。南アルプスの天然水は放射性物質の安全検査も実施しているため、安心して水を飲むことができます。
④保存料などへの不安
南アルプスの天然水に保存料は使用されていないため、添加物への不安がある人も安心して飲水する事ができます。食品添加物と聞くと有害・危険のイメージを持っている人もいるでしょう。食品添加物は、厚生労働の基準をクリアしたものだけが使用を許可されています。
南アルプスの天然水をはじめとするミネラルウォーターは、未開封かつ常温保存で長持ちします。そのため保存料が添加されているので、危険だと噂されているとも考えられます。
⑤そもそもペットボトル自体が危険との噂
ペットボトル成分が心配される訳は、以前プラスチック燃焼時に有害物質のダイオキシンが排出されたためだと考えられます。ペットボトル素材には、ダイオキシンの発生源である塩素が含有されていないので、ダイオキシンの危険性を心配する必要はありません。
ペットボトルの主成分ポリエチレンテレフタレートの安全性は、問題がないと報告されています。また、ペットボトル製造時に、アンチモンという金属を触媒に使用しています。サントリーお客様センターに問い合わせた結果、アンチモンは日本のペットボトルで多数使用されていて、安全性は十分確認されているという事がわかりました。
南アルプスの天然水は危険ではない!安全管理の内容は?
出典: @yuria2122