南アルプスの天然水は危険?ピロリ菌・汚染で下痢に?噂の真偽を調査!
南アルプスの天然水は危険なのでしょうか?今回は、南アルプスの天然水が危険と噂される<ピロリ菌・汚染・下痢になる>などの理由を紹介します。南アルプスの天然水の徹底された安全管理についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
南アルプスの天然水はピロリ菌など、汚染の危険性がない商品であることがわかりました。ここでは、南アルプスの天然水がどのように安全管理されているのか紹介します。
①そもそもの採水地が綺麗
南アルプスの天然水は、自然が豊富な南アルプスの麓で採取されたミネラルウォーターです。山梨県南アルプスは、雄大な自然環境が評価され、2014年ユネスコエコパークに指定されました。採取地域には、花崗岩層という地層が広がっています。これが天然のろ過装置となり、降った雨雪が20年の歳月を経て、ミネラルバランスがとれた天然水となります。
②保存料が使用されていない
南アルプスの天然水は原水を沈澱・濾過・加熱殺菌以外の処理をしていない水で、ナチュラルミネラルウォーターに分類されます。ミネラル成分の調整や保存料の添加はされていないので、自然そのままの美味しさが楽しめます。
また、殺菌方法や容器の材質を工夫する事で、長期間保存を可能にしています。開栓後、保存期間が短いですが、添加物へ不安がある人も安心して飲むことができます。
③放射線検査・微生物検査・官能検査など
南アルプスの天然水は放射線セシウムの影響がない地下水を、数十メートルの深井戸から採取しています。月に一度、自社の安全科学センターで放射線物質分析の専門機器を用いて、水の放射性物質検査を行っています。サントリーのホームページによると、放射性物質は検出されていないそうです。
食品衛生法で基準が示された微生物項目のみではなく、さらに自社で検査項目を加え、微生物検査を行っています。また南アルプスの天然水は、実際にテイスティングして安全性を確かめる、官能検査をしています。この検査は、専門の官能検査員が自身の五感を使い、水のわずかな異常に気がつくようにしているそうです。
④加熱処理もされている
南アルプスの天然水は、品質に異常がないとされた原水を濾過、高温で加熱処理をします。前述したピロリ菌をはじめとする菌を死滅させ、水を無菌状態にしているそうです。その後、無菌環境でボトリングされ、外観を洗浄した後出荷しています。
ミネラルウォーターを購入する際の注意点は?
ミネラルウォーターを購入する時に、どのような点に注意すると良いのか、詳しく説明します。
・水の硬度
・天然水かRO水
・製造過程での安全性
・ミネラル成分表示
天然水の中には加熱処理をしない製品がありますが、加熱処理した水のほうが、安全性は高いと言えます。またメーカーが、安全に関する国際規格ISOを取得しているかどうかも、安全な商品であるかの判断基準になります。RO水は約0.0001ミクロン単位で濾過をし、生成される水です。少しでも菌の少ない水がよいと考える場合は、RO水を選ぶのがおすすめです。
ミネラルウォーターは、軟水・硬水と種別され、味に違いがあります。軟水は口当たりが優しく、硬水は少々苦味を感じます。また主なミネラル成分は4つですが、美容・健康効果を期待する人は、シリカやバナジウムを含む物を購入するとよいでしょう。
(*買ってはいけないミネラルウォーターの特徴について詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。)
南アルプスの天然水は危険ではない
南アルプスの天然水は、食品衛生法や国際安全規格の基準をクリアした安全管理体制のもとで作られています。安心して飲めるミネラルウォーターなので、水分補給に南アルプスの天然水を購入してみてください。