冷凍食品が体に悪いとされる理由は?購入時と活用法の注意点を紹介!
冷凍食品は体に悪いと良く言われますが本当でしょうか?今回は、<添加物>など冷凍食品が体に悪いと言われている原因・デメリットや、冷凍食品を購入する際に気をつけるべきことを体に悪い商品ランキングTOP3とともに紹介します。冷凍食品のメリットや、無添加物で体に優しい冷凍食品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- 冷凍食品が体に悪いのは本当?毎日食べ続けると健康に悪いの?
- 冷凍食品が体に悪いと言われている理由は?デメリットは?
- ①食品添加物が多いイメージ
- ②生物と比較して栄養価が劣るイメージがある
- ③原材料に中国産のものが多い
- ④味付けが全体的に濃いめ
- ⑤冷凍食品だけでは栄養が偏りがち
- 冷凍食品を購入・使う際は何に気をつけるべき?
- ①なるべく添加物が含まれていないものを選ぶ
- ②原材料が国産と明記されている商品を選ぶ
- ③一汁三菜の献立を意識して活用する
- 冷凍食品の体に悪い商品ランキングTOP3を見てみると…
- 3位:ピッツァ&ピッツァ
- 2位:牛カルビ マヨネーズ
- 1位:大盛り 和風たらこ
- ただ冷凍食品はデメリットばかりではない!
- ①保存料を使う必要がない
- ②着色料が必要ない
- ③旬の時期の栄養・味が良い状態を保つことができる
- 冷凍食品の無添加な体に優しい商品も紹介!
- ①惣菜 おかわり 鶏の唐揚げ(320円)
- ②オーガニック ブロッコリー (158円)
- ③秋川牧園のチキンカツ(和風にんにく醤油風味)(572円)
- 冷凍食品が体に悪いかは使い方が重要
冷凍食品が体に悪いのは本当?毎日食べ続けると健康に悪いの?
冷凍食品はセブンイレブンなどのコンビニで購入できる便利な食品ですが、身体に悪いイメージを持っている人も少なくありません。業務スーパーの冷凍食品は安いので節約にも便利で、お弁当やカップラーメンと同じように、普段の食事に冷凍食品を取り入れる人も多いです。ここでは冷凍食品が身体に悪いどうかと、おすすめの冷凍食品などを紹介します。
冷凍食品が体に悪いと言われている理由は?デメリットは?
冷凍食品は体に悪いというイメージがありますが、どうして不健康だと思われているのでしょうか。ここでは、冷凍食品のデメリットについて、詳しく紹介します。
①食品添加物が多いイメージ
冷凍食品は、一般的な惣菜よりも食品添加物が多く含まれているイメージがあるがゆえに、健康に悪そうに感じてしまいます。具体的によく利用されている添加物は、以下の通りです。
・保存料
・酸化防止剤
・着色料
・発色剤
・調味料
・乳化剤
・甘味料
・香料
・増粘剤
・膨張剤
冷凍食品でよく使用されている食品添加物は、代表的なものだけでもたくさんあります。冷凍して保存する食品とはいえ、保存期間を延ばすための保存料や酸化防止剤のほか、見栄えをよくする発色剤や着色料なども多いです。ただし、これらすべての食品添加物が身体に悪いというわけではありません。
危険と言われている代表的な食品添加物には、ハムやソーセージなどの加工品の発色剤に使われている亜硝酸ナトリウムやアスパルテームと呼ばれる甘味料などがあります。お弁当によく利用されているグリシンは、塩分の過剰摂取を招く恐れがある物質です。
また、グルタミン酸ナトリウムは旨味成分として調味料の役割を果たしますが、アルツハイマー病などの発症に関わる危険性が指摘されています。お菓子によく使われるトランス脂肪酸は動脈硬化とのかかわりが懸念される脂肪分です。他にも色々な食品添加物があり、健康を害する恐れがある物質も含まれているので冷凍食品は体に悪いといわれています。(※1、2)
②生物と比較して栄養価が劣るイメージがある
ほかにも冷凍食品は新鮮な生鮮食品よりも、栄養価が劣るイメージを持っている人が多いです。特にカット野菜やむき野菜などの便利な冷凍野菜は、新鮮な生ものの野菜と比較すると栄養価が低いと考えられています。しかし、実際に冷凍野菜と新鮮な野菜を比較すると栄養価はそのままで、違いは見られません。
茹でてから冷凍している野菜は、茹でる過程で一部の栄養素が溶け出し、少なくなります。しかし、生野菜を茹でても同じ現象が起きるので、やはり冷凍野菜と生野菜では栄養価に差はないと考えられます。
ただし、冷凍野菜には中国産の野菜をはじめとする海外産の野菜が使われることが多く、安全性を問われます。海外から輸入された野菜は、残留農薬の問題などがあるために、安全性を疑問視する声が少なくありません。中国産の野菜については、次の見出しでより詳しく紹介します。
(*冷凍野菜の栄養価について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③原材料に中国産のものが多い
冷凍食品に使われている原材料には、中国産の野菜が多いところもデメリットで、冷凍食品が体に悪いと考える理由のひとつになっています。実際に中国産のほうれん草から、基準値の6倍近い農薬が検知されたことや、ひき肉に段ボールが混ざっていたなど、衝撃的なニュースを覚えている人も多いです。
中国産の冷凍食品で、日本人が食中毒を起こしたという事件もあり、中国産の冷凍食品はいまだに信頼性が低いと言わざるを得ません。近年では食品メーカーが独自の調査を行うなど、対策を強化したので、安全性も高まっていますが、消費者の中国産の冷凍食品に対する不信感はまだまだ高いようです。
④味付けが全体的に濃いめ
ほかにも、冷凍食品は味付けが全体的に濃い目なところがデメリットになっています。人気のからあげなどは衣にしっかり味がついているのでソースや塩をつける必要がありません。濃い目の味付けは食べていても満足感が高く美味しいですが、塩分の過剰摂取などに繋がります。
結果的に高血圧のリスクが高まるなど、健康に悪影響を及ぼす場合があるので、冷凍食品が身体に悪いと考えられています。(※3)
⑤冷凍食品だけでは栄養が偏りがち
近年は冷凍食品の種類が増えてきて、色々なおかずが手軽に購入できます。主食や主菜、副菜になる野菜などをうまく取り入れれば、献立のすべてを冷凍食品で賄うこともできます。
しかし、冷凍食品の大半は揚げ物やパスタなどの麺類、ご飯ものなどのメニューで、栄養が偏りやすいです。毎日食べ続けると、肉類や炭水化物が中心の食生活になってしまう恐れもあります。
冷凍食品の中には、カット野菜や冷凍の果物などもありますが、栄養のバランスよく取り入れるには工夫も必要です。冷凍食品だけで生活すると、お腹いっぱい食べることができても次第に栄養のバランスが悪くなり体調を崩したり、肥満や栄養失調など健康を害する恐れがあるので注意しましょう。
冷凍食品を購入・使う際は何に気をつけるべき?
冷凍食品は長期間冷凍保存ができ、食べたい時に簡単に温めるだけで食べられるので便利ですが、デメリットもあるので取り入れ方に注意が必要です。ここでは、冷凍食品を購入したり、使ったりするときに気を付けるポイントを紹介します。