ヤマザキクリームパンは買ってはいけないって本当?理由は?
ヤマザキクリームパンを買ってはいけないのは本当でしょうか?今回は、ヤマザキクリームパンを買ってはいけないとされる理由を紹介します。ヤマザキクリームパンが不安な場合におすすめのパンも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- ヤマザキクリームパンを買ってはいけないって本当?体に悪い?
- ヤマザキクリームパンを買ってはいけないとされる理由①トランス脂肪酸
- トランス脂肪酸は不飽和脂肪酸の一種
- トランス脂肪酸による体への悪影響
- トランス脂肪酸の安全な摂取量
- トランス脂肪酸に対する国内外の対応
- ヤマザキクリームパンを買ってはいけないとされる理由②臭素酸カリウム
- 臭素酸カリウムとは食品添加物の一種
- 臭素酸カリウムによる体へに悪影響
- ヤマザキクリームパンに臭素酸カリウムは含まれない
- トランス脂肪酸や添加物の少ないパンの種類・選び方は?
- トランス脂肪酸の少ないパンの種類・選び方
- 食品添加物の少ないパンの種類・選び方
- ヤマザキクリームパンを極端に恐れる必要はない
ヤマザキクリームパンを買ってはいけないって本当?体に悪い?
コンビニやスーパーでは、ヤマザキクリームパンはおなじみの存在です。値段が安く手頃なサイズなので、食事やおやつとして人気があります。しかし、ヤマザキクリームパンは体に悪いので、買ってはいけないといわれています。なぜ体に悪いのでしょうか。ここでは、ヤマザキクリームパンを買ってはいけない理由を詳しく説明します。
ヤマザキクリームパンを買ってはいけないとされる理由①トランス脂肪酸
ヤマザキクリームパンを買ってはいけないとされる理由のひとつは、トランス脂肪酸が含まれているからです。ここでは、トランス脂肪酸について解説します。
トランス脂肪酸は不飽和脂肪酸の一種
脂肪酸には、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2種類があり、トランス脂肪酸は不飽和脂肪酸の一種です。ただ不飽和脂肪酸は、いわゆる悪玉コレステロールを減らす作用がありますが、トランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増やす飽和脂肪酸に近い作用があります。
そしてトランス脂肪酸は、油脂を加工・精製する際にできるため、油脂が使われているヤマザキクリームパンにもトランス脂肪酸が含まれています。
トランス脂肪酸による体への悪影響
トランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増やすと紹介しましたが、悪玉コレステロールが増えると血管トラブルを招き、動脈硬化を引き起こす原因になります。その結果として、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まる恐れがあるのです。そのため、トランス脂肪酸の過剰な摂取が、体に悪影響を及ぼすことにつながると考えられています。
トランス脂肪酸の安全な摂取量
生活習慣病の予防のための国際会合で、トランス脂肪酸の摂取量は、総エネルギー摂取量に対して1%よりも低くおさえるように勧告されています。日本人が1日に摂取するエネルギー量は平均で約1,900kcalなので、1%に換算するとトランス脂肪酸の摂取量は約2g以下におさえるのが安全と言えます。
トランス脂肪酸に対する国内外の対応
トランス脂肪酸に関する対応は、国内と外国では違いがあります。日本人は元々脂質を摂取する量が少なく、食品からトランス脂肪酸を摂取する1人1日当たりの平均値は、0.92~0.96gと推定されると農林水産省が発表しています。これは総エネルギー摂取量の0.44~0.47%で1%以下です。そのため国内ではトランス脂肪酸の含有量の表示義務などはありません。
一方、脂質を摂取する量が日本より多い外国では、食品に含まれるトランス脂肪酸の含有濃度の表示義務を課すなどの対応がとられている国もあります。
ヤマザキクリームパンを買ってはいけないとされる理由②臭素酸カリウム
ヤマザキクリームパンを買ってはいけないとされるもうひとつの理由が、ヤマザキのパンには臭素酸カリウムが使用されているからです。ここでは、臭素酸カリウムについて説明します。
臭素酸カリウムとは食品添加物の一種
臭素酸カリウムはパン生地改良剤や小麦粉処理剤と呼ばれている食品添加物の一種です。臭素酸カリウムをパンを焼く際に添加することで、小麦粉のたんぱく質に作用して、膨らみ方や食感がよくなる効果が生まれるといわれています。
食品衛生法では臭素酸カリウムの使用基準が定められており、パンのみに使用できるとされています。そしてパンの完成前に、分解または除去する必要があり、パンの中に残っていないことも条件です。ただ添加されていることを表示する必要はありません。