毎日ビールを飲むとどうなる?1本でも体に悪い・やばい?1日の適量も紹介!
ビールは毎日飲むとどうなるのでしょうか?1日1本はやばいのでしょうか?今回は、ビールを毎日飲むとどうなるのかを〈太る・依存症〉など体・健康に悪いとされている理由や、〈1本・2本・3本〉など毎日飲む時の1日の適量を紹介します。ビールを毎日飲むのをやめられない場合の対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
・【お酒、飲酒は20 歳を過ぎてから】
・【未成年者の飲酒は法律で禁じられています】
目次
ビールは毎日飲むとどうなる?やばい?体・健康に悪いって本当?
お風呂上がりのビールは最高ですが、毎日飲み続けるとどうなるのでしょうか。体や健康面が心配です。今回は、ビールを毎日飲むとどうなるのか、体や健康面への影響について説明します。
ビールは1日の適量を超えて毎日飲み続けるのは体・健康に悪い
1日の適量を超えて飲酒することは、体や健康にとても悪いと考えられています。ビールを含むアルコールを楽しむことについては、ストレス軽減に良いと言われています。しかし適量を超えてしまうと、大きな病気などにつながる恐れもあり危険です。
ビールを毎日飲むと体・健康に悪いとされている理由は?太る?
ビールを毎日飲むことで体や健康に悪い影響を与えますが、そもそもなぜ悪いとされているのでしょうか。ここでは、ビールを毎日飲酒することによって体や健康に悪いと言われる代表的な理由を3つに分けて説明します。
①太る
ビールを毎日飲むことで、健康に悪いとされている理由の1つ目は太ることです。これは飲酒により食欲増進され、おつまみを食べ過ぎてしまうことから起こります。アルコールには食欲増進させる作用がありますが、中でもビールを飲むことは胃を刺激するホルモンが分泌し、それにより胃酸が多く分泌され、食欲増進につながってしまいます。
食べ過ぎることにより、エネルギーが過剰になります。過剰エネルギーは脂肪に変換され、体重が増えるのはもちろん、肥満によって引き起こされる病気も避けられません。
②肝臓に負担がかかる
毎日のビールの積み重ねで、肝臓に負担がかかることも体・健康に悪い理由のひとつです。アルコールの分解はほとんどが肝臓で行われており、飲酒量が増えると、分解するにも限界を超えてしまいます。フルで働いている肝臓は負担がかかってしまい、アルコール性肝炎など病気に進行する可能性が高いです。
アルコール性肝炎にまで進行すると、右上腹部に痛みを感じたり、尿の色に異常が起こったりなどの症状があります。これが進行すると肝硬変やがんを患う可能性があり、結果として命の危険にもつながります。
③アルコール依存症のリスク
ビールを含む毎日の大量な飲酒により、アルコール依存症のリスクもあります。アルコールに依存することで、体内のアルコールが抜けてしまった時には手の震え、イライラ、不眠等が起こります。飲酒によりこの症状が軽減されるため、どんどん量が増えてしまい悪循環に陥ってしまうのです。
アルコール依存症は、仕事やプライベートでも悪影響を与える可能性がありますが、それだけではありません。上記で説明したような肥満につながったり、肝臓でアルコールを分解できる許容量を超えてしまい病気につながったりと、リスクがとても高い病気です。飲酒を楽しむためにもアルコールとうまく付き合っていくことが必要です。
ビールを飲む時の1日の適量は?毎日飲むなら1本まで?
毎日のビールを飲みすぎてしまうと健康リスクが高いことが分かりましたが、1日の適量はどのくらいの量なのでしょうか。また、毎日飲むことについては問題ないのでしょうか。ここでは、国の基準であるエタノール量を使用して説明します。
1日の適量は缶ビール(500ml)1本までにする
缶ビール(500ml) | 純アルコール量 |
1本 | 20g |
2本 | 40g |
3本 | 60g |
4本 | 80g |
5本 | 100g |
6本 | 120g |
7本 | 140g |
8本 | 160g |
9本 | 180g |
10本 | 200g |
1日の適量は、缶ビールで表すと500ml1本分です。国の指標は純アルコール量20g程度と言われており、飲酒量にアルコール度数の5%を掛け、それにアルコール比重である0.8を掛けて算出します。しかし、一般的に、女性の方がアルコール分解の能力が低く、病気につながりやすいため、350mlの缶ビール1本程度に抑えることが必要です。
ビールを1リットル飲み始めた頃に理性が失われ、2リットル、3リットルと進むと酔いが回り、千鳥足になったり、意識がはっきりしなくなったりします。10本程度の5リットル飲むと、体内でアルコール分解に限界が来て、最悪死に至ることもあり得ます。