こんにゃくを食べ過ぎるデメリットは?おならや太る原因に?1日の適正量の目安など紹介!
【管理栄養士監修】こんにゃくを食べ過ぎるとどうなるか知っていますか?今回は、こんにゃくの食べ過ぎによる〈下痢・便秘・腹痛・腸閉塞〉 など悪影響・デメリットの例を原因とともに紹介します。こんにゃくの食べ過ぎになる量の目安や、食べ過ぎた場合の対処法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
カロリー | 糖質 | |
こんにゃく | 7kcal | 0.3g |
白米 | 168kcal | 36.8g |
こんにゃくは95%が水分で、残りの5%も食物繊維であるため、非常に低カロリーです。100gあたりのカロリー・糖質を白米と比較すると、こんにゃくのヘルシーさは一目瞭然でしょう。こんにゃくには糖質もほとんど含まれないため、糖質制限にもおすすめの食材です。食べ過ぎには注意が必要ですが、適度に食事に取り入れることでダイエットに役立ちます。(※4)
こんにゃくの食べ過ぎにならない適正量は?
体に良い効果がある一方で、食べ過ぎると腸閉塞などの悪影響が出る可能性のあるこんにゃくですが、どれくらいの量であれば適正なのでしょうか。ここからは、こんにゃくの適正量について紹介します。
1日200g程度
こんにゃくに含まれる食物繊維である「グルコマンナン」は、1日あたり4〜5gが摂取量の上限です。このグルコマンナンの摂取量を指標として考えた場合、こんにゃくの適正量は1日あたり200g程度となります。
グルコマンナンの過剰摂取は、下痢や便秘・腸閉塞を引き起こすだけではなく、腸内でのビタミンなどの栄養素の吸収も悪化させると言われています。1枚で200gを超える商品もあるので、使用する量に気を付けましょう。
こんにゃくを食べ過ぎた場合の対処法は?
こんにゃくを食べ過ぎた場合には、どのように対処したら良いのでしょうか。ここでは、こんにゃくを食べ過ぎた場合の対処法を紹介します。
腸閉塞の症状がでたらすぐに病院へ行く
こんにゃくの食べ過ぎで腸閉塞を起こした場合には、以下のような症状が現れます。
・お腹が張る
・腹痛
・嘔吐
・便秘
・おならが出ない
・発熱
・脱水症状
腸閉塞を放置しておくと、体内の消化物が排泄できずに溜まり続け、激しい腹痛を生じるだけでなく血流障害や意識障害を起こすことがあります。重症化すると腸に穴が開いて命の危険に晒されることもあるので、腸閉塞は疑われる場合はすぐに病院に行くようにしましょう。
こんにゃくは適度な量を食べよう
こんにゃくはダイエットに効果的な食材ですが、食べ過ぎると体に悪影響を及ぼす場合があります。こんにゃくの効能を活かすためにも、適度な量を食べるようにしましょう。