いちじくは食べ過ぎNG?下痢・腹痛の原因に?1日何個までか紹介!

【管理栄養士監修】いちじくを食べ過ぎるとどうなるか知っていますか?今回は、いちじくの食べ過ぎによる〈太る・消化不良・下痢・腹痛〉 など悪影響の例を原因とともに紹介します。いちじくの食べ過ぎにならない量は1日何個までかや、症状の防止策・対処法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 石川桃子
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神奈川県川崎市内の歯科医院で管理栄養士として勤務。歯科栄養という新たな分野を様々な方に知っていただくために活動しております。...
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神奈川県川崎市内の歯科医院で管理栄養士として勤務。歯科栄養という新たな分野を様々な方に知っていただくために活動しております。歯スティバルという歯科イベントにて講師を務めさせていただきました。分子整合栄養学を学び、予防歯科には欠かせない食事をお子様やご高齢の方と様々な方への食事・栄養指導を行なっております。

目次

  1. いちじくを食べ過ぎNG?注意が必要?
  2. いちじくを食べ過ぎNGな理由は?どうなる?
  3. ①太る
  4. ②下痢・便が水っぽくなる
  5. ③消化不良による腹痛
  6. ④嘔吐・吐き気
  7. ⑤舌・口の中がチクチクする
  8. いちじくの食べ過ぎにならない量は?1日何個まで?
  9. 1日4〜5個程度に抑える
  10. 子供・妊婦は要注意
  11. ドライいちじくは2〜3個
  12. いちじくの食べ過ぎによる症状の対処法・防止策は?
  13. ①乳製品と一緒に食べる
  14. ②消化に良い食べ物で胃を休める
  15. いちじくを適量食べた場合の効果・効能は?
  16. ①便秘解消・整腸効果
  17. ②むくみ予防
  18. ③生理トラブル・更年期障害の改善
  19. ④美容効果
  20. いちじくは適度な量を食べよう

いちじくの食べ過ぎにならない量は?1日何個まで?

いちじくは腹持ちが良くないため、食べ過ぎてしまいがちです。上記のような体調の変化を起こさないためにも、いちじくの1日に食べて良い適切な量を確認しておきましょう。

1日4〜5個程度に抑える

1日の間食の目安は200kcalなので、生のいちじくなら5個までにするようにしましょう。いちじくの他に違う物も食べたい場合は、そのカロリーも考慮して量を調節する必要があります。

子供・妊婦は要注意

妊娠中はホルモンバランスが崩れやすく免疫力も低下しているので、いちじくの成分に対して通常より過敏に反応してしまう恐れがあります。下痢による脱水やアレルギー症状を起こさないためにも、妊娠中のいちじくの摂取は少し量を控えると良いでしょう。

子供が食べる場合は、間食に当てて良いカロリーが年齢や体格によっても違ってくるので、それぞれにあった量を知っておくことも大切です。

ドライいちじくは2〜3個

生のいちじくよりカサが減り、一見少なく見えるドライいちじくですが、水分が抜けて凝縮されることで栄養価や食物繊維の量は生の状態より多いです。そのため、生のいちじく同様食べ過ぎるとお腹の調子が悪くなることがあります。 栄養価と同時にカロリー・糖質の量も増えているため、同じ量でも太りやすくなると言えます。

ドライいちじくは甘みが強く噛み応えがあり、咀嚼回が増えることで少量でも十分満足できるので、間食におすすめです。

いちじくの食べ過ぎによる症状の対処法・防止策は?

1日の摂取目安量を守っていても、その日の体調により不調が起きてしまう場合もあります。それを防ぐために、食べ方も工夫しましょう。

①乳製品と一緒に食べる

いちじくのフィシンによって起こる口腔内のチクチク感やかゆみを抑えるために加熱が良いと紹介しましたが、果物を加熱することに抵抗がある場合、乳製品と一緒に食べるのがおすすめです。牛乳やヨーグルトなどの乳製品に含まれるタンパク質を分解するためにフィシンが作用することで、舌などへの影響を緩和することができます。

②消化に良い食べ物で胃を休める

いちじくの食べ過ぎによりお腹を壊してしまったときは、消化の良い栄養のある物で胃を休めましょう。胃に負担をかけるケーキなどの甘みが強く乳脂肪分が多い物や、脂っこい物、味の濃い物は控えましょう。より消化を良くするために、調理の際は食材を小さく切って柔らかく作ると良いでしょう。

石川桃子

管理栄養士

消化を良くするためにはたくさん噛むことも大切です。よく30回噛みましょうと言われますが、食材の硬さによって様々ですので、口の中に形が残らない程度まで噛むことを目安に噛んでみましょう。

いちじくを適量食べた場合の効果・効能は?

食べ過ぎないための注意点を紹介してきましたが、いちじくは不老長寿の果物と言われているだけあり栄養豊富な食材です。女性に嬉しい効能もあるので、適量を守り取り入れてみてください。

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