グラッパの飲み方は?エスプレッソ・カクテルがおすすめ?味・量も紹介!
グラッパの飲み方を知っていますか?エスプレソと合わせるのがおすすめなのでしょうか。今回は、グラッパの飲み方を〈エスプレッソ・ソーダ割り・カクテル〉など別や、ブランデーとの違いを紹介します。〈サッシカイア・リアルト〉などグラッパのおすすめ銘柄も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
- グラッパの飲み方を知りたい…
- そもそもグラッパとはどんなお酒?ブランデーとの違いは?
- グラッパの飲み方は?カクテルやエスプレッソと一緒に飲むのがおすすめ?
- ①グラッパは食後にストレートで飲むことが多い
- ②エスプレッソと合わせた飲み方
- ③カクテルにして飲むのもおすすめ
- グラッパのカクテルとして飲み方5選!
- ①ソーダ割り
- ②カフェ・コレット
- ③グラッパ・コン・モスカ
- ④イタリアンスティンガー
- ⑤グラッパ・ティー・カクテル
- グラッパのおすすめ銘柄も知っておこう!
- ①グラッパ・ディ・サッシカイア|サシカイア( 9,592円)
- ②リアルト|イタルコラル社(3,300円)
- ③ジュリア グラッパ ディ シャルドネ|ベルタ(4,378円)
- グラッパのおすすめの飲み方を知っておこう
グラッパの飲み方を知りたい…

グラッパという名前のお酒は存在を知っていても、どんなお酒か知っていて、飲んだことがあるという人は多くありません。世界中にお酒はたくさんありますが、イタリアで親しまれているグラッパとは、どんなお酒なのでしょうか。ここでは、グラッパについて紹介します。
そもそもグラッパとはどんなお酒?ブランデーとの違いは?
グラッパとは、ワインと同じぶどうを原料にしたイタリアで作られるお酒です。EUの規制により、イタリア以外で作られたものはグラッパとは呼びません。グラッパは、ぶどうからワインを絞った後のぶどうの搾りかすを原料にした蒸留酒です。ブランデーはぶどう以外の果物も使うのに対し、グラッパはぶどうの皮や種も入ったワインの搾りかすだけで作ります。
グラッパの飲み方は?カクテルやエスプレッソと一緒に飲むのがおすすめ?

グラッパはぶどうから作られる蒸留酒で、日本ではあまりなじみがないお酒ですが、どんな飲み方をすればよいのでしょうか。ここでは、グラッパのおすすめの飲み方を紹介します。
①グラッパは食後にストレートで飲むことが多い
グラッパの本場イタリアでは、グラッパを食後酒としてストレートで飲むことが多いです。イタリアでは度数の高いお酒を食後に飲んで胃液を分泌させる習慣があるため、アルコール度数の高いグラッパを食後に飲むのが一般的です。グラッパを飲むときは、専用のグラッパグラスが使われます。
グラッパグラスの量は113mlで、少量のグラッパを食後に流し込むように味わいます。グラッパは熟成させていない若いものから、しっかり熟成させたものまであるバラエティ豊かなお酒です。原料になるぶどうの種類によっても味が変わりますが、ストレートで食後に飲む場合は、熟成した味に深みのある華やかなグラッパがおすすめです。
②エスプレッソと合わせた飲み方
グラッパはストレートで食後に飲む以外に、エスプレッソに合わせる飲み方も有名です。イタリアでよく飲まれているエスプレッソは、強い苦みが特徴で、グラッパを合わせたレゼンティンという飲み方に使います。エスプレッソに砂糖を溶かし、溶けきる前にエスプレッソを飲み干します。砂糖が残ったカップにグラッパを注ぎ、かき混ぜて飲む方法がレゼンティンです。
カップに残ったエスプレッソの香りと砂糖の甘みで、グラッパを楽しむ方法です。
③カクテルにして飲むのもおすすめ
グラッパはストレートやレゼンティンで楽しむ方法が知られていますが、カクテルに使うのもおすすめです。カクテルに使うグラッパは、お好みですが、熟成されていない若いグラッパが向いています。アルコール度数が高く、他の材料の邪魔をしない、ほど良い風味のグラッパはカクテルにするのが美味しいです。
グラッパのカクテルとして飲み方5選!
ここでは、グラッパを使ったカクテルと、その作り方や飲み方を紹介します。グラッパはなじみがないという人も、カクテルにすれば親しみやすくなります。作るのが簡単なカクテルもあるので、自宅でグラッパを楽しむ時の参考にしてください。
①ソーダ割り
【材料】
・グラッパ:30~40ml
・炭酸水:適量
・氷:適量
グラッパは簡単なソーダ割にしても美味しいです。ソーダ割りは作るのも簡単なので、手軽にグラッパのカクテルを楽しみたい人におすすめです。すっきりした炭酸の爽快感で、グラッパのワインにも似た香りや華やかさにキレも出ます。アルコール度数も低くなるので、お酒に弱い人でも飲みやすいです。
②カフェ・コレット
【材料】
・エスプレッソ:1杯
・グラッパ:少々
・砂糖:お好みで
カフェ・コレットは、コーヒーが好きな人におすすめのカクテルです。もともとエスプレッソに好きなお酒を入れて作るカクテルですが、大半はグラッパで作ります。グラッパの量はお好みで、エスプレッソの強い苦みに、砂糖の甘みとグラッパの豊潤な風味が加わります。グラッパはアルコール度数が高いので、エスプレッソほどの強い苦みがちょうど良いバランスです。
③グラッパ・コン・モスカ
【材料】
・グラッパ:適量
・焙煎したコーヒー豆:1~3粒
グラッパ・コン・モスカは、少し変わった作り方をするカクテルです。グラッパを入れたグラスにコーヒー豆を入れ、火をつけます。火が消えてグラスが冷めてからから飲むと、独特のコーヒーの香りとグラッパの風味が調和します。アルコール度数が高いので、お酒に強く、おしゃれな飲み方がしたい人におすすめです。
④イタリアンスティンガー
【材料】
・グラッパ:45ml
・ペパーミントリキュール:15ml
ブランデーで作るスティンガーのレシピで、ブランデーをグラッパに代えたものがイタリアンセティンガーです。グラッパのワインのような果実の風味にミントのすっきりした味わいがよく合います。シェークして作るので、口当たりはまろやかで、アルコールが強くても、口当たりはなめらかです。グラッパの旨味や甘み、華やかさを味わいたい時におすすめです。
⑤グラッパ・ティー・カクテル
【材料】
・グラッパ:適量
・アイスティー:適量
グラッパティーカクテルは、グラッパと、甘めの濃いアイスティーを加えて作るカクテルです。アルコール度数が低いので、お酒に弱い人でも安心して飲めます。紅茶の爽やかな苦みや香りと、グラッパのワインやブランデーとは違う果実の風味が一体となり、後味がすっきりしたカクテルに仕上がります。甘くて飲みやすい、口当たりの良いカクテルです。
グラッパのおすすめ銘柄も知っておこう!
ここでは、グラッパのおすすめの銘柄を紹介します。グラッパには有名なブランドもありますが、なじみがなくどれを選べばよいかわからないという人も多いです。おすすめの銘柄を知って、グラッパを選ぶ時の参考にしてください。
①グラッパ・ディ・サッシカイア|サシカイア( 9,592円)
高品質ワインなサッシカイアを作った樽で熟成させたグラッパで、数あるグラッパの中でも評価の高いお酒です。ワインの風味を感じる奥行きのある味わいに、バニラやスパイスのような熟成香も加わります。ロックやストレートの飲み方が向いているグラッパで、5年以上熟成しているため口当たりはなめらかで角がなく、丸みのある美味しさと余韻を楽しめます。
②リアルト|イタルコラル社(3,300円)
イタリアの老舗メーカーとして知られる、イタルコラル社のグラッパで、メルローやカベルネ、シャルドネなどのぶどうのブレンドから作られています。熟成させていないので風味は若々しく、みずみずしい果実の味わいが楽しめます。フルボディのグラッパで、軽やかでもしっかりした印象のある力強い味わいです。
③ジュリア グラッパ ディ シャルドネ|ベルタ(4,378円)
イタリア・ピエモンテ産のシャルドネを使い、オークの樽で10~12ヶ月の間熟成させた深みのあるグラッパです。上質なぶどうの風味が、熟成により華やかでトロピカルな風味のお酒に仕上がっています。アルコール度数が高くても口当たりは柔らかく、バニラ風味もあり、チョコとの相性が抜群です。
グラッパのおすすめの飲み方を知っておこう
グラッパはイタリアで作られた、ワインの搾りかすを使ったお酒です。ぶどう以外の果汁を使うこともあるブランデーとは違う、ぶどうだけで作る蒸留酒で、エスプレッソと合わせる独特の飲み方が好まれます。アルコール度数は高めですが、その深い味わいは多くの人を魅了しています。紹介したおすすめの飲み方を参考に、お好みのグラッパを味わってみてください。