ラーメンの「かんすい」は体に悪い？害・危険性がある？下痢・発癌性の真偽は？
添加物「かんすい」は体に悪いのでしょうか？ラーメン麺に含まれますが危険性があるか気になりますよね。今回は、かんすいが体に悪い・害があると言われる理由を紹介します。食べる際の注意点や「無かんすい麺」のおすすめ商品についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- かんすいは体に悪い？危険性・害はあるの？
- そもそも「かんすい」とは？どんな添加物？
- かんすいの安全性は保証されているので基本的に食べて大丈夫
- かんすいが体に悪いと言われる理由は？
- ①戦後に低品質な「かんすい」が出回っていた
- ②過去に大手の組合が「かんすい」の危険性を指摘した
- ③下痢を起こす・発がん性物質を含むなどの意見がある
- かんすいが含まれるラーメン麺を食べる際の注意点はあるの？
- かんすいの成分は茹で汁に溶け出すので過剰摂取に注意
- かんすいが不安な人には「無かんすい麺」がおすすめ！
- ①創健社 塩らーめん 102g（189円）
- ②博多中華そばとんこつ1食（324円）
- ③共栄食糧 麺の里庄八 オリーブラーメン 塩スープ（648円）
- かんすいは体に悪いわけではない
かんすいが含まれるラーメンを食べる際には、どのような点に注意すればよいのでしょうか。ここでは、かんすいが含まれるラーメンを食べる時に注意したいポイントを紹介します。
かんすいの成分は茹で汁に溶け出すので過剰摂取に注意
かんすいの成分はほとんどが茹で汁に溶け出すので、茹で汁の過剰摂取には注意が必要です。かんすいの過剰摂取による症状は以下の通りです。
・消化器系のダメージ
・胃部膨満
・浮腫
炭酸カリウムを過剰に摂取すると消化器系が損傷する恐れがあり、炭酸水素ナトリウムを摂り過ぎると胃部膨満や浮腫の原因となる可能性があると言われています。
かんすいの成分はほとんどが茹で汁に溶け出すため、麺を茹でるお湯とスープを作るお湯を別々にするなどの対策をすることで、過剰摂取を防ぐことができます。また、スープを飲み干さないようにするなどの対策も有効です。
かんすいが不安な人には「無かんすい麺」がおすすめ！
かんすいが不安でも、ラーメンを美味しく食べたい人も多いでしょう。体に悪影響を与えずに安全な物を摂りたい人は、かんすい不使用ラーメンを試すのも良いかもしれません。ここでは無かんすい麺のおすすめ商品を紹介するので、参考にしてください。
①創健社 塩らーめん 102g（189円）
麺は国産小麦の小麦粉を使用しており、素材にもこだわっています。かん水を使用せずコシと歯ごたえのある食感で、揚げ油は100％植物油を使用しています。野菜とホタテの旨みがこだわりの塩味を引き立てるので、後を引く美味しさです。
②博多中華そばとんこつ1食（324円）
添加物や着色料、化学調味料などを一切使用せずに作り上げた健康志向の商品です。スープは、ベースには国産の豚だけを使い、肉と背骨と肋骨を臭みがなくなるまで8時間煮込んでいます。自然塩を加え、こくのあるあっさりとしたとんこつ味が素材にこだわった麺とよく絡みます。
③共栄食糧 麺の里庄八 オリーブラーメン 塩スープ（648円）
さっぱり塩味と歯ごたえのあるオリーブ麺が魅力的な商品です。手延べの技で20時間以上かけて作る麺が、美味しさの秘訣です。 麺にはかんすい不使用で、小豆島特産のオリーブオイルを練りこんでいます。
かんすいは体に悪いわけではない
かんすいは、体に害はなく危険性がない安全な添加物で、安心して摂取できることが食品衛生法でも認められています。ただし、取り過ぎると体にデメリットを与える可能性も高いので、量には気を付けて摂取してください。